倉木麻衣が、'17年1月11日(水)に日本初となるVRシングル「YESTERDAY LOVE」をリリースすることが決定した。
今作は倉木の真骨頂とも言えるグルービーなアップチューン。疾走感あふれるサウンドに畳み掛けるように乗せられたフレーズの数々が印象的な一曲になっているが、この曲の世界観を表現するに当たり、特別な表現方法はないかと検討が重ねられ、VRシングルでのリリースが決定したそう。
目にも鮮やかな演出がひときわ目を引くMVは、“レーザーの魔術師”として名をはせる東市篤憲監督との夢のコラボレーションで実現。
東市監督といえば今をときめく一流アーティストのMV制作で知られ、'16年には「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」で「BEST VIDEO DIRECTOR(最も優れたミュージックビデオディレクターに授与される賞)」を受賞している。
今作では東市監督の得意とする、まばゆいレーザー演出がふんだんに生かされているばかりではなく、東市監督初となる大量の銀テープとレーザーとのコラボレーション演出も大きな見ものとなっている。
天井から円形につるされた無数の銀テープに当てられたレーザー光線は、まるでオーロラのように宙を舞い、歌う倉木を美しく照らす幻想的なシーンとなっている。
そして今回、ユーザーがこの映像の世界観をより楽しむために最先端のカメラ技術を駆使した360°MVが制作された。
360°を撮影する中で、レーザーを美しく撮影することを唯一可能にする、超高精細カメラ「idoga VR 360カメラ」を使用した4K高画質360°VRは、MVでは今までに見たことのない世界観を演出。
専用アプリ、もしくはURLを使用してスマホに映し出されたMVをオリジナルメガネ「HOMiDO《mini》」で見ると、あたかも自分がMVの世界に紛れ込んだような錯覚にさえ陥り、特別な臨場感をリアルに表現した映像世界は、まさに圧巻の一言だ。
さらに、映像の世界観を印象的に表現するに当たって倉木が初となる“姫カット”にも挑戦。黒の衣装との相性は抜群で、今までにない倉木が表現された映像作品となっているので、まずはだまされたと思ってご覧あれ。
【倉木麻衣コメント】
今回は、新しいことに挑戦できたらと、スタッフさんから360°MV撮影のお話を頂き、ご紹介いただいた東市監督さんに「YESTERDAY LOVE」の世界観を引き出し、広げていただいたミュージックビデオになります。
髪形やファッションも東市監督のご意見を伺い、姫カットしてみたら似合うんじゃないかとのことで…前髪パッツンなんて中学生以来だぞ!と思いましたが、賛否両論あるかとは思いますがトライさせていただきました(笑)。
今回いつもの撮影と違って、東市監督や、カメラマンさん、スタッフさんは別の部屋でモニターを見守っている中、隣の部屋で撮影するという、まるで自撮りをするかのような撮影スタイルで、自由に自演でき(笑)、面白かったです。
そして、東市監督の素晴らしいレーザーを駆使しての撮影で、美しいレーザーの中普段体験できない世界を体験させていただいたので、終始「キレイ!元の世界?(笑)に戻りたくないなぁ」と感動しっ放しでした。
ベストテークが撮れるまで何回も撮影は続き、ダンサーさんと全力での撮影だったので、息切れ感が最後まさにランナーズハイ的な感じで、撮影終了時は足が棒のようになってました。
出来上がりを見て‥「ワォ!これが私っ?」て“わたしの しらない わたし”がいました(笑)。素晴らしい企画を提案して下さったスタッフさんや、レーザーの世界で新しいミュージックビデオを引き出して下さった東市監督と最高の撮影チームの皆さん! 本当にありがとうございました!!
撮影後の映像を見たときはドッペンゲルガーに会っちゃったという感じで、すぐそこに自分が!(笑) そして、360°ぐるーっと見回してみるとリアル過ぎて現実との境目が…分からなくなり…夢か現実か、現実か夢か…(笑)。とにかく、口頭でお伝えするより、ぜひ一度、ご覧いただけたらうれしいです。
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