モー娘。まりあ、13期加入に向けてお手本を目指す?

2016/11/25 07:15 配信

芸能一般

モーニング娘。'16が62枚目のシングル「セクシーキャットの演説/ムキダシで向き合って/そうじゃない」を発売。コンサート前に、報道陣の取材に応じた

モーニング娘。'16が11月23日、62枚目のトリプルA面シングル「セクシーキャットの演説/ムキダシで向き合って/そうじゃない」を発売。大阪・オリックス劇場でのコンサートを前に、報道陣の取材に応じた。

新曲発売日を大阪のコンサートで迎えるのは、極めて珍しいというモーニング娘。'16。リーダー・譜久村聖が「発売当日にコンサートができ、ファンの皆さんに集まっていただけて、すごく嬉しい」と喜ぶと、大阪出身の尾形春水は「大好きな地元の大阪で、新曲発売を迎えられて本当に嬉しい」と笑顔を見せた。

「セクシーキャットの演説」では譜久村、工藤遥小田さくらが猫に扮し、色気を漂わせる。工藤は、「動物の格好をすることはなかなかないので、インパクトはかなり大なんじゃないかなと。ファンの方はもちろん、純粋な猫好きの方にも気に掛けていただけたらうれしい」と話した。

「ムキダシで向き合って」の衣装は、ピンクの上下にベージュのジャケット。ダンスが得意な石田亜佑美は、ジャケットを開くしぐさを見せて「ジャケットを使って『ムキダシダンス』。『自分を出す!』っていうダンスをしている。肩も見えるのでセクシーさを伝えられると思う。最近若い女性でジャケットを着ている方がたくさんいるので、そういう方にも一緒にムキダシダンスをしてほしい」とアピールする。

一方、工藤は今流行中の「恋ダンス」を挙げ、「その次は私たちのジャケットダンスを流行らせたい」と宣言。「ジャケットといえば郷ひろみさんですね」という報道陣の発言に、サブリーダー・生田衣梨奈は「郷ひろみさんとコラボできないかな」と希望する。また、譜久村はトレンディエンジェル・斎藤司を引き合いに出して「『斎藤さんだぞ』よりは(ジャケットを)開いていると思う」と笑いを誘った。

牧野真莉愛初のセンター曲「そうじゃない」を含め、生田は「今年風に言うと、3曲とも“神”ってるなと」と自信を見せる。その生田は、いつも歌割りが少ないと嘆いているが、「今回の3曲合わせて、歌う詞が15文字もある。いつも1文字とかなので」と自虐的に語った。

石田は「モーニング娘。といえば『LOVEマシーン』というイメージを抱いている方に、今のモーニング娘。'16は『そうじゃない』よ!と教えたい」と気合十分。譜久村は「6カ月ぶりの新曲。('16年5月に鈴木香音が卒業して以来)11人体制で出す初めてのシングルでもあるので、自信満々にむき出せる」とうなずいた。

先日、同じハロー!プロジェクトのアンジュルムが「打倒モー娘。」を掲げたことについて、サブリーダー・飯窪春菜は「私たち的には、いつでもかかってきてください!という感じ」と闘争心をむき出しに。続けて、飯窪は「私たちがハロプロで一番歴史の長いグループ。ハロー!プロジェクト(総出演)のコンサートを含め、大トリになる器を持って挑みたい」と誓った。

コンサートでは、「新世紀オーディション」として選考していた13期メンバーが決定し、全国ツアー最終日・12月12日(月)の東京・日本武道館公演でお披露目されることを、譜久村がサプライズで発表。今回は一般応募からのメンバー入りはなく、ハロプロ研修生からの加入で、人数は未公表。12期メンバーの尾形は「初めての後輩になる。13期に負けないように成長していきたい」と決意を語る。譜久村は、新メンバー発表に向け「ドキドキしていますが、皆さん楽しみにしてくださいね」とファンにメッセージを送った。

取材では、同じ12期の牧野が「ずっと待っていた。お手本にならないと」と、13期メンバーの加入を心待ちにしていた様子。野中美希は、「負けたくないという気持ちと、嬉しいという気持ちがある。私は道で電柱にぶつかるようなドジっ子なので、普段の行動から格好つけていきたい!」と心境を明かした。

この日のコンサートは2公演あり、各公演とも新曲3曲を含む全22曲を披露。各2250人のファンを沸かせた。