俳優・山崎賢人の初舞台・初主演作として’14年に上演された舞台「里見八犬伝」の再演が決定! 山崎は8人の犬士のうち主人公で名刀「村雨」をふるう剣の達人・犬塚信乃(いぬづか・しの)役。’17年春、南総館山を皮切りに全国12か所で上演する。
原作は滝沢馬琴の壮大な歴史文学。知勇に優れ、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の8つの玉に導かれた8人の勇猛果敢な犬士(剣士)たちが出会い、立ちはだかる怨霊集団を打ち滅ぼしていくという、一大アクションエンターテインメント作品だ。‘14年版と同じく、時代物の舞台作品に定評のある鈴木哲也氏が脚本を担当。映画「里見八犬伝」(’83)を世に送り出した故・深作欣二監督の長男で、自身も「里見八犬伝」を「指針にしていた作品」と語る演出家・深作健太氏が再タッグ。脚本・演出にさらに磨きをかけ、“決定版”として再演する。
山崎は、‘14年版の主人公・犬塚信乃役で初舞台にして初主演を務め、冴えた殺陣と演技の懐の深さで一躍注目を集めた。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズで知られる福田雄一監督も’14年上演のこの舞台を観劇し、ツイッターで「才能ある役者さんには、初めてだから、とか関係ないんだな」とつぶやき演技を高く評価。それが福田監督×山崎主演の映画「斉木楠雄のΨ難」(’17年公開)の実現につながった。
山崎のその後の活躍は目覚ましく、’15年上期の朝ドラ「まれ」(NHK総合ほか)でヒロインの夫となる漆職人・圭太を演じて一躍人気者の仲間入りを果たし、その後は次々とヒット作に出演。’17年には「斉木楠雄のΨ難」のほか、映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」(夏公開)、「一週間フレンズ。」(2月公開)、「氷菓」と主演作が目白押しのトップ俳優へと駆け上った。今回、俳優としての厚みを増して再び挑む犬塚信乃に期待が高まる。
今公演は、原作の故郷・千葉県館山市で’17年4月15日に開幕後、東京、大阪、高松、高知、長崎、福岡、金沢、広島、愛知、青森、5月27日に行われる仙台での最終公演まで全国12か所をめぐる大型プロジェクト。大規模なアクションスペクタクルのネオ時代劇が大都市以外で披露されるのは異例のことで、山崎の作り上げる犬塚信乃像と「里見八犬伝」の醍醐味を味わう絶好のチャンスとなっている。
‘14年公演から2年。俳優としてひと回りも、ふた回りも成長を遂げた山崎。そんな山崎の、ほかでは見られない撮り下ろしショットが楽しめる「山崎賢人2017年カレンダー」(KADOKAWA)が発売中。デスクにも置きやすい大きめ卓上タイプで、Amazon.co.jpからの購入なら限定豪華特典も。人気俳優となった山崎の“今”を留めた保存版カレンダーを手に、新たな年を迎えよう!
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