テレビ朝日系では、12月3日(土)の昼2時55分より、現職議員がクイズに挑戦するという社会派クイズ特番「緊Q国会!世界の名案」を放送する。
同番組は、日本でなかなか解決できない社会問題について、世界の国々ではどんな“名案”を用いて解決しているのかを紹介していくクイズバラエティー。
解答者として参戦するのは、民進党・玉木雄一郎衆議院議員、自民党・金子恵美衆議院議員、都議会議員の音喜多駿氏の3人で、MCは羽鳥慎一が担当。さらに、ご意見番として自民党・石破茂衆議院議員が登場し、クイズに解説を加えていく。
議員たちの解答について支持、不支持を表明するゲストとして、キャイ~ン・天野ひろゆき、眞鍋かをりも出演する。
このほど都内スタジオで収録が行われたが、番組のセットには組閣時の記念写真でおなじみの官邸の階段を思わせる“赤じゅうたん”が敷かれた階段が設置されており、一同が並んだところ、まるで“石破内閣発足!?”と見間違えそうな光景がスタジオに出現した。
玉木議員、金子議員、音喜多都議会議員の3人の若手議員たちがクイズに答えるのだが、スタジオに集まった80人の観客が1人1票、天野と眞鍋がそれぞれ10票の“投票権”を持ち、正解だと思う議員に票を入れてもらう、というシステムを導入。集まった票を、それぞれの支持率として表示していく。
自らの主張を有権者に受け入れてもらえるよう訴えられるかどうかは政治家にとって非常に重要な資質であるため、解答者の議員3人にはかなりのプレッシャーがかかる番組となっている。
そして解答の出来映えによっては、今後の選挙にも影響するかもしれず、3人は議員生命を懸ける覚悟でクイズに挑むことに。
出題されるのは、世界大学ランキングで上位を占めるアメリカの教育方法や、“住みたい街”全米No.1に選ばれたオレゴン州ポートランドでの地方活性化の方策など、日本も参考にしたい名案の数々。
一方でタイの汚職対策や渋滞対策、各国の肥満対策などビックリ仰天のアイデアもあり、スタジオが騒然となる場面も。果たして日本社会で生かせるようなヒントは見つかるのか…。
なお、収録では大物政治家である石破衆議院議員を前に、3人の若手議員が少々緊張しながらクイズに挑戦。“支持率”を得るため、自らの解答について白熱したプレゼンを展開していくが、名答、珍答が続出してしまい、予測不能な展開に…。
一方、石破議員は3人の解答について自身の見解をコメントし、博識ぶりも披露した。さらに、両手で“Q”を作る番組の決めポーズを「もしよかったら一緒にやってください」と羽鳥がお願いしたところ、照れながらポーズを決めた。普段の表情とは少し違う意外な一面をのぞかせ、スタジオを沸かせた。
石破議員の意外な素顔や、世界の仰天“名案”を見て、師も走る慌ただしい毎日にほっこりとした気持ちになろう。
収録を終え、羽鳥は「世界にはさまざまな社会問題を解決するための“名案”“珍案”があることが分かったのと同時に、それを日本にどう生かすことができるのかという提案もあり、とても参考になる番組です。私自身、大変勉強になりました!」と、満足そうに振り返る。
石破議員の印象を「何回かお仕事をご一緒させていただいたことがあり、面白い方だということは存じ上げていたのですが、今回はより柔らかい部分、くだけた一面を披露してくださって、さらに面白かったですね!
私たちのレベルまで降りてきてお話ししてくれるときもあれば、世界の名案を日本に取り入れるための具体的な道筋をも示してくださり、さらに地方創生についてはきちんと主張も語られ…素晴らしいバランス感覚の持ち主でいらっしゃるなと思いました。
番組の決めポーズも収録中に “もしよかったらやってください”と失礼ながら言ってみたところ、ニコニコやってくださって、その柔軟性が素晴らしいなと思いました。この番組で石破さんに対する見方が変わる人も多いのではないでしょうか!」と、絶賛。
そして、解答者の3人の若手議員に対して「“こんなことも知らないのか”と視聴者に思われかねないリスク、さらに“支持率”という最も気になる数字まで背負いながらクイズに答えなければならず、非常にリスキーな番組だったと思います。
でも皆さん知識も瞬発力も素晴らしく、さすが議員さんだなと思いました。若手の議員さんたちが石破さんを前にどこまで奮闘するか、ぜひお楽しみに!」とフォローしつつ、アピールした。
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