“神ってる”カープ鈴木誠也が「サヨナラ賞」年間大賞に!

2016/12/02 01:05 配信

芸能一般

トロフィーと賞金200万円が贈られた吉村裕基(写真左)、鈴木誠也(同右)

プロ野球のレギュラーシーズンを通じて、各リーグで最も劇的なサヨナラ打を放った選手に贈られる「スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」。この賞にパ・リーグから福岡ソフトバンクホークスの吉村裕基、セ・リーグから広島東洋カープの鈴木誠也が選ばれ、12月1日、両選手の表彰式が都内で行われた。

吉村裕基の選出試合は、4月17日に福岡ヤフオク!ドームで行われた東北楽天ゴールデンイーグルス戦。7対7の同点で迎えた延長12回裏、無死一塁から吉村はサヨナラ2点本塁打を放った。この試合で吉村はリードされた9回裏にも代打同点本塁打を放っており、2打席連続での劇的な本塁打。吉村は「熊本地震の直後の試合でしたので、被災された方々を少しでも勇気づけられたならうれしいです」と振り返った。

鈴木誠也の選出試合は、6月18日にマツダスタジアムで行われたオリックス・バファローズ戦。1対3とリードされて迎えた9回裏、一死走者一、三塁の場面で、鈴木は左翼席へサヨナラ逆転本塁打を放った。鈴木は前日の試合でもサヨナラ本塁打を放っており、2試合連続となる快挙。広島の緒方孝市監督が「神ってる」という流行語を生むきっかけとなった一打でもあった。鈴木は「2ストライクと追い込まれていたので、なんとか食らいついていこう、三振しないようにしようとした結果。“神ってる”という言葉は、最初の頃は“まぐれ”という意味で言われてる気がして少々嫌でした(笑)。でも、この言葉をきっかけに僕のことを知ってもらえたことも多く、感謝したいです」と語った。