竹内涼真「ラストコップ」ではキャラ崩壊!?

2016/12/07 07:00 配信

ドラマ

「ラストコップ」最終回の結末は、前代未聞の視聴者投票!?(C)NTV

土曜ドラマ「THE LAST COP/ラストコップ」(夜9:00-9:54日本テレビ系)が、12月10日(土)に最終回を迎える。唐沢寿明が主演を務める刑事アクションコメディーで、毎回ハチャメチャな展開や重力無視のアクションが話題となっていたが、最終回では生放送部分が追加される他、クライマックスのストーリーを視聴者投票で決めるという前代未聞の試みが予定されている。そんな同ドラマで、なんとも不思議な輝きを放っている人物がいる。若山省吾(竹内涼真)だ。

ストーリー序盤では亮太(窪田正孝)と同期ながら、県警本部所属というエリート刑事のはずだった。だが3話辺りから徐々にキャラクターが崩壊(?)し、9話を終えた段階では腹踊りを披露し、尻をもまれ、好意を寄せる菜々子(桜井日奈子)からは“キモ山”と呼ばれる始末。

竹内本人も「僕の役はキャラは崩壊しつつある」と語るように、連続ドラマ最終回、さらにはHuluのアナザーストーリー配信と映画公開に向け、徐々に“キモ山”が仕上がってきた。

今回はそんな彼に、最終回の見どころやドラマに関する「10の質問」をぶつけてみた。

――もしドラマ内の役柄をシャッフルできるとしたら、どの役でどんなシーンを演じたいですか?

日奈子ちゃんの役ですね。僕の役は菜々子ちゃんに好意を寄せる役だから、それ(意識)を交換してみたいかなと。僕が女の子の役を演じたらどうなんだろうということも気になりますし。菜々子ちゃんみたいなハイテンションでも、ド天然でも大丈夫。女装願望とかではないですよ! でもかわいくはなるとは思います(笑)。

――目覚めて30年たっていたら、まずは何をしますか?

Twitterの更新です。30年分をスクロールして情報を更新したいな。やっぱ(自分の)歴史を確認したいですからね。唐沢さんとも同じような話をしていたのですが、唐沢さん自信は「30年前と中身変わらないんだよね」って言ってましたよ。30年では大して中身変わらないかもしれないですね。

――人生のラストに何かできるとしたら、何をしたいですか?

なんだろう…。死んでしまう前にしたいことですよね? チーズを食べたいですね(笑)。自分の一番好きなもの食べて過ごしたい。

――今は撮影が忙しいですが、まとまった休みがあったら何をしたいですか?

最近クワガタを飼い始めたので、その繁殖をさせたいですね(笑)。繁殖期間に1、2カ月かかるんですけど、ちゃんとした虫の専門店に行って、飼育用の木とかを買い込んで繁殖させたいです。ただ、今は冬眠に入って桜が咲くころまでは土の中潜って見られなくて…。それまでは安否確認もできないので寂しい。だから休みがあったら集中してやりたいですね。

――出演者の中で、一番面白い人は?

やっぱ唐沢さんですね。口が開いたら止まらないんですよ(笑)。パッと言った一言もすごい面白いですし、逆に黙ってるときは次のこと考えてるのかな? 小日向(文世)さんもすごいいつもワクワクしながら話すのが面白いですよ。「若いっていいよねー」って休憩中たくさん話してくれるのがかわいらしくて。

――作中では熱血な男が多いですが、最近熱くなることや熱くなった瞬間はありますか?

最近は弟のしつけに凝っています。弟は今高校生で、少しグレ始めたり反抗期が始まるころなんですがいいやつに育ってほしい。だから、楽しいことではないですけど熱くなっていますね。

――ドラマ内で京極はいろいろ変身していますが、変身願望はありますか?

ヒーローものがやりたくてこの世界に入ったようなものなんですが、実際に仮面ライダ―やらせていただいて、いい経験でした。僕にとっては若山もある意味変身ですよ。だんだんキャラクターが崩壊してますけど…(笑)。見ている方に、「かわいい!」って思っていただければいいんですけどね。

――お気に入りのシーンはありますか?

僕は3話放送のバーベキューのシーンですね。もっちゃんに協力してもらいながら菜々子ちゃんを落とそうとしていたんですが、すごい気持ち悪いっていう(笑)。あとはいろいろな人にお尻をわしづかみにされています。

――ドラマを通して成長した部分はありますか?

現場での対応力。台本を読んで、自分でこうだと決めていても現場で実際に演じるとまた違うんです。特に「ラストコップ」は、唐沢さんのアドリブであったり、その場で生まれることが多くて。だから柔軟性を意識するようにしていますね。その部分は、現場に入る前と今では変わったことだと思います。

――ドラマから映画にかけての見どころは?

同期の絆に注目してください。もっちゃんと僕の絆が切なくいい感じになっているのかなと。僕の役がどんどん崩壊しているので、その崩壊具合もお楽しみに(笑)。