――田名部さんの志村けん、楽しみにしています(笑)。ここまで曲全体のことを話していただきましたが、改めてセンターに立った感想を伺ってもいいですか?
田名部:(センターの立ち位置番号の)0番に立つというのは不思議な感じでしたね。畏れ多くてちょっとずれちゃったり、少し後ずさりしていたり(笑)。緊張しましたけど、私の背中を押してくれる後輩がいたので、最後には“私がセンターだ!”くらいの感じでできて楽しかったです。
――そんな先輩の姿を見て、いかがでしたか?
福岡: どれほどのプレッシャーなんだろうって思っていたんですけど、楽しくできていたと聞いて安心しました。大先輩なのに同じテンションで一緒に作品を作ることができてうれしかったです。
――同じチームBで活動していることが今回のユニットにも生きてきたんでしょうか。
田名部:このじゃんけんユニットにせいちゃんと野澤玲奈ちゃんがいるのがすごく心強かった。
福岡:えー!?うれしい!
田名部:ずっと愛を注いでいる後輩なので、こうやって一緒にシングルを出せることがうれしいですし、せいちゃんとノザ(野澤)がいるから大丈夫という安心感もあって、本当に良かったです。
――普段はどんなお話をしているんですか?
田名部:なんか一方的に私がせいちゃんのことを孫のようにかわいがっている感じ?(笑)。頑張っている姿を見るといちいち感情移入しちゃうんです。こないだは“トランペットとピアノを一緒に演奏するなんて、せいちゃんにしかできないよ!”って思いながら、テレビの前で泣きそうになりました(笑)。せいちゃんには感動させられることが多いですね。
――またおばあちゃんが出てきましたね(笑)。もう12月ですが、’16年でじゃんけん大会以外に印象的な出来事などはありましたか?
田名部:じゃんけん大会までは波乱の1年でしたね。夏に肩をケガしてお仕事ができなくなってしまって、ファンの方に悲しい思いをさせてしまったんですけど、最終的にはじゃんけん大会で今年1年の恩返しができたかなと思っています。これを機にどんどん自分を知ってもらいたいし、これからのAKB48にとって「こういうのもありなんだ」というようなユニットにしていければ、と思っています。
福岡:私は「センターに立ちたい」って言ってから、本当にセンターに立たせてもらう機会が増えました。公演のユニットのアンダー、チームB公演で披露した「翼はいらない」、圏外コンサート(9月の「来年こそランクインするぞ決起集会」)、「ハイテンション」のカップリング曲「抑えきれない衝動」。だから、“有言実行”の1年だったんじゃないかと思います。
――では、最後にそんな上り調子のお二人に、’17年の抱負をお聞きしたいと思います。
田名部:酔っ払いキャラが定着しつつありますが、もうちょっとスタイリッシュで格好良い姿をお見せしたいです(笑)。ただの“のんべえ”キャラじゃないぞ、と。お酒は飲んでいますけど、体形維持には気を遣っていますから。
福岡:私は“目指せ選抜!”ですね。同期が出る音楽番組にアンダーとして一緒に出演させていただいたときに「こうやって隣に並びたい」と思ったので、アンダーじゃなくて自分のポジションに立ってテレビに出られたらいいなと思います。
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