――それは良かったというか、うらやましい限りです(笑)。割と、安定したフリーランスの2年を過ごすことができたたわけですね。
「本当におかげさまで、ほぼ毎週のように何かしらイベントの出演があったので、毎日その準備に追われながら、合間合間に音を探して曲作りをしていました。ゼロから始めた分分からないことが多くて逆に時間が足りないくらいだったんですが、私の目指すところが“死ぬまで”好きな音楽を続けたいという長いスパンなので、焦らずゆっくりやっていけばいいかなと(笑)」
――逆に、それだけ休みがないのも大変だったんじゃないですか?
「体力的にきつかった期間もあるけど、別に休みたいとも思っていなかったから、ツラくはなかったです。イベントの準備の合間に音楽を探している時間も、楽しいというか、ありがたい時間ではあったので」
――ひとりで活動をやってきて、やりがいを感じた瞬間はどんなときですか?
「たくさんあります! ひとりになってまだ間もないころなんですけど、DJとしてノイズ系だったりインダストリアル系だったり、実験的にとにかく好きな音楽を流していて、『こういうことをやっていたら誰もお客さんいなくなるだろうな』と思っていたんです。でも、それも覚悟したうえで『私はこれがいいんだ!』と思っていて。それでもずっと見に来てくれるお客さんがいることはすごくうれしかったし、音楽をやっている人にほめてもらえたり、私が好きだった方に別のイベントに呼んでもらえたりしたときは、やっていて良かったなって感じましたね」
――もし差し支えなければ、その好きだった方を教えていただきたいです。
「DOMMUNE(ドミューン)の宇川直宏さんです。ネットの音楽配信番組なんですけど2015年11月かな? 通常2時間枠のところを『5時間やってみない?』と誘っていただいて。そこがまたものすごい磁場の発生源で、実際に私のターニングポイントになったと言ってもいいくらい、いろんなことが変わるきっかけになった日でした」
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