12月22日(木)に最終話を迎える、米倉涼子主演の大ヒットドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)に、スペシャルゲストとして'16年下半期に話題をさらったピコ太郎のプロデューサー・古坂大魔王が出演することが分かった。
古坂が演じる人物は、フリーランス天才外科医・大門未知子(米倉)と、「神原名医紹介所」の所長・神原晶(岸部一徳)の前に突如出現。ある騒ぎを巻き起こす。
古坂のキャスティングはスタッフの熱望で実現したんだそう。「『ドクターX』は時事ネタを取り入れることで視聴者に喜んでもらうことが多く、最後まで楽しんでいただくために、私自身もファンであるピコ太郎を産んだ古坂さんの出演をお願いしました。
今回はグローバルな『ドクターX』でしたので、世界で活躍する方を最後のゲストに、と(笑)」と内山聖子ゼネラルプロデューサーは起用理由を明かした。
内山GPらスタッフの思いを受け止めた古坂は、多忙なスケジュールを縫って14年ぶりとなる連続ドラマ出演を果たすことに。いったい、古坂演じる人物は何者で、どんなシーンに登場するのか…全ては12月22日の最終話で明らかになる。
そしてこのたび、古坂のギャラを請求しがてら(!?)、ピコ太郎が「ドクターX」の撮影現場を訪問。あの名曲「ペンパイナッポーアッポーペン」(PPAP)に乗せ、踊りながら登場したかと思うと、トレードマークであるヒョウ柄の風呂敷に包んだメロンと、古坂のギャラ=パイナップル1個+アップル3個の請求書を米倉と岸部に提出し、スタジオの笑いを誘った。
「PPAP」といえば、「ドクターX」第6話で蛭間院長役の西田敏行がペンとメロンを前にパロディーを披露したことでも話題を呼んでいた。
もちろん、ピコ太郎もそのシーンを見たそうで「あれを見てもう、私、興奮で震え過ぎて…ゆっくり震えました!」と、ピコ太郎節全開で喜びを表現。さらに、「今日はせっかく来たので、『PPAP』の正式な踊り方を伝授したいと思います!」と、米倉と岸部に指南を申し出た。
米倉と岸部が大喜びする中、ピコ太郎は長年バレエをやっていた米倉に「バレエの概念は全部捨ててください!」と言い、振り付けを事細かに指導。その結果、米倉と岸部は「大き過ぎず、小さ過ぎず、セクシー過ぎず、バイオレンス過ぎず。愛情と憎悪の中間くらいで」という、合いの手「うっ!」の言い方までも完璧にマスターした。
「ペンパイナッポーアッポーペン」がスムーズに言えず、米倉が苦戦する一幕もあったものの、最後には3人で見事に「PPAP」を歌い踊り、満面の笑みを浮かべた。
現場訪問を終えたピコ太郎は「米倉さんは、いい女ですね~! 芝居に入ったときの切り替え方、撮影合間の明るさ、細やかな気遣い…何もかもが素晴らしい女性でした。岸部さんは西田さんと並んで、私が本っ当に大好きな俳優さん。背が高くて、スタイルがよくて、優しくて、ますます大ファンになりました」と感動冷めやらぬ様子。
「米倉さんと岸部さんに挟まれて『PPAP』ができるなんて…テニスでいうところの前衛ではなく、後衛(=光栄)です! すごく感動しました!!」と、声高らかにその高揚ぶりを語った。
一方、米倉は「やるからには、私もピコ太郎さんと同じヒョウ柄の衣装と、カツラも着けて踊りたかった! トータルで完コピできなかったのが、悔しいです(笑)」と言いつつ、「『PPAP』のダンス自体、そしてトークはすごく楽しかったです。ピコ太郎さんは頭の回転がすごくいい方だなって思いました」とほほ笑んだ。
さらに、得意げな表情で「今日のことを、ピコ太郎さんのことが大好きなアメリカ人の知人に自慢します!」と話し、笑顔で次の撮影に臨んでいた。
また、ピコ太郎のプロデューサー・古坂は「スタジオに行ったら、ピコ太郎人形をいつも置いてくれてたり、楽屋に泉ピン子さんが急に来てくれて『稼げるときに稼いでおきなさいよ! おめでとう!』って言ってくださったり、本当にキャストの方もスタッフの皆さんもPPAPを好きで楽しんでやってくれてたんだと実感して感動しました。
米倉さんがドラマで見る以上にかわいくて、子供の名前を『米倉』にしたいくらいです! 本当にフルトなの?って位にフランクに接してくれてうれしかったっす!
さらに…岸部一徳さん! すぐ話し掛けてくださったり、とても気を使ってくれて優しさ満点でしたよ!
何より、ピコ太郎がPPAPやったときに物すごく真剣に楽しんでやっていただいて…あいつも喜んでます! 大好きなドクターXの世界に少しでも関われてとても光栄でした! ありがとうございました!!」と満足そうに振り返った。
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