映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」へと続く物語が描かれている、公開中のスピンオフ映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」。
反乱軍の情報将校、キャシアン・アンドー役で出演中のディエゴ・ルナは、これまでにさまざまな作品に出演すると同時に、映画監督としても活躍している。そんなディエゴならではの視点で、キャラクターや作品に込める熱い思いを語ってもらった。
――キャシアンのことを、とても素晴らしいキャラクターだと絶賛されていましたが、特に気に入っているせりふやシーンについてお聞かせください。
たくさんありますが、「反乱というのは希望の上に立っている」というせりふがとても気に入っていますし、これは多くの人々を鼓舞するもので、インスピレーションを与えるものだと思っています。
また、この世の全ての人に適応できることではないかと思っていますし、私たち人間には希望が必要であり、希望を失ってはいけないと思っています。希望があるからこそ変化も訪れるのだから。
好きなシーンは、最初に“ストームトルーパー”を撃った瞬間ですね!「この瞬間がやっと来たな」ってずっと人生で夢見ていたものがかないました!
――キャシアンには暗い過去があるように感じたのですが、映画には描かれていない過去の設定などもあったんですか?
彼はスパイということもあって、周りの人はあまり彼のことを知らないのですが、私はこの役を演じる上で、彼がどこから来てどういう人物なのかということを掘り下げる必要がありましたし、彼の全てを知る必要がありました。
何かトラウマになるような悲劇を経験していたり、何か大切なものを失っているなど、いろんなことを考え、想像しました。あと、人との間に壁を作る人なんだと思って演じました。
――これまでさまざまな役を演じられたと思いますが、この役を演じるために何かされたことがあったらお聞かせください。
肉体的にもしっかり鍛え、軍事的な訓練も受けました。キャプテン将校を演じるということもあったので、命令を受けたり、命令を遂行したり、部隊をどのように動かすのかということもあったので。戦術的なことももちろんですが、元軍人の方々からお話を聞き、正気の沙汰ではない状況で、どのように正気を保つのかということも教えていただきました。
――相棒であるK-2SOの好きなところについてお聞かせください。
好きなところは、とても強くて助けてくれるところと、誰よりも命令を守るところですね。ただ、フィルターを通さずに話すので、スパイとしては危険だなと思うところもあります。でもとても優しくて、キャシアンを守るためには、何でもするようなところがあります。
――最後にディエゴから見た、作品の注目ポイントをお聞かせください。
最高の冒険物語であり、感動もユーモアもあり、キャラクターたちが素晴らしい旅を遂げる作品です。素晴らしいアトラクションに乗っているような、そんな気分で楽しめる作品ですが、「自由と希望」というとても重要なメッセージも伝えています! ぜひ皆さん楽しんでください!
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