中居正広、“深夜のドラフト”に興奮！「こんな番組は他にない」

12月27日(火)の「中居正広のプロ野球魂」(テレビ朝日ほか)では、プロ野球の現役選手がドラフト会議さながらに現役プレーヤーを選択し、理想とする日本代表チーム“侍JAPAN”を作る『俺の侍ジャパン』を放送する。

同番組は、現役でプレーする選手だからこその目線で「すごい！」と思った選手を選択、その選択理由の奥深さからMCの中居正広はもちろん、野球ファンをうならせる番組としてテレビ朝日恒例のスポーツ年末企画となった。

そんな野球ファンに奥深くアプローチする内容が評価され、昨年末放送の同番組はギャラクシー賞を受賞。深夜の時間帯、しかもマニアックな野球ファンに向けた番組にもかかわらず、その質の高さが広く認められている。

そして、ことし12月、来年3月に開催されるWBC(ワールドベースボールクラシック)に先駆けて、現役選手が選ぶ「俺の侍ジャパン」を開催。読売ジャイアンツの阿部慎之助選手ら現役の選手たちが、個性あふれる「侍ジャパン」のチーム編成に挑んだ。

今回「俺の侍ジャパン」のチーム編成に挑むのは、阿部の他、涌井秀章投手＆角中勝也選手の千葉ロッテコンビ、則本昂大投手(東北楽天)＆武田翔太投手(福岡ソフトバンク)の実力派若手投手コンビ。

それぞれに伊集院光(チーム阿部)、井森美幸(チーム涌井＆角中)、武井壮(チーム則本＆武田)という芸能界の野球マニアが各チームをサポートする。

チーム編成の目標は'17年3月のWBC決勝で勝てる「侍ジャパン」。想定対戦相手は、今回メジャーリーグから有力選手の参加が予想されるアメリカ代表だ。

二刀流で注目される大谷翔平選手についての評価を中居は各選手に聞いていくが、全員が投手としてよりも打者としての大谷選手を高く評価。これには自らの「侍ジャパン」に投手として選択していた中居もビックリ。

そして、指名が始まる前に各チームがチームコンセプトを発表。チーム阿部のコンセプトは、国際試合では“気”が大切になる、ということから「氣」という言葉を。阿部が今回注目する逸材は誰なのか？

チーム涌井＆角中は、強いだけでなく見ても楽しいチームを、と「華」をコンセプトに。この言葉を選んだことで、角中は涌井から「これでおまえの指名はない」と言われたとか。

そして、チーム則本＆武田は“神ってる”ならぬ「迷ってる!!」。どうやらどのようなチームにすべきか、迷いがあるらしい。

いよいよ各チーム、投手から指名を開始。誰を1位指名にもってくるのか。そして、どんな「侍ジャパン」が出来上がるのか？

完成したそれぞれの「侍ジャパン」を、スタジオで見ていた野球ファンとプロ野球担当記者の合計30人が評価。アメリカ代表に勝てる可能性が高いと思うチームに投票し、最も多くの票を集めたチームに賞金が贈られる。

シーズンオフ、テレビ朝日恒例の“もう1つのストーブリーグ”の熱き攻防に、熱視線を送ろう。

【中居正広コメント】

僕にとってこの番組は楽しい以外の何物でもないですね。選手データはほとんど頭に入っていますので、どんな選手が指名されてもちゃんと話ができるんです。特に勉強しているわけではなく、野球は大好きで常に見ていますから。

野球に限らずスポーツをバラエティーで扱うときは、そのバラエティー番組をきっかけにスポーツを好きになってくれればいいな、とか、見てくれればいいな、とか思うんですけど、この番組ではそういうことは思わないですね(笑)。

僕もたくさんレギュラーをやらせていただいていますが、こんな番組は他にないです。テレビ朝日も年に一度、「視聴率を気にしない」と覚悟を決めた番組じゃないですか？　

365日分の1日、この時間は特別！というぐらい。僕としては、その計らいがすごくうれしいです。架空のドラフトにもかかわらず、面白いものでクジを引いて勝った選手はみんなガッツポーズをするんですね。

あと阿部選手が(捕手として)評価されるとうれしいとおっしゃっていました。そのあたりは勝負師というか、やはりみんな真剣なんだと思いました。僕も選手の横でどんな選手を選ぶのか、その過程をずっと聞いていたいですね。

日本のプロ野球界は、同じ打撃フォーム、同じ投球フォームの選手が多くなって個性がどんどんなくなっていった時期もありましたけど、今は面白いですよね。それだけ選手1人1人のいいところを伸ばしてくれるコーチが増えてきたのかな、と思います。

僕はメジャーリーグも高校野球も見ますけど、そういう個性的な選手が増えたことで日本のプロ野球も面白くなったと思っています。番組で作った侍JAPANに試合をしてもらいたいですね。

この番組では野球の専門用語をよく使います。他の番組だったら専門用語が出てきたら説明もしますが、一切そういうことはしていません。わからない方には申し訳ないですが、本当に野球をこよなく愛している人には、たまらない番組だと思います。