濱田岳、“年上好き”は主人公と一緒?

2016/12/24 16:05 配信

映画

「W座からの招待状」初の公開収録に登場した、(左から)濱田岳、小山薫堂、長友啓典、阿部海太郎(C)WOWOW

WOWOWシネマで放送中の映画番組「W座からの招待状」(毎週日曜夜9:00ほか)。5周年を記念した特別番組の公開収録が行われ、案内人の小山薫堂長友啓典の他、ナレーションを務める濱田岳、音楽を担当する阿部海太郎が登場した。

同番組では邦画・洋画を問わず、普段見ることのできない作品や、映画製作者たちが愛してやまない名作など、厳選された作品を紹介している。

番組放送開始以来初めてである今回の公開収録では、ことし6月27日、事故のため27歳で急逝したアントン・イェルチン主演のアメリカ映画「5時から7時の恋人カンケイ」('14年)を上映。

ニューヨークに住む作家志望の青年ブライアンが、フランス人の人妻アリエルに引かれ、そしてそれを彼女の夫も公認するという不思議な不倫関係を描いたラブストーリーだ。

「何よりもきょうの映画はすごく面白いんです」と切り出した小山は、「しかも日本未公開。ですから、日本で初めてこの作品を見ることができる喜びを味わってください」と呼び掛けた。

上映後の感想を阿部は、「僕は昔、フランスに留学してたことがあって。フランス映画が好きなので、昔のヌーベルバーグの映画とか、随所にフランス映画のオマージュがあるのが良かった」とコメント。

濱田も「すてきで前向きな映画で、楽しく見られましたね。すごく真っすぐなストーリーです。僕は『男はつらいよ』が好きなので、あの寅さんを応援するような気持ちに近いなと思いながら見ていました」と語った。

さらに小山が「主役のブライアンは濱田さんっぽかったですよ。濱田さんも年上が好きじゃないですか」と畳み掛けると、濱田は「まあ妻も年上ですし、好きなんですかね…。恥ずかしいな」と照れくさそうな様子。主演のアントン・イェルチンについては、「繊細なお芝居をされる方で。映画を見てすてきな俳優さんだなと思ったので、亡くなられたことには驚きました」と話し、故人をしのんだ。