ももいろクローバーZが、冬の恒例ライブ「ももいろクリスマス2016 ~真冬のサンサンサマータイム~」の2日目を12月24日、千葉・幕張メッセで開催した。
会場には2万1012人、全国35カ所で行われたライブビューイングには9262人が集まり、2日間の合計で6万682人を動員。
前日に引き続き、テーマの「常夏」に合わせて、会場内は最高気温設定である28℃に設定。モノノフ(ファン)の熱気、ファイアーパフォーマーややフラガール、タヒチアンダンサーのパフォーマンスで、まさに南国といった雰囲気に包まれた。
この日は25曲を披露。そのうち、17曲が「ダウンタウンももクロバンド」のバンド演奏で、今回初めてスティールパンがバンドに加わり、常夏をテーマにしたアレンジでライブを彩った。
冬を夏のように変える熱いライブを展開した5人は、最後に2日間のライブを終えた感想を語った。
高城れには「私は寒いから冬が一番嫌いだったけど、“ももクリ”でみんなと過ごせるから好きになった。今年は25日に一緒に過ごせないのがすごく悔しくて…。みんなと一緒にライブをやり切ることって、私の生きてる中で一番好きなことだし、このライブに関わっているみんなのことが好きなんだなって思いました。春夏秋冬、みんなと一緒に過ごせるなら、私は全部の季節が大好きです」と、途中で涙を流しながらライブへの思いを告白。
佐々木彩夏は「円形ステージでみんなに囲まれているから、みんなのことがよく見えるし、みんなの笑顔がたくさん見られて、心が幸福感でいっぱいです」と、玉井詩織は「毎年クリスマスの時期に集まってライブができる、そして年々スタッフさんやお客さんがどんどん増えていって、みんなの笑顔がどんどん連鎖していくのが見えてうれしいです」と、それぞれ「笑顔がうれしい」と語った。
また、有安杏果は「2016年はいろいろあったなぁって。ドームツアーをやらせてもらったし、アメリカにも行かせてもらったり、本当にジェットコースターみたいな1年だったなって思います。2017年もみんなと一緒に楽しい思い出が作れたらなと思います」と年末らしく1年を振り返った。
百田夏菜子は「2010年の初めての“ももクリ”の時には、今の自分たちが本当に想像できないくらい、この景色も見られると思ってなかったんですけど、私たちも来年の5月で9周年を迎えます。気付けば9年かぁってしみじみと感じちゃいましたが、ゴールのない道って難しいなぁ、でも楽しいなぁって思いながら、日々活動しています。振り返った時に、あれで良かったんだって思えるような毎日を過ごしていきたいなって思います」と、リーダーらしく今後のももクロを見据えたコメントで、'16年の“ももクリ”を締めくくった。
ももいろクローバーZは、12月31日(土)に年越しライブ「第二回 ゆく桃くる桃 ~年またぎ笑顔三昧~」を開催。その模様はAbemaTV、フジテレビNEXT/フジテレビNEXTsmart、BSイレブン、テレ玉他、全国のU局で放送される。
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