12月27日(火)夜9時より、BSフジで「大江戸へぇ~辞典 忠臣蔵に見る武士道」が放送される。
この番組は、ナビゲーターの菊川怜が、現代によみがえった大石内蔵助の嫡男・大石主税(上遠野太洸)と共に、討ち入り後、実際に浪士たつが通った本所から泉岳寺までの引き揚げルートを巡りながら、武士道の終焉をひもといていくというもの。
時代劇の定番となっている「忠臣蔵」だが、実は人形浄瑠璃で上演するために事件から47年後に作られたフィクションで、実際の赤穂事件とは異なる点が多いと言われている。
番組では、脚色された忠臣蔵ではなく、史実に残っている赤穂事件をドラマ仕立ての演出で解説し、その真実に迫る。
実は忠臣蔵が苦手だったという菊川は「どんな理由があったにせよ、人をあやめるわけじゃないですか。武士の忠誠や忠義の気持ちが培われている時代というのは分かりますが、もっと自分を大切にしてほしかったですね」と、その理由を語った。
また、赤穂浪士の引き揚げルートを巡った感想を聞かれると「忠臣蔵はフィクションではありますが、ノンフィクションの部分がありますよね。忠臣蔵に限らず、今も戦争じゃないですけど、たくさんあって、それを経て今があるわけですが、もっと平和な時代になってほしいと思いましたね。
だからいろいろな説はありますが、浅野内匠頭は部下がいてみんなの生活を抱えている身なのに、どうして思いとどまれなかったのか? 私はそう思ってしまいますね」とコメント。
そして、家族や友人が忠臣蔵に参加すると言ったらどうするかについては「気持ち的には『死んでも行かないで!』とは思いますが、私は自分の思いを相手に伝えますね。それで相手の意見をよく聞いて、自分ができることをしますね」と思いを明かした。
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