白洲迅、幼なじみとの恋に「やってみて憧れました」

2016/12/28 07:00 配信

ドラマ インタビュー

12月29日(木)放送のドラマ「恋するJKゾンビ」に出演する白洲迅


――あらためて、ご自分の制服姿はいかがですか?

まだまだイケるなって思いました(笑)。制服は着られるだけ着てやろうって思っていますから。まあ、今でも気持ちは高校生のまま変わっていないですよ。

――先生役のLiLiCoさんはかなりのインパクトがあると思いますが、いかがでした?

メークを含め衣装もすごいし、ネイルもすごいし、まず外見のインパクトがすごかったですけど…第一にLiLiCoさんの持っているパッションがすごかったです。僕はLiLiCoさんがゾンビになったところまでは見てたんですけど、ゾンビになってから襲いかかるシーンとかは控え室にいて見られてなかったんです。

でも、遠いところで撮影してるはずの現場から、LiLiCoさんゾンビの「ギャー!」って叫び声が聞こえてきてかなりビックリしました。

――ガラッと変わりますが、あらためてこの業界に入られたきっかけは?

きっかけは「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」に応募したことです。よくある話なんですけど、親の友達に毎年「受けてみなよ」と言われていて、高校2年生のときに母親に写真を撮られたんです。でも、その時僕は全く興味がなかったし、人前に出るのが苦手だったので、イヤイヤだったんですけど応募されることになって。

結局ファイナルの一歩手前のベスト30で落ちちゃったんですけど、落ちたら落ちたで悔しくて…。そこからこの業界に入りました。

それで、初オーディションがミュージカル「テニスの王子様」だったんですけど、出演することが決まって、「何だこれは…」みたいな(笑)。舞台のイロハも知らなかったので、ガムシャラにやっていた感じです。

――続けて行く中で心境は変わりましたか?

途中で悩んだ時期もありましたが、性格的に真面目な部分があって、投げ出したくなかったので自分で納得できるまで向き合いました。やっていく中で、楽しさだったり、やりがいだったりを見いだしたからこそ、今もブレずに続けています。

最初がテニミュじゃなかったら、何となくやってフェードアウトしていたと思うんですよ。だから、出会いがテニミュで良かったなと思います。ある意味、転機だったんでしょうね。

――最近ではメインキャストとしてドラマや映画に出ることも増えてきたと思うんですけど、周囲の反響はどう?

分かりやすく突然連絡がくるとか、そういうことは増えてきました(笑)。それだけたくさんの人に見てもらえているってことかなと、ポジティブに捉えられているので、すごくうれしいですね。

――俳優生活を振り返って見て、手ごたえはどうですか?

最初は右も左も分からない状態で、とにかく目の前のことを必死に頑張ってきたのですが、それから比べるとちょっと上がってきたかなと思っています。単純に視野が広くなってきたかなというのは、ここ一年くらいですごく実感しています。

――昨年お話を聞いたとき、「殻を破った年になった」と仰っていましたが、'16年はどんな年でしたか? 特別印象に残ったお仕事はありますか?

最近まで撮っていた「キャリア」というドラマは、初めての刑事役というのもあったし印象に残ってますね。役柄的には、スマートで格好良い感じで、見え方も意識しないといけなかったのですが、その時に主演の玉木宏さんの立ち居振る舞いがとても勉強になりました。いつ見ても格好いいんですよ。

いい意味で隙がないというか、そういうのも大事だなと思いましたね。

もちろんイケメンって感じだけに凝り固まったらいけないなとは思ったんですけど、そういうのもやっぱり必要だなと感じましたね。

今年の頭にやった“花男”では、花沢類役だったので、そういう意味ではちゃんと格好いい人の見せ方を大事にしないといけなかったのですが、まだまだ全然それは足りていなく、これからも磨いていかないといけないなと。

――今回の「恋するJKゾンビ」でもちゃんと格好いい感じですしね。

そうそう。今まではそういう役をやらせていただくことが、あまりなかったので。今年はそういう年だったのかなと思います。

――それを受けて、'17年の抱負は?

'17年になったといっても基本的にやることは変わらず、コツコツしっかり積み重ねていく年にしたいなと思っています。ちょっとずつじゃなく、着実に、どんどん積み重ねていきます。

――最後に「恋するJKゾンビ」の見どころをお願いします。

タイトル通り「恋するJKゾンビ」なので、ラブコメっていうくくりではあるんですけど、ゾンビのクオリティーが本当に高いので、まずそこに注目してもらいたいです。あとは、ラブコメ要素として、幼なじみとのムズがゆい感じも楽しんでもらいたいですね。

僕はこういうストレートなラブコメには、きちんと出演したことなかったので、ぜひ楽しんでいただきたいなと思います。青春とゾンビというギャップもすごいので、いろいろな方が楽しめると思います!