【試写室】「ラーメン大好き小泉さん」で眼福＆空腹…

最近「ヌーハラ」という言葉をよく耳にする。正式にはヌードル・ハラスメント、日本特有の文化である麺をズズズッと吸い込むように食べるのを日本に来た外国人が精神的苦痛を感じることらしい。

決して、アフリカ大陸南部に生息するウシ科の動物「ヌー」の写真をひたすら見せられることではない。誰も誤解しないですね、はい。

そんなヌーハラなんかお構いなしに？ズズズッとおいしそうな音を立ててラーメンを食べまくる女子高校生が活躍するドラマが、12月29日(木)の深夜に放送の「ラーメン大好き小泉さん2016年末SP」(フジテレビ系)だ。

各局で放送されているドラマやバラエティーなどを事前に完成DVDを見て、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、Webサイト・ザテレビジョン流の「試写室」。今回はその「ラーメン大好き小泉さん2016年末SP」を紹介する。

気になるストーリーは、いつものように豪快にラーメンを食べ始める小泉さん(早見あかり)。一方、「新横浜ラーメン博物館」に来たはいいものの、小泉さんとはぐれてしまった大澤悠(美山加恋)と中村美沙(古畑星夏)、そして委員長こと高橋潤(田中美麗)は、小泉さんを捜し回っていると、突然外国人に話し掛けられる。

言葉が分からず困り果てる委員長たちの前に、小泉さんがさっそうと現れる。

その後4人で、ラーメン博物館内の「ラーメン無垢ツヴァイテ」へ。ドイツのフランクフルトに本店があるその店で、ドイツからの“逆輸入ラーメン”を食す。想像していたものと全く違う見た目のラーメンに驚く一同。そこに小泉さんの“ラーメンうんちく”がさく裂する。

一週間後、学校で美沙の周りに大勢の人が…。人だかりの理由は、美沙がアップしたYouTubeで、美沙の動画「カワイイ女子高生がラーメンを食べてみた」が、ものすごい再生回数を記録し、話題になっていた。

この動画をきっかけに美沙の暴走が始まり、巻き込まれる形となった小泉さんたち。物語は意外な方向へと転がっていく…。