チームしゃちほこ、4年間を追った映像に思いを語る

2016/12/28 21:11 配信

芸能一般 インタビュー

ドキュメンタリー番組の放送が決定したチームしゃちほこ

'17年1月5日(木)に名古屋発のアイドルグループ、チームしゃちほこのドキュメンタリー番組がWOWOWで放送される。'12年に結成され、'16年でデビュー5年目を迎えた彼女たち。番組では、'12年の路上デビューから、'16年5月21日、22日に千葉・幕張メッセで開催された2デイズ公演「鯱のぼり」までの4年間を追っている。また、それに併せ、'15年1月3日に開催された「チームしゃちほこ 鯱詣2015 at 愛知県体育館」と'16年11月13日に開催された「チームしゃちほこ THE LIVE “横浜アリーナ~colors~”」のリピート放送も同日に決定。

そこで、メンバーにこれらの番組についてや、2月にリリースされるニューアルバムについて、さらには3月に開催される地元愛知でのライブのことなど、いまの心境を聞いた。

――ドキュメンタリー番組が放送されますが、懐かしい映像もたくさんあったんじゃないですか?

大黒柚姫 はい。初期のころの映像を見ると、ハル(坂本遥奈)がめっちゃ幼いし、なお(咲良菜緒)は「頑張るけど、頑張ります!」みたいなことを言ってて面白かったです(笑)。

秋本帆華 衣装もね、こんな短いスカートでよく踊ってたなぁって思ったりしましたし。

伊藤千由李 伸びない(伸縮性のない)シャツだったし(笑)。

秋本帆華 私たちだけじゃなくて、きっとスタッフさんたちもいろんなことを試しながらやってきたんだなって思いました。

――メンバーそれぞれの成長と、衣装も含めたいろんな変化や進化も分かる内容なんですね。

坂本遥奈 そうなんです。最初は色(メンバーそれぞれのカラー)も決まってなくて。

大黒 決まってない時期って、一年ぐらいあったよね?

咲良菜緒 え!? そんなにないよ! 3カ月ぐらいだと思うよ。

大黒 あ、そうだったっけ(笑)。

秋本 これまでの映像をこんなにまとめてもらったのは初めてなので、本当に嬉しいです!

坂本 よくこんなところも撮ってたなぁって映像もたくさんありました。

伊藤 でも、「あぁ、これダメじゃん!」って思うシーンも多くて、懐かしいというよりも、見ててちょっと恥ずかしかったりします。

秋本 '12年に路上デビューして2年後の'14年に日本武道館のステージに立たせてもらったんですけど、よくこんなレベルでステージに立ってたなって。最初の2年ぐらいは環境の変化というか、状況がものすごく早く変わって行って、それに付いていくのに精一杯でした。

咲良 恐ろしくて見たくないって場面もいっぱいあります(笑)。

坂本 うん、見れない。でも本当に武道館まではあっという間。そんな感覚でした。

――デビューして、ファンが増えて、どんどん大きな会場でライブができるようになって。そんな変化に追いつこうと一生懸命突っ走ってきたので、“怖いもの知らず”な状態でいろんなことにチャレンジしてきた時期だったんでしょう。

咲良 確かに(笑)。日本武道館公演のころが一番怖いもの知らずだったかも。

大黒 みんな、超強気だったし(笑)。

咲良 あ、そういえば、ほーちゃん(秋本帆華)が声を録ったんだよね?

秋本 はい、この番組のナレーションを担当しています! さっき話してたようなちょっと恥ずかしいところもありますけど、私たちのいいところも全部押さえておいてくれてて「これを見たらこれまでのしゃちほこが分かります!」っていう内容だなぁって、ナレーションをしながら思ってました。ぜひたくさんの方に見てもらいたいです!

――このドキュメンタリーの他に、横浜アリーナでのライブ、愛知県体育館でのライブの放送もあります。

咲良 めっちゃいい組み合わせ! ハッピーセットですよ、これは(笑)。

坂本 横浜アリーナはしゃちほこ史上最大規模の会場でした。すごく広いんですけど、私たちはお客さんとの距離感を大事にしているので、お客さんが近くに感じられるステージセットにして、みんなで盛り上がれたのが楽しかったです。

伊藤 制作の段階から私たちも参加させてもらって、スタッフさんたちと一緒に打ち合わせをしたり、ファンの人たちに「私たちはこんなのを作ってるよ」ってブログで発信もしたり、初めてのチャレンジがたくさんありました。

秋本 センターに大きなドーナツみたいなステージがあって、そのドーナツの穴の部分にもお客さんがいました。ブログとかのコメントに「ステージに立ってるみたいだった」とか「バックダンサーになったような気分だった」って感想を書いてくれてたので、お客さんも新しい感覚で楽しんでもらえたんじゃないかなって思います。

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