110kgの松村邦洋、RIZAPに挑戦「命あっての物まね」

2016/12/30 04:00 配信

芸能一般

松村邦洋が「RIZAP」への挑戦を宣言

パーソナルトレーニングジム「RIZAP」の新CMに松村邦洋が出演することが分かった。新CMは1月1日(日)よりオンエアされる。

同CMシリーズでは、これまでに、森永卓郎、AKB48・峯岸みなみ、ココリコ・遠藤章造など、多くの芸能人・著名人がCMに出演。「RIZAP」でつくり上げられた肉体美を披露している。

そんな「RIZAP」のダイエットに、体重が最高で141kgだったこともあるという松村が挑む。CMでは、松村が「人生初の標準体形」を手に入れるためのこの挑戦を宣言する様子が描かれる。

東京マラソンで倒れ、一時心肺停止となった経験もある松村。今回のダイエットで健康な体を手に入れ、自分自身の健康革命を起こそうとする、その覚悟を語った。

――まずは、現在の体重を教えてください。

今は110kgですね。デビューしたころは72kgくらいでしたが、忙しくなったんで、食べること以外楽しみがなくなったっていうのはありますよね。あと、近所の商店街の飲食店の人たちから「松ちゃん、ウチにもメシ食いに来いよ」「きょうはタダでいいよ」とか声を掛けられて、そのたびに行ってたら、みるみるみるみる体重が増えましたね。

――過去にダイエットもされていますよね?

‘06年に、141kgから91kgまで落としました。そのときにやっていたのは「迷子ダイエット」ですかね。大通りを行かずに、路地裏ばっかり歩いてると、自分が今どこにいるか分からなくなって、どんどんどんどん迷って歩いていくうちに、体重が落ちていく(笑)。

――東京マラソンでの心肺停止を機に、体や健康への意識は変わりました?

あれ以降、歩いたりと、非常に運動をするようになりましたけどね。食事も野菜中心で。コンビニの野菜を買ってきて、ファミレスで野菜を食べた後に、ファミレスの丼ぶりにコンビニの野菜を入れて食べたりもしていました。でも、野菜も食べ過ぎると太りますね、やっぱり。体重も戻ってしまっていて、今の体にはやっぱり危機を感じます。

――では、RIZAPを始めようと思ったきっかけは何ですか?

コマーシャルを見て、ああいうふうに痩せられて、筋肉質になったらいいなとは思ってたんですけど、なかなか僕もルーズな人間なんで、自分一人じゃなかなかできない。やっぱりトレーナーの方々とか、皆さんに協力してもらうと、落ちるんじゃないかなっていう気持ちです。RIZAPさんは「お任せください!」と自信満々なので、信じて頑張りたいです。

――RIZAPに期待することはありますか?

きれいなトレーナーの方が付いてくれたら、体重が落ちやすいかもしれないですね…というのは冗談ですけど(笑)。全部他人任せになったらいけないし、皆さんと一緒に一致団結してやる中で、やっぱり最終的には、自分自身がちゃんと強くないと成功はしないと思うんです。張り切ってる自分もいるんですけど、今はまだちょっと怖い自分もいます。

――どんな体形に憧れますか?

一時、すごい痩せたいなと思ったときがありましたね。アンガールズのようには…なりたくないですね(笑)。筋肉質で痩せている体形がいいですね。階段が昇れる人になりたいですね。今は階段がすごく過酷なロケに感じますもん。「ちょっと階段昇りますか?」って言われたときに、スラスラ~って忍者のように歩きたいです。

――痩せてしまったら仕事が減ってしまう可能性はないですか?

太った人の物まねができなくなることはありますね。でも、何かを捨てるとまた新しいものが見つかるかもしれません。

やっぱり、命あっての物まねですから。だから、健康に向かって管理するしかないと思うんです。お金を持っていてもそうでなくても。最後、死ぬときは一緒。みんな、ゼロになって亡くなるわけだから、生きてる間にちゃんとしようとは思います。頭の中ではすごく理解してるんですけど…、今は目の前に食べ物があると、「食べたい!」っていう本音が出てきちゃいます(笑)。

――最後に意気込みをお願いします!

自分で逃げないように、とにかく前に前に向かっていこうと思います。ダイエットの仕方をトレーナーからしっかり勉強して、頑張りたいです。本当はもっと力強く言いたいんですけど、まだまだ不安が多くて…探り探りなんですが、長生きのためにもRIZAPで頑張りたいと思います。

世間の健康志向の高まりの中で、医療費問題も含め、松村にとって現在の状態が続くのは危険かもしれない。RIZAPで健康体を手に入れられることができるのか、乞うご期待。