漫画やアニメ、ゲームなど2次元の作品を舞台化した“2.5次元舞台”のイベント「2.5次元フェス(仮)」が12月3日、4日に幕張メッセで開催された。
ステージでは「舞台『刀剣乱舞』」をはじめとした人気作のキャストが登壇し、フロアではステージで使われたセットや衣装などを公開。12月3日は、舞台『刀剣乱舞』、舞台『弱虫ペダル』などのステージイベントが行われた。
舞台『刀剣乱舞』のステージでは、ファンからの質問を読んで答えるコーナーで、演じる三日月宗近がよく笑うキャラだからだろうか、鈴木拡樹が珍しくふざける一幕も。“驚き”がキーワードで「人生には驚きが必要なのさ」というセリフがある鶴丸国永役の健人に、「驚きは足りてますか?」と紙には書いてないキャラクターいじりの質問をし会場の笑いを誘った。
本作の見どころについて座長を務める鈴木は「舞台『刀剣乱舞』は普通の時代劇と少し違います。我々は刀剣に宿る付喪神なんですね。そういう設定は他の時代劇では絶対見られないのでオススメする点の一つです。今回は再演で、織田信長のいる戦国時代を描いています。この物語は考えさせられることも多くて…刀たちの感情について考える世界観ってすばらしいと思いますので、この作品でぜひそこに触れてみてほしいですね」とアピールした。
舞台『弱虫ペダル』のステージでは、葦木場拓斗役の東啓介、新開悠人役の飯山裕太、青八木一役の八島諒に加え、2017年2月から上演される新作に出演する小野田坂道役の醍醐虎汰朗、鳴子章吉役の百瀬朔、鏑木一差役の江口祐貴、古賀公貴役の田川大樹、御堂筋翔役の林野健志も登場した。
最初に登壇していた東、飯山、八島の3人はこの日新キャストが来ることを知らされていなかったようで、ステージ後には「新しいことがいろいろあって稽古が楽しみになりました」「どんな風に(作品が)仕上がっていくんだろう」と期待を膨らませていた。新キャストの5人は「緊張してあっという間だった」「終わってホッとしてます…」「お客さんの多さに驚きました」と初々しい様子を見せていた。この日登壇ができなかった和田雅成について「和田くんは別の現場でも作品を好きって言っていて、ファンの皆さんにも浸透してたと思うし、それが今泉というメインキャラとして登場するのは驚きだったんじゃないかな」とコメント。
これからますます盛り上がりを見せていく2.5次元舞台に注目したい。
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