──講談社主催のオーディション「ミスiD2016」に選出されたことが、今回の表紙出演につながったわけですが、「ミスiD」に挑戦するきっかけは何だったのでしょうか?
お仕事でお世話になった人から、「出てみない?」って誘われたんです。それで、「面白そうだからやってみよう!」と思って。
プロフィルとか将来の夢とか、憧れの人とか。そういうアンケートを書くことから始まりましたね。
──受賞が決まった時には、やはり「やったぁ!」と思いましたか?
そうですね…。でも正直なところ、当時は何がすごいのか分かっていなくて(笑)。選ばれたから何かに出演できるわけでも、賞金がもらえるわけでもないですからね。
今では「ミスiD」がきっかけで私や神宿に興味を持ってくださる方もいると知りましたし、何より「人に認められた」のが自信になったので、頑張って良かったなと思っています。
──ちなみに、アンケートの「憧れの人」にはどなたを書かれたのですか?
アイドルでファッションモデルもされている、椎名ひかりさんを挙げました。椎名さんの世界観が好きなんです。
──椎名さんに近づけた感覚はありますか?
どうでしょう…。ただ、実際に会ってお話する機会を持てたのは、うれしかったですね!
──他に好きなアイドルはいますか?
でんぱ組.incさんの曲には、デビュー前からずっと支えられていました。歌詞に共感できるんです。
──例えばどんなところですか?
「W.W.D」という曲に「地の底でうごめいてたんだ どん底も経験してんだ」っていう歌詞があるんです。周りとコミュニケーションを取りたくなくていつも「放っておいてよ!」って思っていた時期には、この曲に励まされました(笑)。
──そもそも一ノ瀬さんはどうしてアイドルになろうと思われたんですか?
神宿は5人とも、原宿でスカウトされて集まったメンバーなんです。だから初めは、アイドルをやる気は全然なくて…(笑)。
でも活動していくうちに徐々に手応えを感じて、素の自分を最大限に表現できるのがアイドルなんだなと思うようになりました。今の自分の居場所は、神宿にあるんです。だからアイドルになって良かったなと、心から思いますね。
──そして一ノ瀬さんといえば、SNS上でも“みかちんワールド”が全開ですよね? 「ぐっとモッツァレラチーズ」や「ぐっとあふ田子の浦に うち出でて見れば 白妙の…」など、独特の「つぶやき」が…。
そうなんです(笑)。個人Twitterを始めた時に、「毎日できることをやろう!」と思ったのですが、なかなか難しくて。ある時、「あいさつは毎日するな…」と気付いちゃったんです! '15年はよく「おはよ○○」とつぶやいていたのですがバリエーションがなくなってきちゃったので、'16年は英語! '17年は…ドイツ語あたりを攻めていこうかな?(笑)
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