欅坂46が、'16年12月28日~31日に千葉・幕張メッセで行われた「COUNTDOWN JAPAN 16/17」の初日ステージに出演した。
12月24日・25日には東京・有明コロシアムで、自身初のワンマンライブを開催した欅坂46。31日に放送された「第67回NHK紅白歌合戦」(NHK総合)にもデビュー8カ月で初出場を果たすなど、まさに破竹の勢いだ。
そんな彼女たちが登場すると、地鳴りのような歓声が湧いた。デビュー曲「サイレントマジョリティー」に始まり、2曲目の「大人は信じてくれない」へ。
メンバーは赤くライトアップされ燃えるようなステージ演出の中、キレのあるダンスで観客たちを引きつける。特に最年少センター・平手友梨奈の表情がステージ横のモニターに大きく映し出されると、会場はざわめいた。若者のもがきを表した歌詞の世界観そのものが平手に憑依しているようで、観劇しているかのように錯覚したほどだ。
だが、同曲が終わるとメンバーたちの表情は一転。自信にあふれたすがすがしい表情で、最初のMCに入る。
菅井友香が「こうやって大きなフェスに出られてうれしいです!」と話すと、ロック好きだという志田愛佳は、「きょうは欅坂、ここに爪痕を残しに来たんで。来年は(会場となったGALAXY STAGEより)もっと大きな会場に行くんで、幕張見てろよ!!」。観客たちのボルテージは最高潮に高まった。
3曲目・4曲目は「語るなら未来を…」と「キミガイナイ」。「キミガイナイ」では渡辺梨加がメンバーに担がれて登場し、場内はどよめく。
また、「手を繋いで帰ろうか」では、菅井と守屋茜が曲中にカップルを演じる一幕も。特に女性客から、「かわいー」の声が漏れていた。
その後メンバーがケヤキの木をイメージしたフォーメーションになると、最新曲「二人セゾン」の披露を察知した観客からは早くも歓喜の声が。最後は2ndシングル「世界には愛しかない」を壮大に歌い上げ、割れんばかりの拍手の中、欅坂46のCDJ初ステージは幕を閉じた。
終演後、会場に駆けつけたファンは「最初に『サイレントマジョリティー』をやったのはよかった! 一気に盛り上がりました」「紅白も決まって、僕らも一番熱くなっている時。いいステージでした!」と興奮気味に語っていた。
なお、4日間にわたって開催された「COUNTDOWN JAPAN 16/17」の模様は、2月14日(火)から17日(金)にかけて、WOWOWライブで放送される。
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