“もう、20歳”の高月彩良「まだ10代でいたいという思いも…」

2017/01/07 13:45 配信

芸能一般 インタビュー

1月7日(土)スタートの「銀と金」には伊藤美緒役でゲスト出演する高月彩良(C)テレビ東京


――それでは、この辺で2016年を振り返っていきましょうか。

2016年は、2015年に撮影した映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」が2月に公開されて、時代劇初挑戦となったドラマ「かげろう絵図」(フジテレビ系)が4月に放送されました。

その後は、連続ドラマ「重版出来!」(TBS系)と「時をかける少女」(日本テレビ系)にゲスト出演。その合間に、飛び飛びでしたけど時代劇「石川五右衛門」(テレビ東京系)の撮影に参加しました。

――連ドラにゲスト出演する時に心掛けたことはありますか?

今までの連ドラはレギュラー出演が多かったので、役も段々つかめていく感じがしていたんです。でも、ゲスト出演だと役と向き合う時間が短くて。特に「重版~」の東江絹というキャラクターは、頭が痛くなるぐらい悩んだんです。

絹ちゃん自身がすごく葛藤する女の子だったので、彼女に寄り添っていくと自分も重いものを抱えたような感じになりました。

役によるんですけど、結構絹ちゃんは引きずりましたね。役から離れる時、寂しかったです。スポットで参加する時は瞬発力が求められるような気がしました。その分、短い時間の中で役にどっぷり浸かれる点が面白い。時間を大事に使うことも学べたし、どの現場も温かく迎えていただいたのでうれしかったです。

――連ドラでは初となる時代劇「石川五右衛門」の小雀役も印象的でした。

他の作品を撮りながらの参加でしたけど、本当に楽しかったです。毎日がドキドキの現場は、とても新鮮でした。アクションシーンにも挑戦できたし、また時代劇に出演できたらいいなと思っています。

――さて、2017年は連ドラ「銀と金」からスタート。この作品もゲスト出演ですね。

私は7話から登場する伊藤美緒という女の子の役なんですけど、ギャンブル好きの男にハマった友達のことで悩んでいる時に、池松壮亮さん演じる森田と出会って相談するという設定です。

物語の中では、森田に対する美緒の恋心も描かれていて。少しずつ引かれていく展開がいいなと思います。

――ドラマでは、さまざまな“勝負”が展開されますけど、彩良ちゃんの「勝負運」は?

私は…強い時もあるし、なんでここで負けるかなぁっていうこともよくあります(笑)。絶対に勝たないといけないという状況の時に力が入り過ぎて負けちゃうタイプ。

これは勝負運とは違う話になってしまうんですけど、この前ジェンガをやったんですよ。その時も、気合が入りすぎて崩しちゃったんです。あれは、力を入れずにスッと抜いた方がうまくいくんですよね。どうしても本気になり過ぎちゃうので、力を抜くことも大事だと学びました(笑)。

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