“もう、20歳”の高月彩良「まだ10代でいたいという思いも…」

2017/01/07 13:45 配信

芸能一般 インタビュー

1月7日(土)スタートの「銀と金」には伊藤美緒役でゲスト出演する高月彩良(C)テレビ東京


――関西ローカルですが「大阪環状線~」はタイトル通り、大阪が舞台。

撮影は約5日間。作品の舞台である桜ノ宮駅と、周辺の学校やプールなどでロケをしました。桜ノ宮駅の音楽は、大塚愛さんの「さくらんぼ」なんですよ! なんか、それに感動しちゃって。ベルだけじゃない音も流れる駅っていいですよね。

このドラマで私が演じた江波夕輝は、あることがきっかけで水泳を諦めた高校生。彼女が朝陽という女の子と出会ったことで、少しずつ傷ついた心を回復させて成長していく姿が描かれています。ちょうど、私の高校卒業と同じ時期に撮影していたので、いろいろなことがリンクしていて思い出に残る作品の一つになりました。

私も夕輝にとっての朝陽のような存在を見つけて、お互いに高め合っていける仲間を作りたいなと思いました。

――芸能界入りのきっかけでもある「水泳」がキーワードという点に不思議な縁を感じますね。

そうなんです! ずっと前から水泳選手の役をやりたいと思っていたので、すごくうれしかったです。やっと、特技を生かすことができました(笑)。泳ぐシーンもあるので、ぜひ観てください!

――今でも泳いでいるんですか?

はい。定期的にプールで泳いでいます。水の中は、家にいるみたいで落ち着くんです。

――2017年は20歳になる年ということで、10代でやり残したこと、もしくは成人する前にやっておきたいことは?

両親やお祖母ちゃんたちに1回目の恩返しをしたいです。子供の頃から、ずっと甘えてばかりいたので…。20歳という節目までには、大きな恩返しをしたいと思っています。あとは、料理をする機会を増やしたいなと。これは20歳を過ぎても続けたいことです。

――今年も忙しい日々が続くと思いますが、彩良ちゃん流のリラックス法は?

今は、ギターを弾いているときが一番楽しい! 歌と指の動きに集中するので、無心になれるんです。尾崎豊さんの曲は結構弾けるようになりました。まだ、1番までだったり、ワンフレーズのみという曲も多いですけど、楽譜を見なくても弾ける曲が少しずつ増えてきて。ギターを触っているとリラックスできます。

――ずばり、2017年の目標は?

今まではいろんな役を演じられる女優さんになりたいと思っていたんです。でも今は、自分の色を出せるようになりたいなと。例えば、事務所の先輩の(黒木)メイサさんだったら“かっこいい”“クール”というオーラが漂っているなと感じていて。

そういう意味で、私も周りの人たちから「高月彩良はこういうイメージ」というカラーを作品やお芝居を通して作っていきたいです。舞台や映画にもたくさん出たいですし、今は趣味の範囲のギターもいつか何かの作品につながればいいなと思っています。

そのためには、積極的に映像作品を見たり本を読んだりして、常に自分を磨くことも忘れずに続けていきたいです。

――では、最後にメッセージをお願いします。

あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願い致します。2017年は、皆さまに見ていただける作品が続くので、見逃さずチェックしてください。

そして、今年は20歳になるということで、大きな変化を見せられるように頑張りたいと思っているので、温かく見守ってくださったらうれしいです。

【取材・文=月山武桜】

関連番組