■磯村勇斗<クロ:黒瀬歩役>
――クロの魅力。演じてみての手ごたえは?
クロの魅力は、いつもニコニコしていて、The弟的な存在で、イノハリのムードメーカー。だけど、誰よりもイノハリのメンバーを見ていて、大人な考えを持っているところ。それをこの作品で出せるよう挑みました。
実際に演じてみて、関西のノリで楽しくやろうとすると、それだけになってしまい、周りを見る事が出来ず、クロの魅力が出せず最初は苦戦しました。
けど、監督や、キャストと話したことで徐々に周りが見えるようになっていき、シーンを追うごとにクロらしいメリハリが出てきたのではないかと思います。
――撮影現場の雰囲気。
とにかく楽しかった! まだ終わりたくないという思いで、撮影をしていました。イノハリのメンバーとは、クランクインの前から楽器の練習をしていたので、撮影時は何も壁を感じずにみんなで作る事ができました。
本当の高校生活を過ごしているかのように、キャスト同士仲が良く、おバカな事をしていました。スタッフさんにも優しくしていただき、すてきな撮影現場でした。
クロとして演じられたのもキャストの皆さん、スタッフの皆さんのおかげです!
――ファンの皆さんに見ていただきたいところは?
クロといったら、イノハリのドラマー。今回ドラムに初挑戦し、約3カ月間ゼロからドラムを教えていただき、撮影に挑みました。
手に豆が出来たり、苦戦しましたが、「自分はドラマーだ!」と思いながらメンバーと練習をして来たので、イノハリの演奏シーンはぜひ注目して見ていただきたいです!
そして、原作にも出てくる、クロの猫耳ニット帽も着用しているので、「猫耳萌え~」となっていただけたらと思います(笑)。
■杉野遥亮<ハルヨシ:悠埜佳斗役>
――ハルヨシの魅力。演じてみての手ごたえは?
ハルヨシの魅力は恋にもバンドにも一生懸命で、周りを自然に包みこむ器の大きさと個性です。誰1人抜けたら成り立たないイノハリにおいて、1人1人の心に寄り添っているのがハルヨシだと思います。
深桜を思う気持ちはストレートに見えてかなり複雑でしたが、いちずなハルヨシは本当に魅力的だと演じながらも感じていました。
――撮影現場の雰囲気。
いつも和気あいあいとしてました。ライブシーンという本編の中で重要なシーンを演じるためにもチームワークは絶対必要だったので、一緒にご飯に行ったり、コミュニケーションを取る時間をメンバーみんなで意識的に設けていました。
そういう部分が作品に表れて見えたらいいなと思います。
――ファンの皆さんに見ていただきたいところは?
何といっても告白シーンです! 本作品中、ずっと抱えていたハルヨシの思いをぶつけられるシーンだったので、全てを注いで大切に演じさせていただきました。
見てくださった方にキュンキュンしてもらったり、切なくなってもらえたらうれしいです。
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