直木賞作家・井上荒野が“結婚詐欺”を題材に、だます男とだまされる女たちの孤独と欲望を描いた長編小説「結婚」が、ディーン・フジオカ主演で実写映画化されることが分かった。
最近では「Yahoo!検索大賞2016」や「男性が選ぶ“なりたい顔”ランキング第1位」を受賞するなど、勢いが止まらない旬な実力派俳優・ディーン。このたび満を持して、直木賞作家がつむぐ大人の恋愛ドラマの主演にディーンが初挑戦する。あらゆる女性を大人の色気で翻弄(ほんろう)する魅惑の結婚詐欺師を演じる。
本作のメガホンをとるのは、“おディーン様”大ブレークのきっかけとなった朝ドラ「あさが来た」('15~16年、NHK総合ほか)でチーフ演出を務め、その手腕が高く評価された西谷真一。
西谷は「『あさが来た』時代から、ディーン・フジオカさんは映画をやるべき人だと強く思っていた。そして自分が何としても監督をやりたい」と強く願っており、「結婚」の実写化企画が進捗した際には「この本格的な恋愛ドラマをぜひディーン・フジオカさん主演で」と提案したという。
原作者である直木賞作家・井上も受諾し、強力タッグが実現。さらに、脚本は「結婚できない男」('06年、フジテレビ系)や、朝ドラ「梅ちゃん先生」('12年、NHK総合ほか)などで幅広い年代の視聴者に支持されるヒットメーカー・尾崎将也が手掛ける。
また、ディーン演じる古海健児の相棒に、連続テレビ小説「まれ」('15年、NHK総合ほか)での主人公の先輩パティシエ・矢野陶子役での熱演が注目され、話題となった新鋭女優・柊子(しゅうこ)が大抜てきされた。
「結婚」という魔物にだまされた女たちと、だました男にうごめく秘密と悲しみ…。彼らが持つ孤独と欲望を描いた直木賞作家・井上の問題作が、ディーンら豪華キャストによって'17年初夏、スクリーンへ飛び出す。
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