植田真梨恵、“13日の金曜日”に夢が詰まったライブツアー開幕!

2017/01/15 07:00 配信

音楽

感情型シンガーソングライター・植田真梨恵が、12月にリリースしたアルバム『ロンリーナイト マジックスペル』を引っ提げた自身最大規模のライブツアー「植田真梨恵LIVE TOUR 2017 [ロンリーナイト マジックスペル]」。初日となった東京・渋谷のTSUTAYA O-EAST公演にWebサイト「ザテレビジョン」が潜入! 独自の目線でリポートする。

【写真を見る】植田真梨恵の圧倒的な歌声がTSUTAYA O-EASTに響き渡る!撮影=竹谷さくら、佐藤祐介


今回のライブツアーは、ワンマンライブとしては初めて訪れる香川、広島、熊本をはじめ全国9都市での開催となり、常に挑戦することを恐れない植田が各地でどんな夢のライブを繰り広げるか、期待が高まっていた。

初日の東京公演は“13日の金曜日”ということもあり、植田が先日のインタビューの際に「13日の金曜日ですから」とあおっていた通り、絵本を読むような演出の後に“ジェイソン”風の男が現れ、ハンマーを振り下ろすという衝撃のシーンからライブの幕が開く。

12月にリリースした『ロンリーナイト マジックスペル』の楽曲を中心にパフォーマンス撮影=竹谷さくら、佐藤祐介


そして暗闇の中に『ロンリーナイト マジックスペル』の「Intro」が流れ、バンドメンバー“いっせーのーせ”がステージに登場し、ボーカルの位置に植田が着くと、どこからともなく歓声と拍手が沸き起こる。

アルバム同様、植田のウィスパーボイスの「ロンリーナイト マジックスペル」という一言から「わかんないのはいやだ」へ。

ポップな曲調に合わせて元気いっぱいに楽しそうにステージを駆け巡る植田。手を大きく広げてから観客へ手を差し伸べるポーズで、まさに「このライブへようこそ」と言わんばかりの姿に、見ているこちらも元気になってしまう。

ノリノリにピョンピョン飛び跳ね、観客と合わせて歌を歌い出し、1曲挟んで昨年夏にリリースしたシングル「ふれたら消えてしまう」。ここでギターを手にし、弾き語りスタイルに。2番に入ると、メロディーに合わせて観客が拍手を始め、すぐに会場の空気が一体となった。

感情型シンガーソングライター・植田真梨恵がライブツアーをスタート撮影=竹谷さくら、佐藤祐介


3曲立て続けに歌い終え、最初のMCに。植田は「いよいよ始まりました『ロンリーナイト マジックスペル』ツアー! みんな元気ですか!? 2017年1月が始まってまだ13日しかたっていません。そんな中で皆さんとこうしてこんなに早く会えてとってもうれしいです! どうもありがとう!」とあいさつし、拍手喝采。

続けて「今日はとっても大切にして完成した『ロンリーナイト マジックスペル』というアルバムを持って、それをたくさん聴いてきてくださった…であろう、皆さんととっておきの夜にしたいと思っていますので、最後まで楽しんでいってください! 早速ですが、そんなアルバムから1曲お届けしたいと思います」と力強く語り、大歓声に包まれながら「悪い夢」を披露する。

植田はここでも激しいギタープレイを繰り広げ、それに全く負けない力強い歌声を響かせた。

さらに、昨年最初にリリースしたシングル「スペクタクル」では、透き通ったハイトーンボイスを全開にさせ、軽快なメロディーと植田の疾走感あるステージパフォーマンスの相乗効果で観客はノリノリに。完全にO-EASTは植田の世界に入った。

MCでは「すごく後ろの方まで集まっていただいてありがとうございます。ここO-EASTでやらせてもらうのは、『UTAUTAU』以来なんですけど、その時に見た景色がすっごい心の中に残っていて、今日こうやって同じ場所でやらせていただくんですけど、あの時とは全く違う空気が今広がっています。

それはどうしてなんだろうなと考えているんですけど、『ロンリーナイト マジックスペル』というアルバム自体が、私自身いろいろな夢とかを詰め込んだアルバムだったので…。

ここにいるみんなの心のどこかにある、夢が一緒に見られるようになったらいいなと思いながら、いっぱい曲をやっていきますからね」と、今感じている率直な感想とファンへの感謝を口にした。

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