黄金の輝きにふさわしい活躍をした人を表彰する「第二回 ゴールド ドリーム アワード」の授賞式が7日、都内で開催され、NHK朝の連続小説「つばさ」などで活躍中の女優・多部未華子と、同じくNHKで現在放送中の大河ドラマ「天地人」でブレークした子役の加藤清史郎が表彰された。
同賞は,金に対する消費者の理解、関心を深める活動の一環として、田中貴金属工業と金の国際広報組織「ワールド ゴールド カウンシル」が昨年から実施している。
ゴールドが映えるように黒いドレスを選んだという多部は「この1年間はあっという間でした。たくさんの方に出会い、支えられて、とても充実した1年だった上に、このような輝かしい賞を頂けて光栄です」とスピーチ。
一方、金糸のちょうネクタイを締めて登場した加藤は「表彰されるのは初めて。この1年間はたくさんのお仕事ができてうれしかったです」とハキハキとした口調で喜びを語ったが、緊張していたせいか、記念の盾を落としてしまうハプニングに苦笑いしていた。
2人ともNHK作品にかかわりが深いが、お互いの印象について聞かれると、多部は「実は、撮影スタジオが隣だったこともあり、わたしは加藤くんを何度か見たことがあるんです。スタジオを元気に走り回っていてとてもかわいかった。ぜひ共演したいです」とラブコールを。多部のほほ笑みの中、加藤は「多部さんはとても、本当にきれいな女優さんだなと思いました」と恥ずかしそうに話し、多部は終始目尻を下げていた。
また、同賞の関連イベント「第10回 全日本金・銀創作展」に展示される約1億3000万円相当の金のオブジェも登場し、多部が同作品を「流れ星に願いを」と命名した。これにちなんで、もしも1億円あったら何をしたいかと質問されると、多部は「世界中、旅をしたいです!」と回答。一方、加藤は「ためときます」と答え、幼いながらも堅実な姿に会場からは笑い声が上がっていた。