新山詩織、ツアーファイナルで力強い歌声を響かせる!

2017/01/27 18:00 配信

音楽

新山詩織が、昨年11月30日にリリースしたアルバム『ファインダーの向こう』を引っ提げて行ってきた、「新山詩織 全国ツアー2016-2017『ファインダーの向こう』」 が、1月21日に東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTでファイナルを迎えた。

そのファイナル公演にWEBサイト「ザテレビジョン」が潜入! 独自の目線でリポートする。

新山詩織が新アルバムツアーを完走!


新山の穏やかな口調の語りで始まったファイナル公演。ぎっしり埋め尽くされたファンが待ち構える中、昨年リリースした「あたしはあたしのままで」が流れると、観客から自然と手拍子が起き、静かにスタートした。

1曲終え、「新山詩織全国ツアーファイナルへようこそ!」と元気に観客へ呼び掛けると、すぐさま「部屋でのはなし。」につなぎ、序盤からアクセルを踏みっ放しの新山。

最初のMCでは「あらためまして、ファイナル東京へようこそ! 今日は最後までたっぷりたっぷり楽しんでいってください。よろしくお願いします!」とあいさつし、ステージ左右往復し、手を振ったり、拍手をあおったり、観客を盛り上げる。

アットホームな雰囲気の中、「気まぐれ」を弾き語りでポップに披露し、続けて「もう、行かなくちゃ。」を静かに力強く、情感たっぷりに歌い上げ、どこか哀愁すらも漂わせる空気に変えてパフォーマンスした。

歌い終えると、ひとときの静寂から唐突に「TOKYO!」と大きめの声でシャウト。これにはファンも面を食らいつつほほ笑ましい歓声が起き、新山は続けて「盛り上がってますか~!?」の4連発であおる。

「あらためまして新山詩織です。ツアーもついにきょうでファイナルということで、会場は何と!何と!…帰ってきました、東京! ということで、きょうは本当に集まっていただきありがとうございます! いやぁ…初っ端から感慨深くなってどうするんだ(笑)」と、新山は感謝と共に自分へツッコミを入れ、観客も笑みを浮かべる。

続けて「きょうはファイナルだけど、私たちも初日のつもりでいます。きょうは集まってきてくれた皆さんの前で、精いっぱい最後までしっかりと歌を届けたいと思っているので、最後までよろしくお願いします」と、力を込めた。

そして「2016年は私の中では挑戦という言葉をテーマに心に持ちながら駆け抜けてきた1年でした。20歳を迎えて、シングルを、そしてアルバムを出させていただき、全く私も想像していなかったこと、初めてドラマに出演させていただいたり、いろんな挑戦をさせてもらえた1年だったなあと思います。

そのドラマの劇中歌でもあった、福山雅治さんが書き下ろしてくださったすてきな楽曲にも出合うことができました。本当に去年は今、来てくださっている方の中にもいるんじゃないかと思うんですけど、そのドラマ・楽曲をきっかけに私のことを知ってくれた方々がたくさんいるんじゃないかと思います。

それくらい2016年というのは、私にたくさんの出合いをくれた1年だったなと思います。またその曲があったからこそ、本当に私の中でも私自身の発見だったり、成長だったり、いろいろな部分が見えたなと。去年1年間は私にとってなくてはならない1年だったなと思います。

ということで、次の曲は、今もだし、これからも大切に歌っていきたい曲になります。心を込めて歌います。聴いてください」と、あふれる思いが抑えられないといった様子で語り、「恋の中」を披露。切ないギターの音色を響かせ、思いを込めて優しく弾き語った。