2016年、2つのリーグが統合して誕生したプロバスケットボールリーグ“B.LEAGUE”。2016-17シーズンも半分を終え、初代チャンピオンの座をめぐり、日本各地で熱戦が繰り広げられている。そんな中、B1中地区のチーム・サンロッカーズ渋谷が大型補強を敢行。昨年までアメリカのNBAでプレーしていたロバート・サクレ選手が加入した。
サクレ選手は2012年のNBAドラフトで指名を受け、2015-16シーズンまでロサンゼルス・レイカーズでプレー。日本では1月18日の川崎ブレイブサンダース戦でデビューし、213cm/118kgの体格とNBAでの経験値を生かして、早くも大きな活躍を見せている。さらに、カップアイス「サクレ」を発売しているフタバ食品とのコラボも話題だ。今回、WOWOW NBA中継にゲスト出演したサクレ選手を直撃。現在の心境や日本の印象を語ってもらった。
――まず初めに、あなたがBリーグという舞台を選び、日本でプレーすることを選んでくれて、とても嬉しく思っています。
「(日本語で)アリガトウ!(笑)」
――サクレ選手が日本のリーグでプレーすることが発表されたとき、日本のバスケファン、NBAファンは非常に驚きました。あなたが日本に来ようと決断した、そのきっかけを教えてください。
「もともと日本に関しては『非常に素晴らしい』と友人や知人から聞いていたから、きっと素敵な国だと思っていたんだ。それに、Bリーグが始まって、日本のバスケに新しい動きがある時期だと聞いていたから、『じゃあ今、自分も挑戦してみよう』という気持ちで日本を選んだんだ」
――まだ日本に着いてから時間が経っていませんが、来日する前、日本の文化や日本食について、どのようなイメージを持っていましたか?
「寿司!やっぱり日本のイメージは、何と言っても寿司だったね。寿司のイメージがとても強かった。でも、日本に着いてから2週間くらい経ったんだけど、まだ2回しか食べていないんだ…。こんなはずじゃなかったんだけど(笑)。でも、その他にもおいしい物をたくさん食べているし、日本食は素晴らしいよね」
――“まだ2回”じゃなくて“もう2回”だと思います(笑)。ちなみに好きなネタは何ですか?
「2回って多いかな(笑)?ロサンゼルスにいた時は毎日のように食べていたし、家族もみんな好きだから、本当にもっと食べたいんだよね。寿司ネタはタコが好きだよ。あとは、カリフォルニアロールやレインボーロールも好きだね」
――ご家族も一緒に来日されているそうですが、日本の暮らしには慣れそうですか?
「うん、ここまで本当にスムーズに来ているね。奥さんも『帰りたくない』と言っているくらいだから、こちらの生活を楽しんでいるよ。やっぱり日本は安全だし、快適だし、それは大きいよね」
――しばらくはゲームに集中する日々が続くと思いますが、日本で体験してみたいことはありますか?
「日本中の大きな都市に行ってみたいね。特に京都!京都には是非行ってみたい。神社やお寺にとても興味があるし、桜が満開になる時期をすごく楽しみにしているよ。それ以外にも、観光客っぽいことを言うけど、日本で見られるものは全て見たいと思っているよ」
――京都ハンナリーズ戦は、残念ながらホームゲームですね。アウェイゲームではレバンガ北海道、琉球ゴールデンキングスとの対戦がありますね。
「沖縄ね!沖縄に行くのはとても楽しみだ。沖縄は非常に綺麗なところだと聞いているし、とても仲の良い、タトゥーを彫ってくれた友人が沖縄に住んでいる。そういう点でも楽しみだね」
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