2月4日(土)夜11時35分からネプチューン出演の「空想大河ドラマ 小田信夫」(NHK総合)がスタートする。
同作は、戦国時代を生きる架空の大名・小田信夫(堀内健)とその家臣・柴田勝夫(原田泰造)・明智充(名倉潤)が、駄々をこねたり、意地を張ったりというゆるいやりとりを繰り広げる、シチュエーションコメディー。
放送に先駆けて行われた試写会では、ネプチューンの3人が取材に応じた。
――NHKで大河ドラマのパロディーという珍しい作品ですが、出演のご感想を教えてください。
堀内:NHKのこういうドラマに出るのが夢だったのでうれしいです。今日の試写を僕は後ろで見ていたのですが、最初は背もたれに寄っかかって見ていた記者の皆さんが、途中から前かがみになって、最後の方には鼻をすする声も聞こえていました(笑)。絶対見終わったら“小田信夫ロス”になると思います! 今度は豊臣秀夫とか徳川家康子で、続編もやってみたいです。
原田:撮影前は、コントみたいなものを想像していて、白バックでやるのかなくらいに思っていたのですが、すごいセットが用意されて、すごいスタッフで…それをネプチューンでやれるっていう夢のような仕事でした! 3人でやっていると、なぜか笑ってしまって、それをこらえるのに必死でした。
名倉:僕もドラマをあまりやらないので、この台本をどうやって覚えたらええんやっていう感じから始まり、すごく大変でしたが、だんだん味わい深くなって、台本を読むのがすごい楽しみでした。途中(撮影が)つらい時期もありましたが、最後は「すぐやりたいな」と思うくらいの気持ちになりました。
――撮影中、印象に残っていることはありますか?
堀内:泰造は完全に俳優モードで…ドラマの時の泰造はしゃべらないと聞いていましたが、こんな感じなんだと思いました。なんで俺たちに“はったり”をかましているんだろうと思いました。
名倉:やりやがったな、と思うくらいの俳優モードで。「なんでこんな顔ができるんや」と、腹が立ちました(笑)。
原田:潤ちゃんも朝ドラをやっていたので役者モードになっていたのですが…でも多分、僕の方が上回っていたと思います(笑)。
――3人のドラマでの共演は久しぶりですが、共演のご感想はいかがでしたか?
原田:初めて見たのですが、途中で、健がボールペンを持ってセットにセリフを書き始めたんです。それを見て、心の中で「健何やってるんだ!」って(笑)。それから、疲れてきた潤ちゃんにはなんとも言えない哀愁がありました。潤ちゃんの顔は見ていると笑ってしまうんですよね。
堀内:(名倉は)独り言が出てましたね(笑)。明け方に「これはなかなかやな…」とつぶやいているのを聞いて、死んじゃうんじゃないかと思いました(笑)。
名倉:泰造はにやにやしているし、健はせりふを(セットの)紙に書こうとするし、大変でした。朝4時くらいに叫ぶシーンを撮ったり…でも、終わったらすごく寂しくなったのを覚えています。
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