人気コミックを初舞台化した「黒薔薇アリス」の制作発表が行われ、主演・石黒英雄、ヒロイン・入来茉里をはじめ、秋元龍太朗、杉江大志、柏木佑介、野嵜豊(劇団番町ボーイズ☆)、名塚佳織、演出・キムラ真、原作・水城せとなが登壇した。
ディミトリ・レヴァンドフスキ役の石黒は「今日初めてお会いするキャストの方もいらっしゃいますが、初めてとは思えないほど楽しくお話ができました。見に来てくれたお客様に強烈な印象を与えて、後悔させない舞台にしていきたいと思っています。一人でも多くの方に劇場に足を運んでもらえるようにチーム一丸となって、最高の舞台にしていきたいと思います」と意気込み。
アリス/アニエスカ役の入来は「ヒロイン役の立場では、主役の方や他の男性陣のキャストをより格好良く見せられるかを気にしながら演じていくのですが、台本を読ませていただき、キャラクターもはっきりしていて、とても面白く、私の好きな世界観なので今からとても楽しみです」と語った。
また、秋元は「(演じるレオは)重要な役割であるのですが、僕らはヴァンパイアなんですけど、その人間模様、人と人が関わりあっての切なさだったり悲しさがとてもきれいに描かれていて、すてきな作品になると思います」とPR。
水城は「生身の皆さんがお客様の目の前で演じる作品になるので、ドラマや映画に比べて皆さんの人間力で勝負するところが大きいのかなと思うんです。(キャストの)皆さんにお会いして、お一人お一人が真剣にキャラクターの気持ち、人間性、背負っているものなどを感じ取ってくださっていて、漫画で描かれていない部分をお一人お一人が愛情をもって感じ取ってくださると思うので、どういう形で舞台作品になるのか、演出やスタッフの皆さんの力でどういう作品になるのか、私は完全に観客の一人としてできあがりを楽しみにしています」と期待した。
同公演は、5月12日(金)から21日(日)まで、東京・Zeppブルーシアター六本木で上演される。
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