北村総一朗（きたむらそういちろう）

さて先日ブログ、「プロセスを愉しむ」で述べた私たちの細やかな集いは、徐々に面白おかしく進展しつつあります。これから種々の表現行為をすることで、団体名や、口座など作るべきとの意見がありました。口座を持つのは、現在では結構、難雑な事務手続きが多く大変なようですが、具体的な団体規約書等が出来てからでも良いだろうと一先ずは解決しました。 そこで先ずは団体名を応募し、その中からそれぞれの好みに投票して多数決で選出するという，珍道中の真っ只中です。　応募されたその一部をご紹介します｡ リセット（再出発，初心に帰るの意味でしょう）。　バミリ（演劇用語で位置を表示する為テープなどを貼ります）。　リーディンググラス（老眼鏡）。場当たり（舞台稽古で部分的に確認する）。　寄り合い。　マスケラ（仮面・オペラの発声法でもあります）。　ピッケル（氷斧）。 ビタミンＸ（完全無欠な栄養剤か？）。 CA続きをみる

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急報！ 妻のFacebook・Instagram・Messengerが乗っ取られました。 妻の友達でFacebookの仲間、芝居好きのお客様から「お疲れ様です！！　オンライン釣り番組のアンバサダーの座を争っているのですが、投票していただけますでしょうか？」というメッセージが、Messengerに届いたそうです。妻は「へー、○○さん釣りが趣味なんだ」と納得して、「どうすれば投票できるの？」と尋ねたところ、「先ず携帯番号を教えてください。そして、そこに認証コードがショートメールに届くので、その6桁の認証番号を入れてほしい」という要求だったのです。その詐欺師の罠にまんまと引っ掛かり、あっという間にFacebook、Messenger、Instagramが乗っ取られました。その後すぐに、今度はFacebookから、「ログイン申請がありましたがそれはあなたですか？」との通知があり、「それは私ではありません」と返事しました。続きをみる

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仲代 達矢氏がもう居ないのだ。 新劇界から生まれた、唯一無二の真のスターだった。余りにも高くて遠い、それでも続きをみる

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先日、私の住むマンションのパーティールームで、殊更芝居好きで、その経歴は多種多様な人たちの、自然発生的な集まりがありました。 共通して言える事は、組織や集団と言う限られた群から離れた大人達が、心豊かな人生を獲得し続ける為には、それぞれの価値観や信念を吐露し自己表現することから始まります。この様な、一見たわいない歓談から、その人物の予想外の逞しい一面が透けて見え、人間の多様性に惹かれて、この集まりから意外な成果を生み出せるかもしれないと、希望を持たせてくれます。 しかし、私達はあくまで実践に重きを置き、その成果を優先し結果を急ぐ事を主目的とするのではなく、私達の脳内で舞台の制作から上演までのスケジュールを立て、その中で個々の自由で多角的な視点と想像力を互いに尊重し合い愉しむことを旨とします。 実際に舞台を上演するには、世知辛いこの現実下では、多岐に渡る支障が待ち伏せでいる事は、先刻承知であります。 そんな中、たまには口角泡を飛ばして好きな芝居を語り、演じたい役に夢を馳せ、明日を語り合い企画を立てる。そこに自然と演劇が生まれ、その情熱の迸りと何気ない日常の中にこそ、演劇の本質が潜んでいることを理解出来るのです。そこで実際の舞台創りを想定して、多角的なシミュレーションを試み、そのプロセスの中に生き甲斐を見出し、突き刺される苦悩と、こぼれ弾ける愉しさを噛み締め共有します。この一見空虚に映る行為の蓄積が、いつの日か見事に実体と化す事を願うのです。 マンネリ化して、心の歌を忘れたカナリヤ達からは感得出来ない、実直心と優れた感性、揺るぎのない創作意欲が、ここでは確かに察知出来るのです。秘められた情熱が、いつの日か成就して具現化した時の「ときめき」を感じるのです。新鮮で楽しい集いでした。 閑話休題。突然、火災報知器のベルが鳴り響き出しました。まるで、開幕ベルのようです。いや、そんな呑気な事を言っている場合ではありません。甲高い音はマンション全体に響き渡ります。窓々から灯りがこぼれ、住人が扉を開けてこちらを凝視しているようです。それにしても、こちらは、何一つ施す術がありません。その瞬間、ドカンと日常がやぶられます。完全装備の消防隊突入です。アルソックも駆けつけます。 消防隊員の身につけている物は、衣装や小道具ではあり続きをみる

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朝、蛇口を捻ると流れ落ちる水流が、指に冷たい。ついこの間まで、執拗に夏を抱えた生温い水が迸り出て異様な季節の乱れを感じていただけに、秋の訪れを感じて、ほっとしている。 しかし、昨今の天空の異常な迷走ぶりは、聞きなれた線状降水帯という言葉がつきまとい、洪水や竜巻や雷光等々が、未曾有の災害を人類にもたらせ、ほとほと疲れ果て、この地球に人知れず不安を感じている。 「一体何が起きているのだい？」 「原因続きをみる

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何気にYouTubeショート欄を見ていると、私は最早この世にはいない事になっていた。しかもご丁寧にも、２０２３年６月２０日に心不全と死亡日と病名まで書かれている。つまり今日まで、この２年と6ヶ月間は、私はこの世には存在しなかったわけだ。 「おらは天国に行っただ。」うっすらと鳥肌がたった。 誰が何の目的と根拠で、私の為に「三途の川の渡り賃」６文銭を払ってくれたのだろう。 所詮人間は孤独である。今ここに居る私は誰だろう。 個人的には不愉快極まりないが、この珍景な映像を見ていると、私が亡き後、世間はこうした映像を、今私が見ている様に当然の事として受入れるだろう。 しかし物は考えようだ｡ 一般的には望んでも滅多に遭遇出来ないスピリチュアルで不思議な死後の景色の一端を、貴重にもYouTubeを通して感じ、覗き見する事が出来たのだと言っても過言で続きをみる

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