
大野裕之(おおのひろゆき)
大野裕之のプロフィール
- 誕生日
- 1974年9月27日
- 星座
- てんびん座
- 出身地
- 大阪府
主な出演最新作
大野裕之のSNS
劇団とっても便利ミュージカル 東京・大阪公演決定!
\💥情報解禁💥/劇団とっても便利17年ぶりの東京公演です!-------------------------ミュージカ…
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『福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる』全国公開決定!
大野裕之が監督・脚本・プロデューサーを務め、劇団とっても便利が製作のドキュメンタリー映画『福本清三 どこかで誰かが見て…
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第36回ミズノスポーツライター賞最優秀賞 受賞御礼
このたび、拙著『デンさんのプール 杉本傳〜水泳ニッポンを作った男』が、2025年度第36回ミズノスポーツライター賞最…
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大野裕之、2025年全仕事目録
2025年全仕事目録1月8日 名城大学で留学生向けに英語で特別講義1月12日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)…
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「そこまで言って委員会NP」出演情報
本日の「そこまで言って委員会NP」に出演しています。「最新映画で紐解く社会問題」と題して、ドキュメンタリー『チャップリ…
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新著『デンさんのプール 杉本傳 水泳ニッポンを作った男』発売!
新著『デンさんのプール 杉本傳 水泳ニッポンを作った男』11月5日 小学館より出版しました! 大正初期の大阪・茨木中学…
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\💥情報解禁💥/
劇団とっても便利17年ぶりの東京公演です!
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ミュージカル『complex』
🎉上演決定🎊
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大きな話題を呼んだ、“ #劇団とっても便利”の代表作を今回は 室将也 を主演に迎え、リニューアル&バージョンアップした内容で上演🌻✨
室将也、麻央侑希、加藤夕夏、岡本悠紀、松本岳、星名美怜、設楽銀河、横山統威、峰蘭太郎、高嶺ふぶき ら多彩なメンバーが集結し、とあるバーを舞台に織りなす、乾いた人間関係とウェットな愛憎が渦巻く群像劇をお届けします🎶
多彩なダンス、音楽から文楽まで取り入れたオリジナル表現で紡ぐ、唯一無二のミュージカルを是非ご覧ください。
ミュージカル
『complex』
作曲・脚本・演出:大野裕之
振付:杉山味穂
大阪・ABCホール 5月14日〜17日
東京・博品館劇場 5月21日〜24日
室将也、麻央侑希、加藤夕夏、岡本悠紀・ 大野裕之(ダブル)、松本岳、星名美怜、設楽銀河・横山統威(ダブル)、峰蘭太郎/高嶺ふぶき
中島ボイル、鷲尾直彦、多井一晃、佐藤都輝子、上野宝子、高畠伶奈、出田英人、城島かほ、杉山味穂、大野裕之
主催:劇団とっても便利 る・ひまわり
https://le-himawari.co.jp/galleries/view/00132/00758
大野裕之が監督・脚本・プロデューサーを務め、劇団とっても便利が製作のドキュメンタリー映画『福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる』
本作は2026年2月に京都で2週間特別先行上映され、連日満席のヒットを記録。まさに「ラスト サムライ」である福本清三の生涯に客席は涙に包まれるなど大きな反響を呼びました。
大好評を受けて、このたび未公開の福本清三インタビューや舞台挨拶の映像を新たに加えた完全版『福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる』が、
2026年6月5日より池袋シネマ・ロサ、6月20日より大阪の第七藝術劇場で公開されることが決定しました!
他情報は、https://x.com/uzumasa_LL で随時更新します。
“5万回斬られた男”こと、日本一の斬られ役・福本清三。
「どこかで誰かが見ていてくれる」をモットーに、人知れず努力を重ね、斬られ役一筋を貫いてハリウッド映画『ラスト サムライ』に出演するなど大輪の花を咲かせました。
今回、福本清三の唯一の主演作『太秦ライムライト』(2014年/落合賢監督)のプロデューサー・脚本の大野裕之が、『太秦ライムライト』の未公開映像や合計200時間にも及ぶチャンバラのシーン、福本清三の生前のインタビュー、舞台やリハーサルの映像などを再編集し、中島貞夫、松方弘樹、栗塚旭らとの懐かしい映像も加えて、稀代の斬られ役の人生を描くドキュメンタリー映画を監督。
そして、本作のために、新たに里見浩太朗をはじめ、福本の妻・橋本雅子さんや長年の盟友・峰蘭太郎、東映剣会の清家三彦、本山力、地元の兵庫県香住の同級生、さらに『侍タイムスリッパー』を福本に捧げた安田淳一監督、『太秦ライムライト』の落合賢監督、山本千尋、沙倉ゆうの、劇団とっても便利の多井一晃、鷲尾直彦、中島ボイル、ら、福本ゆかりの人物のインタビューを収録。
その追加撮影部分のキャメラマンは、福本を敬愛してやまない安田淳一!さらに、エンディング映像を落合賢が制作!
『太秦ライムライト』の生みの親である大野裕之・落合賢と、『侍タイムスリッパー』を福本に捧げた安田淳一が、時代劇への熱いを107分に刻みました。
日本の大切な文化である時代劇を未来へと継承するために、多くの人にご覧いただきたいと願っています。
本件についてのお問い合わせ・取材・映画館からの上映希望は、uzumasa.limelight@gmail.comまで。
このたび、拙著『デンさんのプール 杉本傳〜水泳ニッポンを作った男』が、2025年度第36回ミズノスポーツライター賞最優秀賞に選ばれました。

ミズノスポーツ振興財団の皆様、選考委員の先生方、杉本家の皆様、小学館の皆様、お力添えいただいた全ての皆様に深く感謝を申し上げます。身に余る光栄です。
ミズノスポーツライター賞最優秀賞をいただくことは、本書にとりまして特別な意味があります。
長らくミズノさんの本店が大阪の大川を見下ろす淀屋橋にありました。明治期にそこからほど近い太融寺のあたりで生まれた杉本傳は大川で泳いで水泳を習いました。大阪の繁栄の歴史と進取の精神とが積み重なりが、デンさんを生み育てた。それから100年以上経って、いわば「同郷の」ミズノさんから栄えある賞を賜りましたことは、とりわけて嬉しいことなのです。
本書は、大正初期の茨中で、当時生徒だった川端康成や大宅壮一と一緒にグラウンドを掘って、日本で初めて近代的な水泳プールを作った伝説の教師、(茨木高校卒の私にとっては大先輩である)杉本傳先生についての、初の伝記本です。今回、100人以上のご遺族や関係者への取材、杉本家の蔵や茨高から発掘された膨大な資料をもとに、知られざる生涯を描きました。
杉本傳——通称「デンさん」は、大阪の富豪の家に生まれ、府立茨木中学(現・茨木高校)で非常にユニークな教育を受けた後、母校に奉職して、大正初期に日本で初めての近代プールを生徒と一緒に運動場を掘って作ります。その時の生徒の中には、川端康成や大宅壮一もいました。スポーツを通じた国際交流を夢見て、それまで存在しなかったものを作ったのでした。
その後、デンさんは海外から当時最新のクロール泳法を取り入れ、茨木中学の生徒たちは次々と記録を塗り替えました。さらにはオリンピック競泳の監督になり、飛込や水球を導入し、当時水泳の全てのジャンルでのパイオニアとなりました。その上で、彼は茨木中学だけが勝ってもしゃあないと、研究の成果を惜しげもなく公開し、日本の教育水準向上に力を尽くしました。
同時にアマチュアのヴァイオリニストでもあったデンさんは、「優れたアスリートは優れた文化人でなくてはならない」「精神は文明的に、肉体は野蛮的に鍛えよ」と能楽に打ち込み、関西で初めてのブラスバンド部を創設しました。まさに「文武両道」だったデンさんの実践は、スポーツ、文化、教育とは何か、という本質的な問いを投げかけているように思えます。
翻って現代、失われた数十年の間に、新しい挑戦を面白がる心はすっかり失われてしまいました。勉強もスポーツも一部のエリートを育てることに必死で、そんなシステムが落ちこぼした人には居場所がなくなり、社会の格差が大きくなっています。先の見えない閉塞感の中、過激な排外主義に走る風潮もあります。
こんな時だからこそ、グラウンドに生徒と一緒にプールを掘った冒険者・杉本先生のことを思い出したいのです。前例にとらわれずに海外から最新の情報を取り入れて新しい泳ぎ方を研究したあの荒唐無稽なまでのイノベーションマインドを。
日本古来の文化を大切にしながら、西洋の芸術に親しみ、破天荒に夢を追いながら、最新の知見の合理的・科学的マインドを忘れない。そんなデンさんの生き方・考えは、今を生きる私たちに多くのことを教えてくれます。今こそ私たちにはデンさんが必要なのです。
そんな思いで、この本を書きました。
この受賞が、杉本傳先生の偉大な功績を広く知っていただく機会となれば幸いです。
ありがとうございました。
2026年3月4日 大野裕之
***
選考委員講評
日本で古式泳法が主流の時代に生徒とともに日本初の学校プールを作り上げ、水泳界に多大な貢献を果した大阪府立茨木中学(現・茨木高校)の体育教師・杉本傳(すぎもとつたえ)の生涯を丹念に掘り起こしたノンフィクションである。
杉本は明治期後半に大阪の裕福な家に生まれ、北摂茨木の当時「鶏学校」と呼ばれた旧制中学で学び、後に母校の体育教師となりグラウンドにプールを掘る。そして惜しげもなく私財を投じて水泳指導に尽力した。行動は破天荒でも考え方は合理的、精神は常に謙虚さと寛容さを堅持した稀有な男の生涯と、近代泳法「クロール」への転換、オリンピックで世界に知られることになる水泳ニッポンの礎が築かれる過程を、茨木中学の生徒たちの「勤倹力行」の活躍に光を当てながら描いた大正から昭和初期にかけてのユニークな水泳史物語でもある。
著者自身も茨木高校出身で新校舎建設の発掘調査から明らかになった旧プール遺構の謎解きから始まる本作品は、単なる母校や母校の大先輩への好奇心的な関心にとどまらず、当時の人々が日々こまめに書き残した日記や記録、学校に残された数々の資料、公的文書等を縦横無尽にパズルピースとして組み合わせ、若き日の川端、大宅の生の声を蘇らせるなど関係者の証言を交えながら、茨木が近代水泳発祥の地となっていった所以を闊達な筆致で活き活きと描きだしていく。
著者はスポーツライターを本業とする人ではないが、黎明期の日本スポーツ界に前例のない大胆な試みで水泳界に革命を起こし、大きな貢献を果たした偉大な先人の足跡を初めて明らかにした実に示唆に富んだ作品である。
2025年全仕事目録
1月8日 名城大学で留学生向けに英語で特別講義
1月12日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
1月18日 茨木歯科医師会主催の医道高揚講演会で講演(ホテル阪急インターナショナル)
1月25日〜2月2日 『無人島で生きる16人』再演@日本青年館。脚本を担当。
2月1〜3日 先斗町亜弥さんのおばけ演出
2月12日 第52回日本臨床矯正歯科医会 京都大会 ショー演出
2月16日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
2月22日 HOS Artにトーク出演(ブライトン京都)
3月1日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
3月1日 『太秦ライムライト』上映とトーク@京都教育文化センター
3月2日 『太秦ライムライト』上映とトーク@ユーロライブ
3月18日 「大阪自由大学」で、講演「チャップリンと日本」
4〜7月 関西学院大学にて非常勤講師を1コマだけ務める
4月5日 京都新聞文化センターで、講演「チャップリンと京都、そして時代劇」
4月12日 早稲田大学エクステンションセンター中野校 連続講義1回目
4月25日 専修大学 特別講義
4月26日 早稲田大学エクステンションセンター中野校 連続講義2回目
4月27日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
5月13日 京都並木グループで講演(京都ホテルオークラ)
5月10日 早稲田大学エクステンションセンター中野校 連続講義3回目
5月24日 早稲田大学エクステンションセンター中野校 連続講義4回目
5月24日 神戸新聞の昭和100年企画「チャップリン来神」にコメント
5月30日 読売新聞に 「万国共通のお笑いとは何か」のテーマ記事コメント
6月7日 日本和装師会総会で講演(京都ホテルオークラ)
6月8日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
6月10日 「中央公論」書評執筆。北村匡平著『家出してカルト映画が観られるようになった』(書肆侃侃房)について。
6月13日 読売新聞にコメント 『黄金狂時代』100周年について
6月24日 福本清三ドキュメンタリー映画 クラウドファンディング開始
6月26日 『黄金狂時代』公開100周年の日に、テアトル梅田・アップリンク京都で上映後トーク
7月1日 早稲田大学エクステンションセンター早稲田校 連続講義1回目
7月2日 法政大学 特別講義
7月6日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
7月8日 早稲田大学エクステンションセンター早稲田校 連続講義2回目
7月15日 早稲田大学エクステンションセンター早稲田校 連続講義3回目
7月20日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
7月22日 早稲田大学エクステンションセンター早稲田校 連続講義4回目
7月24日 公益財団法人 全国市町村研修財団 市町村アカデミーにて講演
7月26日 京都新聞に福本清三クラウドファンディングについてのインタビュー記事掲載
7月29日 早稲田大学エクステンションセンター早稲田校 連続講義5回目
7月29日 東京の高校生の企画で『独裁者』上映と講演
8月 ラジオおよび配信「時代劇が好きなのだ」に出演
8月5日 毎日新聞に福本清三クラウドファンディングについてのインタビュー記事掲載
8月8日 読売新聞に福本清三クラウドファンディングについてのインタビュー記事掲載
8月10日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
8月31日 福本清三ドキュメンタリー映画のためのクラウドファンディング成功700名以上の方より9,989,000円の寄付をいただく。
9月1日 創価新報の特集「ユーモアの力」にインタビュー掲載
10月1日 中部大学特別講義
10月12日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
10月29日 2026年公演予定の舞台の試演会(クローズド)
10月31日〜11月2日 20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025
in東京・有楽町よみうりホール
11月3日 京都府医師会創立記念式典で講演
11月5日 著書『デンさんのプール 杉本傳〜水泳ニッポンを作った男』(小学館)出版
11月9日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
11月10日 京都新聞電子版に時代劇について語るインタビュー掲載
11月12日 公益財団法人 関西生産性本部で講演
11月13日 関西学院大学で特別講義
11月16日 茨木市の川端康成文学館で開館40周年記念講演「日本近代水泳発祥の地―茨木中学校と杉本傳―」
11月19日 名城大学で留学生向けに英語講演
11月21日 20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025
in名古屋(Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール)
11月23日 茨木市民会館オニクルで、川端康成文学館開館40周年を記念して『葬式の名人』上映とトーク
11月30日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
12月1日 「キネマ旬報」に「チャップリンの魂を探す旅」寄稿
12月6日 20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025
in仙台(仙台電力ホール)
12月7日 「そこまで言って委員会NP」(ytv系)出演
12月19日 カルメン・チャップリン監督、、マイケル・チャップリン主演『チャップリン』日本公開を監修。パンフレット執筆。
12月20日 20周年記念ボイスシネマ声優口演ライブ2025
in大阪・新歌舞伎座
12月21日 神戸新聞にエッセイ「見る思う」寄稿
12月21日 映画『チャップリン』公開記念トーク 東京・角川シネマ有楽町
12月22日 京都新聞に時代劇についてのインタビュー掲載
12月24日 KBSラジオ「蛤御門のヘン」出演
12月26日 映画『チャップリン』公開記念トーク 岡山シネマ・クレール、広島サロンシネマ
12月27日 映画『チャップリン』公開記念トーク アップリンク京都、テアトル梅田、シネ・リーブル神戸にて
12月30日 朝日新聞神戸版にシネ・リーブル神戸でのトーク記事が掲載。
2025年もまた多くの皆様のお力添えを持ちまして、実りある活動をさせていただきました。深く感謝いたします。
今年出版した著書『デンさんのプール 杉本傳 日本水泳を作った男』(小学館)は、商業出版での12冊目の単著です。日本で初めてプールを作りクロール泳法を日本に導入にした知られざる偉人杉本傳についての初の伝記です。母校・茨木高校の大先輩でもあり、こうして一冊にまとめることができてありがたく思います。
これまで出した本も多くの読者を得て版を重ね、『チャップリンとヒトラー』が11刷、『京都のおねだん』が5刷となりました。
声優口演は20周年ということで、東京・名古屋・仙台・大阪と4都市ツアーを敢行。素晴らしい声優さんの技術を目の当たりにし、また満場の若い世代にチャップリンの魅力を伝えられてとても嬉しいです。
昨年末に撮影した映画(プロデューサーと出演者として参加)はほぼ完成。さらに来年撮影予定の大作映画の準備も進んでいます。
年初に以前脚本を書いた『無人島で生きる16人』が再演となったのも嬉しいことでした。
劇団とっても便利の公演はできませんでしたが、来年に大きな公演を企画中です。
また、今年は「そこまで言って委員会NP」に12回出演させていただきました。年間の出演回数としては自分史上最多。2018年秋以降、合計91回出演させていただいております。さまざまな異なる考えの論客との討論は、自分の思考の範囲を広げてくれます。今後も少しでも番組のお役に立てるよう、勉強いたします。
毎年思うことですが、これまでの一年一年の積み重ねを大事にして、創作と研究の新しいステージに上がるために精進を重ねるしかありません。来年は新しいジャンルにたくさん挑戦する年になります。どうか今後ともご指導のほどよろしくお願いします。
皆様、今年も本当にありがとうございました。
良いお年をお過ごしください。
新著『デンさんのプール 杉本傳 水泳ニッポンを作った男』11月5日 小学館より出版しました!
大正初期の大阪・茨木中学(現・茨木高校)——そこには、生徒だった川端康成や大宅壮一と一緒にグラウンドを掘って、日本初の近代プールを作った伝説の教師がいた!
茨木高校OBである脚本家の大野裕之が、杉本傳の残した秘蔵写真に未公開資料、100人以上の親族・関係者・最後の弟子への取材などをもとに描く渾身のノンフィクション!
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知られざる偉人・杉本傳の伝記を書きました。母校の87期上にあたる大先輩です。そんな個人的な興味をこえて、今こそ杉本傳のことを知ってほしいと思った次第です。
彼は、日本で初めて勝手にグラウンドを掘ってプールを作り、
日本で初めてクロール泳法を導入して、1924年パリ五輪の競泳監督になり、
高石勝男(パリ五輪で日本人初の入賞)らオリンピック選手を育て上げ、
日本に飛込競技を導入し、1928年アムステルダム五輪で日本初の飛込監督になり、日本に水球を導入し、・・・とにかく、水泳の全てのジャンルでのパイオニアであり、
それだけでなく、学童の水泳教育や女子水泳教育に力を入れて、1932年ロス五輪で女子水泳の監督になり、
関西で初めてのブラスバンド部を作り、本人は能楽やヴァイオリンを嗜む文人であり・・・
そんなものすごい業績をあげたにもかかわらず、杉本傳の名前は後世に残っていません。
というのも、彼自身が、自分の名を残すことを良しとしなかったからです。例えば、自分の銅像の除幕式で、「みんなの気持ちはありがたいけど、自分だけではなくみんなで頑張ったことやから」と銅像設置を断って、自宅に持って帰ったこともあるほどです。
彼は自校だけが勝っても仕方ないと、研究の成果を惜しげもなくライヴァル校に公開し、日本の教育水準を上げるために尽くしました。結果、水泳の茨中の地位は低下していき、杉本傳の名もいつしか忘れ去られました。
でも、今こそ杉本傳のことを思い出したい。
失われた数十年の間にすっかりイノベーションマインドをなくしてしまった日本人に、破天荒なパイオニア杉本傳は多くのことを教えてくれます。
そんな思いで書きました。ぜひ多くの人に読んでほしいと願っています。
***
ちなみに、wikipediaにも杉本傳の項目があるのですが、いろいろ間違えていますので、訂正されることを願います。
まず、名前の読みは「つたえ」です。「つとう」は戦後の田畑政治の誤記から始まった間違い。
生年は1890年ではなく1889年(戸籍に基づく)
戸田の「第3回全国競泳大会に初参加」はしておらず、第4回全国競泳大会に初参加で初優勝。(久敬会報の報告、茨木中学月報、井上教諭の証言、杉本傳の回想、入谷唯一郎らの日誌に基づく。『東京大学戸田寮八十年史』は誤記。)
などなど。
大野裕之の関連リンク
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