ドラえもんのあらすじ
おもちゃのチラシを見た後に、欲しいものリストを作ってみたのび太は、リストの合計額と、貯金箱の中身を比べて、思わずため息をつく。そこに、ドラえもんがおやつのどら焼きを運んでくる。するとのび太は、ママにどら焼きがいくらだったか聞き、どら焼きを返すから、その分の代金100円をお金でほしいと言い出し、ママから100円をもらうことに成功する。ところが、のび太は100円をもらったものの、ドラえもんが食べているどら焼きを物欲しそうに見てくる。それに気づいたドラえもんはあきれつつも、ミラーに映したものを本物にして出すことができるという“フエルミラー”を取り出す。
アウトドア雑誌を読んでいたパパが、ゴールデンウイークに家族でキャンプに行き、最新型のテントに泊まろうと言い出す。だが、ママから反対されてしまう。落ち込むのび太を見たドラえもんは「だったら自分たちだけで行こう!」と、“たけのこ型テントセット”を取り出す。さっそく、ドラえもんはテントの素を庭に埋め、水をかけると、一時間後には芽が出て、大きなたけのこに成長する。たけのこの皮をめくり、のび太が中に入ってみることに。
のび太たちは、ママがレンタルしてくれた着物を着てこれから出掛けるというしずかに会う。その後、家に帰ったのび太は、掃除機が壊れて困っているママを見て、掃除機をレンタルできないかとドラえもんに提案する。それを聞いたドラえもんは、何でも借りることができるという“ちょこっとレンタルカード”を取り出し、カードに「掃除機を借りたい」と注文する。すると、今近所にある掃除機が近い順にリストアップされ、たくさんの掃除機の情報が映し出される。その中の一つを選んだところ、ちょうどスネ夫の家の最新式の掃除機だった。使い勝手の良い掃除機に喜ぶママだったが、少しするとカードからアラート音が鳴り、点滅し始めてしまう。
家に遊びに来た親戚のおじさんから百科事典をプレゼントしてもらったのび太は、部屋に戻ると「漫画の方が良かったのに…」と言い出す。そこに、のび太が忘れたノートをしずかが届けに来てくれる。笑顔で受け取るのび太だったが、そのおかげで宿題を思い出したと言い、ドラえもんをあきれさせる。ドラえもんは、人の親切に感謝しないのび太に説教するが、「喜んで見せるなんて面倒くさい」と言い出したため、うれしいことも悲しいことも人の何十倍に感じられるという“カンゲキドリンク”を取り出す。興味のないのび太に無理やり飲ませたところ、感激し「こういうのがほしくてたまらなかったんだ」と感謝の気持ちを述べ、おじさんを喜ばせる。