ドラえもんのあらすじ一覧
やりたい放題のジャイアンに我慢のならないのび太は、「今にぼくが年を取って死んだら化けて出てやる!」と言いだす。それを聞いたドラえもんは、「死なずに化けて出る方法もある」と言ったところ、のび太はそれを貸してくれなきゃ一生恨むとドラえもんにつかみかかる。ドラえもんが渋々取り出したのは、なめて寝ると、魂が抜け出し、一時的にユーレイになることができるという“うらめしドロップ”。その夜、うらめしドロップをなめてから寝たのび太は口から魂が抜け出し、本当にユーレイになれて驚く。早速ジャイアンの部屋に忍び込んだユーレイのび太は、ジャイアンを驚かそうとする。
学校から帰ってきたのび太は、ドラえもんが“ハッピーガチャ”という未来のゲームを前に叫ぶのを目にする。このハッピーガチャは、自分が持っている物と引き換えに回すことができ、大中小のハッピーカプセルが出るのだが、ドラえもんが何度やっても、小ハッピーしか出なかった。もう一度だけトライしたドラえもんだが、またしても小ハッピーで頭を冷やすと言って出掛けてしまう。残されたのび太が、試しに1回だけやってみると、中ハッピーのカプセル“スイーツバイキング15分食べ放題”が出てくる。部屋中に現れたスイーツやフルーツなどをおなかいっぱい食べて大満足ののび太は、大ハッピーならもっとすごいものが出てくるのではと考える。
のび太は家族で山のキャンプ場にやって来るが、パパとママがテントとバーベキューの食材を忘れてしまう。“どこでもドア”を修理に出していたドラえもんは、空中に絵を描くとその絵が本物そっくりの物体になる“立体ペインター”を取り出す。早速、絵が得意なパパが立体ペインターでテントやテーブルなどを描き、なんとかキャンプらしくなる。そんな中、近くの小川でカヤックをしていたスネ夫に出くわしたのび太は嫌味を言われたことで、悔しさのあまり立体ペインターで気球を描いてドラえもんと共に乗り込む。気球はスネ夫のカヤックを追い越して上空を進み、のび太はいい気分になる。だが、風に煽られた気球は山奥へと飛ばされてしまう。
ドラえもんが部屋の窓からバードウオッチングをしていると、のび太が慌てて走ってくるのが見える。宿題をたんまりため込んだのび太は、道で困っている人を見ても助けることなく、一目散に家に帰って来る。そんなのび太を見かねたドラえもんは、飲むと困っている人を助けずにはいられなくなるという“タスケロン”を取り出す。ところが、ドラえもんから説明を聞いたのび太は、みんなにタスケロンを飲ませて、宿題を手伝ってもらうことを思い付く。ドラえもんの忠告を聞かないのび太は、ジャイアンとスネ夫にタスケロンを飲ませようとするが、もみ合った末に結局、自分が飲んでしまう。
のび太とドラえもんは、しずかから「今までで一番おいしいクッキーが焼けたから食べに来ない?」と誘われて大喜びする。 ところが出掛ける直前、ママから留守番を頼まれてしまう。そこでドラえもんは、紙の上に寝るだけで、その人の立体コピーができ上がるという“立体コピー紙”を取り出す。早速のび太の立体コピーを作って玄関前に置き、留守番をさせることに。これで安心と出掛ける2人だったが、家の前を通りかかったジャイアンに見つかり、立体コピーが殴られてしまう。しかし、立体コピーは紙でできているため、うまく殴ることができない。諦めたジャイアンは去っていくが、その後、コピーのび太は風に飛ばされてしまう。
今年は日曜日のため、みんなに誕生日を忘れられていたジャイアンはイライラを募らせる。そんな中、スネ夫がアイドルの写真パネルを使ったフォトコンテストに応募することを知ったジャイアンは、自分も同じような“ジャイアン写真コンテスト”の開催を思い付く。ジャイアンにコンテストを盛り上げる道具を出してほしいと頼まれたドラえもんは、仕方なく“キャラクター商品注文機”を取り出し、ジャイアンの写真パネルを大量生産。さらにパネルをしゃべらせたいと言われ、“つぶやきリップ”でパネルからジャイアンの声を聞こえるようにする。のび太とドラえもんは、ご満悦のジャイアンから写真パネルを配るというミッションを課せられてしまう。
のび太とジャイアンは、スネ夫の家で今はやりの奇跡的な瞬間を動画に収めるミラクルムービーを見せてもらう。のび太らも公園でペットボトルを使ってミラクルムービーを撮影しようとするが、どうしてものび太が失敗してしまい、ジャイアンも怒りを通りこしてあきれてしまう。仲間外れにされてしまったのび太は家に帰ってミラクルムービーを撮ろうとはりきるが、うまくいかずに落ちこむばかり。帰ってきたドラえもんにその話をしたところ、カメラにつけて撮影すると奇跡が起こせるという“ミラクルレンズ”を出してくれる。早速、カメラに取りつけたところミラクルムービーが次々と撮れてしまう。
タイ旅行に行っていたスネ夫に呼ばれたのび太らは、写真や土産などで自慢話を聞く。すると写真を見ていたドラえもんが、突然一枚の写真を手にして急に走りだして帰ってしまう。心配したのび太が家に戻ると、“どこでもドア”を取り出したドラえもんがタイに行くと言いだす。タイの首都・バンコクに着いたドラえもんは、スネ夫の家から持ってきた写真をのび太に見せる。写真のネコに一目ぼれしたというドラえもんのためにのび太もネコを探し始めるが、トゥクトゥクにぶつかりそうになってしまう。“ホンヤクコンニャク”を食べた二人は、トゥクトゥクのドライバーに写真の場所が水上マーケットだと教えてもらい、早速その場所に向かう。
クラスの今月の目標「給食をもっと楽しもう」に合わせ、給食当番の出木杉とスネ夫は、メニューの解説をしたり、工夫をこらした配膳をしたりし、みんなを楽しませる。先生にほめられたスネ夫は得意顔で、次の週の給食当番であるジャイアンやのび太をばかにするが、ジャイアンは何がなんでもスネ夫たちより楽しい給食にすると張り切る。だが、ジャイアンが自分で考えるはずもなく、押し付けられたのび太はドラえもんに相談する。話を聞いたドラえもんは、まだ使ったことがないという「ショーアップライト」を取り出す。さっそく、台所にいたママにライトを当てると、ミュージカルのように歌い出し、パフォーマンスをしながら皿洗いを始める。
学校から帰ってきたのび太が部屋に入ると、ドラえもんに“ビックライト”を当てられ、巨大化してしまう。元の大きさに戻ったのび太に、ドラえもんは道具の整理をしていたのだと説明する。捨てるのではなく、22世紀の業者に買い取ってもらうという。ところが、要らない道具を“カイトルボックス”に詰め込んで送ったところ、届いた見積書の金額は、どら焼き1個も買えない額だった。そこで、買取ではなく、別の道具に交換できるプランを選択することに。すると、“コウカンボックス”が現れ、中にはほうきらしき道具が一つ入っていた。説明書によると、またがるだけで自由自在に空を飛ぶことができる“飛ボーキ”という道具のようだった。
パパとママの若い頃の写真を見て、のび太とドラえもんは盛り上がる。二人の会話を聞きながら鏡を見ていたママは、小じわや白髪が気になってしまう。のび太はそんなママのために、母の日のプレゼントとして、若くなる道具を出してあげてほしいと言い出す。そこでドラえもんは“ゴーゴーヤングミスト”を取り出す。早速寝ているママを起こし、イスになっているところにママを座らせる。そしてスイッチを押すと、ヘッドセットがママにセットされ、中からミストが噴出し、ママを包みこむ。しばらくしてミストが消え、ヘッドセットが外れた後、ドラえもんに渡された鏡を見たママは、白髪もシワも消え、髪も肌もツヤツヤになった自分の姿に驚く。
のび太としずかは、古い人形をくわえている犬に出くわす。「お人形がかわいそう」と言うしずかに頼まれ、のび太は犬に立ち向かい、なんとかその人形を手にすることに成功する。その後、人形の洋服を縫い直してあげたしずかは、持ち主が心配しているだろうから返してあげたいと言う。そんなしずかの願いをかなえてあげたいのび太は、ドラえもんに持ち主を探す道具を出してほしいと頼み込むが、そんなものはないと言われてしまう。落ち込むしずかとのび太を見かねたドラえもんは、“ココロコロン”を取り出す。これを振りかけると、その人形の心が分かるようになるという。
河原でたんぽぽのわた毛を飛ばしていたのび太は、風に乗って空を飛べるなんていいなぁとつぶやく。それを聞いたドラえもんは、のび太にもできると言うと、“たんぽぽくし”を取り出す。早速のび太がたんぽぽくしで髪をとかしてみると、髪の毛が逆立ち、タンポポのわた毛のように広がったので驚く。さらに、風に吹かれて浮かび上がり、そのままふわりふわりと飛んだ後、風がやむのと同時にゆっくりと下りてくる。のび太は大喜びでドラえもんもやってみればと誘うが、髪の毛がないドラえもんは苦笑い。そのまましずかの家まで飛んでいったのび太は、しずかも誘って、二人でふわりふわりと空の散歩へ出掛ける。
山で虹色のタヌキが発見されたというニュースを見たママは、トランプで遊んでいたのび太とドラえもんに、興奮しながらそれを伝えるが、二人ともまったく興味を示さず、ガッカリしてしまう。ところが次の日、学校でもその話題になり、ジャイアンとスネ夫だけでなく、しずかも虹色タヌキが発見された近井山にタヌキを探しに行くと聞いたのび太は、みんなより先に見つけたいとドラえもんに泣きつく。青いタヌキよばわりされたドラえもんは断るが、のび太にしがみつかれ、仕方なく“どこでもドア”を出すことに。近井山では虹色タヌキまんじゅうやグッズが売られ、たくさんの登山客でにぎわっていた。
宿題を忘れた時も、神成さんの家のガラスを割った時も、調子がいいことばかり言って大人にえこひいきをされるスネ夫に、のび太は腹が立って仕方がない。ジャイアンも、ドブ掃除をしていたところ、ちょうど大人が通るタイミングでスネ夫が代わると言い出し、自分がずっとやっていたように見せて、スネ夫だけがほめられたことがあるらしい。話を聞いたドラえもんは、“ひい木”というバッジのようなひみつ道具を取り出す。これを付けた人は周りの人からえこひいきされるようになるという。早速のび太が付けてみたところ、おやつのプリンをのび太だけがもらえることに。
パパとママと一緒に花見に出掛けたのび太とドラえもんだったが、人が多く、桜を見る場所が見つけられない。仕方なく、屋台の食事だけでも楽しもうと考えるが、どの屋台も長い行列ができており、あきらめて帰ることに。残念がるみんなを見たドラえもんは、“どこでもドア”で裏山へ向かう。そして“立ち木スタンド”を取り出し、スイッチを押すと、ニョキニョキと枝が伸び、満開の桜の木になる。それを見たのび太は大喜びでパパとママを迎えに行くが、ちょうど二人はテレビで小川が流れるそばに桜が並んでいる景色を見て、うっとりしていた。1本だけでは足りないと考えたのび太は、ドラえもんに桜を増やしてほしいと頼み込む。
のび太たちは、風船ガムを上手に膨らませるスネ夫に感心する。気をよくしたスネ夫は、しずかとジャイアンにはガムをおすそわけするが、またもやのび太の分はないと言う。3人が楽しそうにガムを膨らませているのを見て、のび太は悔しがる。そんなのび太に泣きつかれたドラえもんは、ポケットから“イメージガム”というひみつ道具を出してくれる。そのガムは、何かを思い浮かべながらガムを膨らませると、30分だけその形になるというものだった。それを聞いたのび太は、みんなに自慢しようと、イメージガムを持って出掛けることに。ちょうど道を歩いているジャイアンとスネ夫を見つけたのび太は、先回りして二人を驚かせようと考える。
ジャイアンに追いかけられ、どうにか逃げ切ったのび太は、道で見かけたドラえもんに声を掛けるが、無視されてしまう。さらにそのドラえもんにはなぜかキツネのしっぽのようなものがあった。そのままドラえもんを追いかけて部屋に戻ると、もう一人ドラえもんがいて、のび太は驚く。そしてしっぽのついたドラえもんからどら焼きの入った紙袋を受け取ると、どら焼きを食べ始める。驚くのび太に、ドラえもんはしっぽを引っ張ってみるよう言う。のび太がしっぽを引っ張ったところ、キツネのロボットに変わってしまう。これは“変身ロボット”というひみつ道具で、油揚げをあげると、その人に化けて、何でも言うことを聞いてくれるという。























