ドラえもんのあらすじ一覧
将来、ゲームクリエーターになりたいというスネ夫が作ったゲームに感動したのび太は、自分もゲームを作ってみたいと言い出すが、センスがないと無理だとバカにされてしまう。悔しくて仕方がないのび太は、ゲームが作れなかったら、逆立ちして鼻からスパディーを食べるという約束までしてしまう。のび太に泣きつかれたドラえもんはあきれつつも、“ゲームホントローラー”というひみつ道具を取り出す。この道具を使うと、“ホント”、つまり“現実”の世界を元に、オリジナルのゲームを作ることができるという。早速のび太はおやつのホットケーキを持ってきてくれたママを題材に、“ホットケーキを落としちゃダメダメゲーム”を作る。
のび太やドラえもんとテレビを見ていたスネ夫は、「どのテレビ番組もつまらない」「自分が作った方が面白い」などと言い出す。それを聞いたドラえもんは“テレビ局セット”を取り出す。このセットを使えば、自分が作った番組をテレビで放送することができるという。スネ夫は大喜びで早速番組作りにチャレンジする。まずは、ラーメン店や和菓子店など、町内の絶品グルメを紹介する“グルメランキング”を放送すると、どこも行列ができるほどの大にぎわいになる。さらに、スネ夫のペットのチルチルが登場する“チルチルの部屋”は、視聴率が70%となるなど、スネ夫の番組は大人気となり、町のみんながスネ夫のテレビに夢中になる。
出木杉と宇宙旅行について目を輝かせて語り合うしずかを見たのび太は、ドラえもんにロケットを出してほしいと頼む。ちょうど今夜は大きなすい星が最も地球に近づく日だといわれており、「宇宙に行ってすい星を見せてあげる」と、みんなに約束してしまったという。あきれるドラえもんだったが、空き地に集まったみんなを前に、シンプルな“おてがるロケット”を取り出す。早速ロケットに乗り込み、宇宙へと飛び立つが、なぜかしずかは浮かない顔のまま。実は、しずかはもっとワクワクするような楽しいロケットをイメージしていた。定期検診で22世紀に戻ったドラえもんの代わりにサポート役を買って出たドラミは、しずかの話に大賛成する。
ある夜、ジャイアンは急に具合の悪くなったペットのムクを抱えて動物病院へ駆け込む。獣医の的確な診療ですぐ元気になったムクを見て感動したジャイアンは、自分も獣医になりたいと言い出す。困っている動物たちを助けたいというジャイアンに感心するのび太とスネ夫だったが、ジャイアンから病気やけがをしている動物たちを集めてくるよう言われてしまう。のび太はスネ夫にペットのチルチルを連れて行くことを提案するが、何をされるか分かったもんじゃないと断られる。そこで、ドラえもんをネコとしてジャイアンの家へ連れて行く。慌てて逃げ出すドラえもんだったが、ジャイアンの獣医になりたいという熱意に動かされ、協力することに。
のび太はしずかがランドセルにつけているクラゲのマスコットに気づく。そのやり取りを見ていたスネ夫は、水族館でやっている、期間限定のクラゲとイルミネーションを合わせたナイトショーの話を始める。今度の日曜に行くのを楽しみにしているとうれしそうに話すしずかだったが、親戚の家に行くことになったため、ショーを見に行くことができなくなってしまい落胆する。どうにかしてあげたいのび太から話を聞いたドラえもんは、ナノマシンが本物のクラゲと同じように成長していく様子を観察できる“クラゲ観察キット”を取り出す。
自分が悪くなくてもジャイアンに謝罪を要求され、のび太は謝ることしかできない。その様子を見たしずかから、自分が正しいと思ったら押し通すべきと言われてしまう。ドラえもんからも負けてもいいからぶつかっていけばいいと言われるが、のび太は泣きながら反論する。ドラえもんはあきれつつも、のび太を空き地へ連れて行く。そして、“たましいを抜け出させる道具”を取り出し、火をつける。出てきた煙をドラえもんがうちわであおぎ、煙を吸ったのび太が大きなクシャミをすると、のび太の魂が飛び出してしまい、驚く。
学校から帰ってきたのび太は、ママからお使いを頼まれたり、パパに腰をもんでほしいと頼まれたりして、昼寝をする時間が短くなるとグチグチ言い出す。なんとかしてよと言われたドラえもんは、のび太の「ネコの手も借りたい」という言葉を聞き、“ニャントカニャール”という鈴がついたひみつ道具を取り出す。この鈴をネコに向けて振ると、ネコだけが反応する特殊な音波が出て、ネコが助けてくれるという。のび太はちょうどドラえもんを訪ねてきた近所のネコに向けて、ニャントカニャールを鳴らす。そして、「パパの腰をもんで!」と言うと、そのネコがパパの腰をマッサージし始めたので驚く。しかも上手で、パパも大喜びする。
シリーズ史上初の古代ギリシャを舞台に、のび太たちがドラえもんの誕生日を祝うべく「世界初のバースデーケーキ」を求めて、大冒険を繰り広げる。タイムマシンに乗って、紀元前5世紀のギリシャ・アテネにやって来たドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫。実は、のび太たちはドラえもんに「世界で最初のバースデーケーキ」をプレゼントするつもりでやって来ていた。だが、一同は目の前に現れたパルテノン神殿に大はしゃぎする。早速、“きせかえカメラ”で古代ギリシャ人の服装に早変わりし、“ほんやくコンニャク”を使って街を散策することに。
ドラえもんの誕生日の朝。押し入れのふすまが外れ、ふすまと一緒に、収納してあった漫画やラジカセ、ガラクタなどがなだれのように、寝ているのび太の上に落ちてくる。ビックリして飛び起きたのび太が押し入れの中をのぞくと、ドラえもんがひどい寝相で寝ていた。のび太はその出来事をしずかやジャイアン、スネ夫に話す。もっと居心地良くしてあげたいというのび太の話を聞いたしずかは、「キレイにした押し入れを、ドラちゃんへの誕生日プレゼントにしましょうよ!」と提案する。そこで、みんなで協力して、押し入れの改造をすることに。まずは交替でドラえもんを外に連れ出し、その間に大改造を開始する。
先生から怒られ、出木杉と同じことを言ったのに自分だけバカにされ、のび太は落ち込む。さらに、気を取り直して宿題をやろうとした矢先、ママから漫画を読んでいると勘違いされ、叱られてしまう。「何をやっても自分は駄目なやつだと思われている」と嘆くのび太をかわいそうに思ったドラえもんは、さまざまなキャラクターになることができる“キャラクターシール”を取り出す。これを額に貼ると、貼った本人は何も変わらないのに、周りの見る目、つまりキャラクターが変わるという。試しに“ガリ勉”のシールを貼ってみると、宿題もせず漫画を読んでも、ママから「たまには漫画もはいいんじゃない」と笑顔で言われ、のび太は驚く。
のび太はスネ夫から河原でやるバーベキューに誘われる。ところが、近くの川にはカッパが出るといううわさがあり、「泳げないのび太は川の中に引きずり込まれるかも」とバカにされてしまう。悔しいのび太は、ドラえもんに今すぐ泳げる道具を出してほしいと頼むが、ドラえもんは「特訓してやる!」と意気込み、一緒にバーベキューに行くことに。ところが、川に着いたのび太は浮き輪でのんびりしていた。そこで、ドラえもんは吹き矢で、のび太の浮き輪に穴を開けてしまう。足がつく場所にもかかわらず、溺れてしまうのび太を見たドラえもんは仕方なく、“カッパのおさら”というひみつ道具を取り出す。
のび太が折り紙で作ったカブトムシをみんなに得意げに見せていると、デパートで立派なカブトムシを買ってもらったスネ夫からバカにされてしまう。悔しさのあまり、のび太は「僕はもっとすごいカブトムシを持っているんだ!」と口走る。話を聞いたドラえもんは、折った作品が何でも本物のようになるひみつ道具“ほんもの折紙”を貸そうとするが、どうしても本物のカブトムシを手に入れたいのび太はほんもの折紙には見向きもせず、“どこでもドア”でひとり東南アジアのジャングルへ向かう。だが、到着早々、リュックに詰め込んできたひみつ道具や食べ物をサルに奪われてしまい、手元に残されたのはほんもの折紙と紙の本だけという大ピンチに陥る。
のび太とドラえもんは珍しくスネ夫から別荘へ誘われる。ところが、クルーザーが4人乗りだからと、無人島でのバーベキューには連れて行ってもらえず、クルーザーより先に着いたら食べさせてあげてもいいと言われてしまう。そこでドラえもんは“トトライド”というひみつ道具とセットのエサを取り出す。エサを海に投げ入れると、のび太が持っていたハンドルの先が光り、エサに食いついた魚に向けてケーブルのようなものが伸びていく。魚に引っぱられて海中に落ちてしまうのび太だったが、ドラえもんによると、このハンドルさえ握っていれば息ができるという。引っぱってくれる魚をフグからブリに変え、のび太たちはクルーザーを追い掛ける。
新しいあやとりを完成させたのび太はみんなに見せるが、誰も興味を示さない。ママに「あやとりする暇があったら勉強しなさい」と怒られ、ドラえもんにもママの言う通りと言われてしまう。面白くないのび太は、ドラえもんに“もしもボックス”を出してもらい、“誰もがあやとりに夢中な世界”に変えてしまう。あやとりが大流行している世界でのび太は次々と技を披露し、尊敬されて大満足。ママからは勉強よりもあやとりの稽古をするよう言われ、パパはテレビでプロのあやとり選手の試合を見るため早く帰宅する。世界チャンピオンには賞金30億円が贈られるという。そんな中、「あやとりのプロにならないか」とスカウトマンがのび太を訪ねてくる。
みんなが消しピンで遊ぶ中、のび太は下手だからと仲間に入れてもらえない。家に帰ると、ママがドラえもんに頼んで雨どいの掃除をしていた。だが、ドラえもんの姿は見当たらない。部屋に入ると、ゴーグルをつけて、マットのようなものの上で謎の動きをするドラえもんがいた。“アクション連動マット”という道具を使うと、アクションチップをつけたものを自分の体と同じように動かせるため、ぞうきんにチップをつけて雨どいを拭いていたらしい。さらに、セットのゴーグルを装着すると、チップから広がる景色が見えるという。そこでのび太は消しゴムにチップをつけ、ドラえもんにゴーグルを装着してもらうと、ジャイアンたちに消しピン勝負を挑む。
のび太たちは好きな国を選んで新聞にまとめることに。図書館で調べようという出木杉に対し、スネ夫は「世界中のいろいろな国を旅行したから調べなくても楽勝」と言い出し、さらには「のび太は図書館に行っても居眠りするだけ」とバカにし始める。悔しいのび太はドラえもんに“どこでもドア”を出してほしいと頼むが、何について調べるかも決まっていないことを指摘され、ふてくされてしまう。ドラえもんはあきれつつも、外国について手軽に知ることができる“海外リョコッキ”を取り出す。のび太は早速ドラえもんからリョコッキを受け取り、腕につけてみる。
ハイキングに行くことになったのび太は、ジャイアンとスネ夫から、「疲れて座り込んだら置いてけぼりにする」と言われてしまう。そこでドラえもんは、ポケットからトイレットペーパーのようなものを取り出す。ちぎると空にう浮かぶ“トビレットペーパー”というひみつ道具で、体に巻けば体が軽くなって楽々と山登りできるという。次の日、のび太は服の下にトビレットペーパーを巻き、ドラえもんもトビレットペーパーをポケットに入れてハイキングに参加する。途中でしずかにもトビレットペーパーを分けてあげると、3人で軽々と頂上を目指して進んでいく。ところが、スネ夫から回り道を教えられてしまい、でこぼこ道や壊れた橋が次々と現れる。
のび太はスネ夫から「自分の背後霊はスペイン貴族だ」と自慢される。背後霊なんて信じないのび太だったが、ドラえもんから“ロボット背後霊”なら売っていると言われ、使ってみたいと言い出す。ドラえもんから、「寝ても起きてもずっとくっつかれることになるからよく考えた方がいい」と言われるが、のび太はさっさと背後霊が入っている缶を開けてしまう。すると、中から煙のようなものが出て、そのまま消えてしまう。目には見えないが、ちゃんとそこに存在しているらしい。その後、のび太に取りついたロボット背後霊は、お使いを頼むママを追い出したり、ジャイアンとスネ夫からおもちゃを取り上げたりと、のび太の気持ちに敏感に反応する。























