ドラえもんのあらすじ一覧
学校から帰ったのび太は、見たこともないチョウが飲みかけのジュースを飲んでいるのを発見する。そして飛んで行くチョウを捕まえようとするが、ドラえもんに「花をいじめちゃだめ!」と止められてしまう。ドラえもんによると、“新種植物製造機”を使ってスイートピーの花を改造したのだという。のび太はドラえもんから説明を受けるが、難しくて全く分からない。そこでドラえもんは、新種のチューリップを作りながら説明することに。完成した新種の球根に“タイムふろしき”を掛けて成長させたところ、ジュースのような甘い蜜が飲めるチューリップが完成する。調子に乗ったのび太は、トランペットのユリや、足の生えたダイコンなども作り出す。
久しぶりに近所のネコたちとのんびり過ごしていたドラえもんだったが、何度ものび太に呼び出され、「気が休まるときがない」と愚痴をこぼす。それを聞いたのび太は、「明日はボクのことなんか忘れて、遊びに行っておいでよ!」と言い、ドラえもんを喜ばせる。次の日、やはりのび太のことが心配でたまらないドラえもんは、“よびつけブザー”をのび太にあずけて22世紀へと向かう。「ぜったいにブザーは鳴らさない」と力強く宣言するのび太だったが、それを聞いたジャイアンとスネ夫は、のび太の決心を邪魔しようとしてくる。
ネッシーは実在すると信じているのび太は、インチキだと言うスネ夫と討論会をやることに。ドラえもんが定期検診で22世紀に行くことになったため、代わりに未来からやって来たドラミと資料を集めたのび太は、これまでネッシーが目撃された場所や、古い文献にあった目撃情報などを発表する。ところがスネ夫はそれだけでは証拠にならないと反論し、のび太も負けじとネッシーらしきものが写った写真を見せるが、次々とスネ夫に言い負かされてしまう。もっとしっかりした証拠が必要だと考えたドラミは“地底探検車”を出すと公園の池へと送り出し、のび太に「ネッシーを連れてくるから大丈夫」と自信満々に伝える。
スネ夫が「尾の島海水浴場に行こう」とみんなを誘う。自分だけ誘われないと思ったのび太にスネ夫は「泳げなくてつまらないだろうけど、ぜひ砂遊びに」と声を掛ける。ばかにされて悔しいのび太はドラえもんの前で「しずかと泳ぎたい、でも泳げないから恥ずかしい、同じ海水浴場に行きたい」と声を荒げる。そこでドラえもんは“どこでもドア”で宇宙に出ると、“静止衛星”と“電送ポンプ”を取り出す。この二つの道具で尾の島の海水を吸い上げ、水の星を造りだす。砂浜や空気で包んで水の星を完成させ、のび太を星に連れて行く。尾の島海水浴場の上に浮かぶこの星からは海水浴場にいるしずかたちが見え、さらに重力の関係で海水に浮かぶことができたのび太は大喜びで泳ぎ回る。
「『チャンスカメラ』で特ダネ写真を…」のび太たちは、スネ夫から“屋上から落ちてしまった赤ちゃんが奇跡的に助かった”という新聞記事を見せられる。実は、その奇跡の瞬間を撮ったのはスネ夫だった。驚くジャイアンやしずかだったが、のび太はたまたま撮れただけで、誰にでも撮れると言い放つ。それを聞いたスネ夫は、決定的瞬間をつかむには心構えが必要だから、のび太に撮れるのは雑草くらいだと言い返されてしまう。悔しいのび太は「もっとすごい写真を撮ってくる!」と宣言し、いつものようにドラえもんに泣きつく。話を聞いたドラえもんは、何かが起こりそうなとき、その場所に連れて行ってくれるという“チャンスカメラ”を取り出す。
のび太は機嫌の悪いジャイアンに突然殴られてしまう。さらにジャイアンはバレーボールをしていたしずかたちのボールを蹴り上げたり、リモコン飛行機で遊んでいたスネ夫からリモコンを取り上げ、飛行機を落下させるなどやりたい放題。「ジャイアンから守ってくれる正義の味方はいないかしら」というしずかの言葉を聞いたのび太は、ドラえもんに正義の味方を出してほしいと頼む。ドラえもんは迷いながらも“正義のパトカー”という、どんな小さな悪いことも見逃さず悪者をやっつけてくれる道具を取り出す。すると突然、パトカーがサイレンを鳴らして走り出し、後をついて行くとジャイアンが男の子からキャンディーを奪ったところに出くわす。
家の雨どいから雨水が大量にあふれていることに気づいたママは、パパに「様子を見てきてほしい」と頼むが、パパは高いところが苦手だと困り顔でいた。その様子を見たドラえもんは、「自分にまかせて!」と言い、“あっちこっち移動セット”を取り出す。このセットの中の衛星カメラを打ち上げると、コントローラーで対象物を探すことができるという。さっそく衛星カメラを打ち上げたところ、映し出された雨どいには、のび太の野球ボールが映っていた。
のび太と安雄が学校の裏山でつかまえたカブトムシを戦わせていると、スネ夫がヘラクレスオオカブトを手にやって来る。そして、のび太のカブトムシは、あっという間にスネ夫のヘラクレスオオカブトにひっくり返されてしまう。「くやしかったら、のび太もおこづかいで買えばいいだろう?」とスネ夫に嫌みを言われてしまう。そこでのび太は、どうにかしてカブトムシを大きくしようと決意し、おにぎりやおかしを食べさせようとするが、ドラえもんに止められてしまう。さらに、ドラえもんのどら焼きまで食べさせようとしたため、ドラえもんは大慌てで、食べさせると昆虫が大きくなるという“虫ぐんぐん”を取り出す。
のび太は大きな屋敷に住む友達の家に遊びに行き、トイレに行こうとして迷ってしまう。家に帰ったのび太は「この家をあんな広い迷路みたいな家にしてよ」とドラえもんに頼み込む。ドラえもんはあきれつつも、家を迷路のようにして遊ぶことができる“ホームメイロ”を取り出す。1回だけ回すと大きな音が鳴って家が揺れ始め、音と揺れが止まると、1階に降りる階段が上の階に上る階段に変わっていた。迷路になった家に大喜びののび太は、調子に乗ってもっと難しい迷路にしようとホームメイロをぐるぐる回す。すると、一度部屋から出た二人はどう頑張っても戻れず、買い物に出ようとしたママも混乱してしまう。
先生が家に来ることになり、のび太が学校から慌てて帰ってくる。そんなのび太の姿を見たドラえもんは、また0点を取ったのかと思いきや、のび太が書いた作文が褒められ、それを直接ママに伝えるために来るのだと聞き驚く。褒められるならいいのではと思うドラえもんだが、実は作文の中でママのことを“おにババ”と書いてしまったという。「まさかママが読むとは思っていなかった」とのび太に泣きつかれたドラえもんは、“秘密書類焼き捨て銃”を取り出す。すると、のび太から「先生から褒めてもらえるなんて二度とないかもしれないから読まれたくないところだけ消すことはできないか」と言われ、考えた末にドラえもんは“イ・レーザーポインター”を取り出す。
「ブラック・ホワイトホールペン」のび太は、ママの機嫌を取るために、パパが今日中に知り合いに返してほしいという“つり道具”を運ぶ役目を引き受ける。ところが、かなり重さにすぐにへこたれてしまう。そんなのび太に、ドラえもんは重い荷物も楽々と運ぶことができる“ブラックホールペンとホワイトホールペン”を取り出す。/「ジャイアンの恩返し」のび太の代わりに、ママに頼まれた庭の草むしりをしてあげたドラえもんが部屋に戻ると、のび太がドラえもんの分のおやつまで食べてしまっていた。怒ったドラえもんは、少しでも感謝の気持ちがあれば恩返しをしたくてたまらなくなる“ツルの恩返しキャップ”を取り出す。
ジャイアンを怒らせ、「素直に謝るなら許してやる」と言われたのび太は謝ろうとするが、そこに現れたドラえもんが「悪いのはジャイアンの方だ、そっちこそ謝れ」と言い出す。さらに怒ったジャイアンからどうにか逃げ出したのび太は家に飛び込む。だが「やっぱりジャイアンに謝りに行く」と言い出すのび太に、ドラえもんは「負けてもいいから戦う勇気を持て!」と励ます。泣いてばかりいるのび太に、ドラえもんは「中学生ののび太なら、小学生のジャイアンに勝てるのでは?」と思い付き、早速2人は“タイムマシン”で3年後ののび太の部屋へと向かうことに。だが、話を聞いた中学生ののび太は「それどころじゃない」と言い相手にしてくれない。
「ぐうたら感謝の日」のび太が、6月は祝日が1日もなく楽しいイベントもないと嘆くのを聞いたドラえもんは、「休みたければ、休日を作ればいい」と“日本標準カレンダー”を取り出す。 このカレンダーに休日シールを貼ると、なんと日本中のカレンダーもそれに合わせて休日になるという。/「しずかちゃんの心の秘密」のび太は、しずかの誕生日に何をあげたら良いか、頭を抱える。あっと驚かせたいんだと言うのび太のために、ドラえもんは“カミぬきミラー”と“アンケーター”を取り出す。“カミぬきミラー”を使って、髪の毛を1本だけ抜き、アンケーターの中に入れると、その人の考えていることが分かるのだという。
「そのときどこにいた」居間の花瓶やコーヒーカップを倒してしまったのび太はママに謝ろうとするが、パパと真剣な顔で話をしていて聞いてくれず、後にしてと言われてしまう。泣いて落ちこむのび太を見たドラえもんは、“ある物が、ある時、どこにあったのか”を調べることができるひみつ道具“そのときどこにいた”を取り出す。/「シャラガム」学校から帰って来たのび太は、「まずは3時間みっちり勉強する」と宣言するが、最後までやり抜けない。のび太に始めだけ手伝ってくれれば後は一人でやれると言われたドラえもんは、口に入れてかむとガムシャラにやり遂げることが出来る“シャラガム”を取り出す。
ジャイアンに会わないよう、いつもとちがう道から下校しようとしたのび太だったが、ジャイアンにぶつかってしまい大あわてで逃げ出す。なんとか家に着いたのび太は、ドラえもんから、世界チャンピオンになったボクサーがボクシングを始めたきっかけの話を聞くと「右へ行くか、左へ進むか、道一本の違いがその人の将来を変えていくんだ!」と感心し、人生の分かれ道で迷った時に正しい道を教えてくれる道具を出してほしいと言い出す。それを聞いたドラえもんは選んだ道を進んだ場合の予想を、最大15分先まで映し出してくれるという“コースチェッカー”を取り出す。
火星人がいると信じるのび太は「絶対にいない!」と言うスネ夫と言い合いになる。ドラえもんは火星に行って確かめてみようと、未来の子どもたちが宇宙に遊びに行く時に使う“宇宙ピクニックセット”を取り出す。ピクニックセットの中の小さなロケットを空き地にセットするとみるみる大きくなり、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫の5人はロケットに乗って火星へ向かう。“絵本とりもち”を使って図鑑に載っている宇宙食を楽しんだのび太たちは、しばらくして火星に到着する。どんな環境でも生活できる“テキオー灯”を浴びて火星に降り立ち、“惑星探検カー”で探検したり、“宇宙バーベキューセット”でバーベキューを楽しむ。
のび太はイルカと泳いだスネ夫に憧れ、ドラえもんに「イルカと遊びたい」と頼むが、ママに「宿題をやってからよ!」ときつく言われてしまう。そこでドラえもんが“水よけロープ”を出し、海中で宿題をすることに成功。のび太が宿題を終わるまで、ドラえもんは潮干狩りに出掛けるが、しばらくすると、どこからか大きくて黒いイルカが現れ、うれしくなったのび太はイルカに“クロ”と名づけ、ジャイアンたちに自慢し始める。























