KADOKAWA Group
1969年10月5日スタート 毎週日曜夜6:30/フジテレビ系
ノリスケは、カツオとワカメをプールに連れて行く。しかし泳げないノリスケは、カツオたちに「おじさんはずっと浮き輪で浮いているだけだ」とからかわれる。後日サザエが波野家へ行くと、タイコから「ノリスケさんは最近プールに通っていて、水泳の練習を頑張っているみたいです」と聞かされる。
マスオの会社で、課長がデパートのネクタイ売り場にいる“早乙女さん”という店員が選んでくれたすてきなネクタイをしており、話題になる。課長はネクタイのおかげで気分が上がり、商談もうまくいったという。マスオも早乙女さんにネクタイを選んでもらおうと、さっそく休日、サザエとタラオと一緒にデパートへ行く。
道を歩いていた老人から“石橋さん”の家への道順を尋ねられたフネは、老人を見送った後、それが“石崎さん”の家への道順だったことに気付く。フネはそこにちょうど出て来たお軽に家の留守を見てくれるように頼み、急いで老人を追う。
同僚たちと飲んでいたマスオが、飲み直すため深夜に同僚たちを家に連れて来る。翌朝、サザエは玄関に見慣れない靴が置いてあるのに気付く。どうやら昨日来た客の誰かが、マスオの靴と間違えて履いて行ってしまったようだった。マスオはその靴を持って会社に行くが、「持ち主がいなかった」と言って靴を持ったまま帰宅する。
波平とカツオが電車に乗っていると、座席に荷物を置いて座っている若者がいた。波平はそれを注意し、席を空けさせ、立っていた老人に座るように勧める。すると、その様子を見ていた背広姿の男性が「これに出てみませんか?」と、波平に“すてきなお父さんコンテスト”という父の日のイベントのチラシを渡す。
雨の日、お気に入りの赤い傘を差して図書館に行ったサザエは、その帰り道、自分の持っている傘の柄に“N”のイニシャルがあることに驚く。他人の傘を持ち帰ってしまったと気付き、翌日、図書館に間違えた傘を返しに行き、自分の傘を受け取ろうとするが、サザエの傘も誰かが間違えて持ち帰ってしまっていた。
サザエが突然「歯が痛い」と言い出し、家族にタラオを任せてマスオの付き添いで歯科医院へ出掛けることに。実はこれはサザエとマスオが映画に行くためのうそだったが、それを承知の家族はタラオに気付かれないよう留守番する。しかし、サザエの歯痛を心配して待ち続けるタラオを見ると、ワカメもカツオも後ろめたい気分になってしまう。
サザエがカツオにお使いを頼もうとに子ども部屋に行くと、カツオは「今度テストがあるから」と机に向かっている。感心したサザエは、その姿に関心したサザエは、邪魔しては悪いと自ら買い物へ行く。しかし、カツオはサザエの声が聞こえてとっさに勉強をするふりをしていただけだった。そしてカツオは「うまくいったぞ」と漫画を読み始める。
サザエは、客が帰宅したと聞くと「珍しいわね、あの人長っ尻で有名なのに」と言い出す。ところがそこに、ちょうどうわさの客が忘れ物を取りに戻り、気まずい空気になる。家族から「サザエはいつも一言多い」とあきれられるサザエだったが、その翌朝、鏡の前でゆっくり髪を整えている波平に「どうせ変わらないんだから早くご飯に来て」とまたしても余計な一言を言ってしまう。
カツオは小遣いをためているワカメを見て感心するが、ワカメに「やっぱり忘れてる」とあきれられる。カツオは母の日のために2人で小遣いをためてプレゼントを用意する約束をすっかり忘れていた。ワカメはそんなこともあろうかと、別の約束もしているから大丈夫だと言う。
中島が学校で「おじいちゃんと新茶を飲んだ」と話す。それに対しカツオは「お茶なんてどれも同じ」と言うが、そんなカツオをよそに中島と女の子たちが新茶の話題で盛り上がり、「今度新茶パーティーを開こう」という話に。しかし、へそを曲げたカツオはそのパーティーへの誘いを断る。
ゴールデンウィークが近づき、子供たちは「どこかへ出かけたい」と言い出す。サザエとフネは最近仕事が忙しかった波平とマスオを気遣い、「お父さんたちには、ゆっくりしてもらいましょう」と言う。残念がる子供たちを見て、自分たちだけでカツオらを外出させてあげようと考える。
仕事帰りのマスオは、偶然会ったノリスケに家に招待される。一緒にタクシーに乗ると、ノリスケはメーターが上がる前に降りるため、近所にある豪邸の前でタクシーを停める。ノリスケはマスオに「運転手さんは僕がこの家の主人だと思ってますよ」と自慢する。マスオが家でその話をすると、カツオもその豪邸を知っていると言う。
休日前夜、穴子は「明日は休みだから」とマスオと遅くまで飲もうとするが、マスオはなぜか乗り気でない。穴子がその訳を聞くと「平日は慌ただしいので、休日の朝にいつもと同じ時間に起きてのんびり朝食をしよう」と家族で約束したと言う。その日、波平も飲んでいたが早めに切り上げ、子供たちも「明日のために」と早く寝かされる。
磯野家にイクラとタイコがやって来る。肩たたきに夢中になっているイクラに肩をたたかれ、肩が凝っていないワカメは困惑する。
かわいい花柄の封筒に入った差出人不明のファンレターを受け取ったカツオは、その差出人が誰なのかを突き止めようとする。
カツオは波平に「花見に連れて行ってよ」とせがむ。花見をしながら弁当を食べるのが格別なのだと言うカツオに、ワカメやタラも賛成するが、昨年マナーの悪い花見客のせいで嫌な思いをした波平は気が進まない。
カツオが波平に散髪をしてもらっている横で、サザエとフネがマスオから借りた写真を見て笑う。波平は写真が気になり首を伸ばすカツオを注意しつつ、サザエらに「見るなら向こうで」と促す。散髪後写真を見たがるカツオに、マスオは「あれはピンボケだから捨てちゃったよ」と話す。
6年生を送る会での“お別れのあいさつ”の作文をワカメが学年代表で読むことに。しかしまだ何を書くか決めておらず、悩んでいると話す。サザエから「卒業式の時、送辞に感動して思わず涙が出た」と聞いたワカメは、プレッシャーを感じてしまい、「みんなが感動して泣くくらいの作文を書かなくちゃ」と思い込んでしまう。
「温泉旅行に行ってのんびりしたい」と思った波平は、その事を家族に話す。「みんなで温泉に行こう」と盛り上がる磯野家だったが、その話はすぐに却下されてしまう。そんな中波平は、温泉旅行の予約をしていた同僚が急な仕事で行けなくなってしまったと嘆いているのを耳にする。
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2024年5月3日21:00
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2024年5月3日 21:30時点