年下の男のあらすじ一覧
花枝(風吹ジュン)と伊崎(高橋克典)の関係を勇一郎(平田満)ら家族の面前で暴露した次郎(高橋昌也)。卓(山崎裕太)も大学を辞め、植木職人をしているとぶちまける。不穏な空気に包まれる中、勇一郎は家を出ていく。そんな中、千華子(稲森いずみ)は次郎をそそのかしたのは梓(麻生祐未)だと見抜き、会社で問い詰める。だが、梓は開き直り、「絶対伊崎さんと結婚する」と言い放つ。一方、亜沙美(星野真里)は謙吾(賀集利樹)に、「千華子姉ちゃんを殺す」と宣言。千華子を呼び出し、千華子にはない若さを強調することで、千華子が自分にかなわないと知らしめようとする。
千華子(稲森いずみ)は京都で落ち合う伊崎(高橋克典)と花枝(風吹ジュン)を捕まえる。動揺して「伊崎と別れる」と泣き叫ぶ花枝をしり目に、千華子は伊崎に勇一郎(平田満)のために別れてくれと淡々と言い放つ。だが、伊崎は取り乱す花枝をより愛しく感じていた。一方、千華子を追ってきた謙吾(賀集利樹)は、何もしてやれない無力さから、自分は千華子に不釣り合いだと感じ、やけになって亜沙美(星野真里)を京都に呼び出す。京都から帰り、何もなかったかのように皆がふるまう山口家に、ある日、次郎(高橋昌也)が現われる。
伊崎(高橋克典)をあきらめると決めた千華子(稲森いずみ)は、落ち込みを隠せない。「自分に力をつけて生き直そう」と資格取得を決意するも、寂しさが募る。そんな中、次郎 (高橋昌也)の退院が決まり、「電柱広告の仕事がしたい」と伊崎に訴える。花枝(風吹ジュン)に会いにくくなると複雑な気持ちの伊崎に花枝は「この機会に会うのをよそう」と告げて電話を切る。一方、家族に黙って植木職人修業に打ち込む卓(山崎裕太)に、亜沙美(星野真里)は「謙吾(賀集利樹)が好きになった」と別れを告げる。亜沙美に事情を打ち明けられ、千華子への思いを強めていた謙吾は戸惑うが、「すぐ謙吾に走るほど軽くない」とのことばに安堵する。
千華子(稲森いずみ)は、母・花枝(風吹ジュン)と伊崎(高橋克典)の関係を知らぬまま、伊崎に再アタックすることを決意した。花枝も相手が伊崎とは知らず、「打つ手はある」と千華子を励ます。千華子は、ジムで伊崎の気をひくため、謙吾(賀集利樹)に迎えにきた恋人のふりをしてくれと頼む。後日、千華子と謙吾は、ジムで出会った伊崎の育ての親・次郎(高橋昌也)を送り、伊崎の家へ。そこで伊崎の苦労を知ったことで、千華子の思いはいっそう強くなる。一方、花枝は、平静を装うが、伊崎との一夜を忘れられず快活さを失う。