ごくせん(第1シリーズ)のあらすじ
久美子(仲間由紀恵)の素性をバラす週刊誌が発売された。学園中が困惑するが、慎(松本潤)ら3年D組の生徒たちはいつもどおりに久美子を受け入れる。そんな中、マスコミの陰湿な取材にキレた生徒たちが問題を起こしてしまう。久美子は生徒の退学処分の取り消しと引き替えに辞表を提出。その夜、龍一郎(宇津井健)は中途半端な気持ちの久美子をしかりつける。
偶然、連続強盗殺人事件の犯人を捕まえた慎(松本潤)たちは、一躍マスコミの注目を浴びる。久美子(仲間由紀恵)もクラス担任として、メディアに顔を出し、生徒以上に浮かれまくる。調子に乗った久美子は、写真週刊誌の24時間の密着取材を受けることに。だがその結果、大江戸一家に出入りする姿を見られてしまう。そんな矢先、熊井(脇知弘)の父親・和雄(六平直政)が心臓発作で急死する。和雄に反発していたことを悔やむ熊井は自暴自棄になり、家を飛び出し、学校も無断で欠席するようになる。
女性と腕を組んで歩く篠原(沢村一樹)を目撃した久美子(仲間由紀恵)はショックを受ける。翌日、猿渡(生瀬勝久)の妻・さち子(秋山菜津子)に勧められた見合いを思わず承諾。見合いで失態ばかりだった久美子に、相手の伊集院(樋口浩二)は交際を申し込む。そんな折、南(石垣佑磨)が万引きの疑いをかけられ、一緒にいた慎(松本潤)らも捕まってしまう。
白金学院のバレーボール部が全国大会出場を決めた。久美子(仲間由紀恵)は内山(小栗旬)らを口説いて応援団を結成。練習を始める。そんな矢先、バレー部の垂れ幕が切り裂かれる事件が発生。慎(松本潤)らは、かつてバレー部に所属し、暴力事件で退学処分を受けた黒崎(塚本高史)の仕業とにらむ。黒崎は部の顧問・岩本(甲本雅裕)への復讐を考えていた。
川嶋(中澤裕子)の息子・裕太(小堀陽貴)が、別居している川嶋に会いに白金学院を訪れる。だが、川嶋は研修会のため裕太の相手ができず、代わりに久美子(仲間由紀恵)が1日預かることに。翌日、迎えにきた裕太の祖父母に、嫌がる裕太をあっさり引き渡した川嶋。それを見ていた慎(松本潤)たちに「それでも母親か!」と責められ、裕太が実の子ではないことを告白する。