ムコ殿2003のあらすじ一覧
ヒカリ(星野真里)のマネージャー・遠藤(平賀雅臣)の画策で、裕一郎(長瀬智也)の結婚が世間に広まった。衝撃を受けて傷ついた裕一郎のため、小峰(つんく♂)は結婚ネタを否定しようと奔走。筋山(松下由樹)も気落ちした裕一郎を懸命に元気づけようとするが、そのかいむなしく裕一郎は引退を決意する。そんな中、裕一郎を心配する南(酒井法子)から電話が入る。
裕一郎(長瀬智也)の母と名のる女性・芙美子(風吹ジュン)から事務所に電話が入った。黙っている代わりに大金を工面しろとの要求に筋山(松下由樹)はイタズラと思い込む。一方、その一部始終を知ったヒカリ(星野真里)のマネージャー・遠藤(平賀雅臣)は芙美子を利用してスキャンダルを入手しようと計画。母親の証拠を突きつけ、裕一郎を芙美子と対面させる。
南(酒井法子)の8歳になる息子・大(須賀健太)が前夫と帰国した。裕一郎(長瀬智也)は南と大の再会を快諾するが、西絵(篠原涼子)から大が南を拒絶していると聞く。実母と会いたくない子供はいないと信じる裕一郎は、大と直接会って理由を聞くが、南のことは忘れたと一蹴されてしまう。一方、裕一郎の事務所に、移籍を希望するヒカリ(星野真里)が訪れる。
東子(岸本加世子)に“ご対面番組”から出演依頼が舞い込んだ。約30年間音信不通だった東子の実の父が捜しているという。出演を拒む東子を心配する裕一郎(長瀬智也)は河村(与座嘉秋)に頼み、東子の父の情報を番組関係者から収集。父の余命が幾ばくもないと聞いた裕一郎が東子を説得する中、東子には育ててくれた守(黒沢年雄)への遠慮があると気づく。
河村(与座嘉秋)の参加した合コンで、北絵(三浦理恵子)とテレビ関係者・笹川(赤坂晃)が交際中だとわかった。後日、産婦人科に入る北絵を西絵(篠原涼子)が目撃。西絵が詰問すると北絵は笹川の子を宿したが堕胎すると軽く話し、2人は誕生日を前に険悪な仲に。一方、笹川から北絵が産む気だと聞いた裕一郎(長瀬智也)は、西絵に話を聞くように勧める。
裕一郎(長瀬智也)のライブ会場にヒカリ(星野真里)が訪れた。ヒカリの思いを知るマネジャーの遠藤(平賀雅臣)はその姿を盗撮。名を売るためにスキャンダルとして週刊誌に掲載させ、裕一郎にもヒカリの電話番号を渡して連絡させるように仕向ける。後日、記事を見た筋山(松下由樹)が裕一郎に南家への帰宅禁止を命令。過熱する熱愛騒動に南(酒井法子)も疑いを抱く。
西絵(篠原涼子)が、あきら(末永遥)のようすがおかしいことに気づく。裕一郎(長瀬智也)に優しく、西絵がバカにしてもかばう姿を不思議に思い、全員であきらを詰問。すると、新人アイドルを発掘する「桜庭裕一郎の妹オーディション」をないしょで受け、最終選考に残ったと告白する。一同が驚く中、西絵はあきらの胸中を見抜く。あきらは裕一郎の婿入りを勧めて身内にして、デビューへの道をたぐり寄せようとしていたのだ。後日、裕一郎が筋山(松下由樹)にあきらの件を伝えると、筋山は激怒する。
裕一郎(長瀬智也)の出演するCMが賞を獲得した。自宅でそのもようを見ていた東子(岸本加世子)らが南(酒井法子)をからかう中、芸能人を毛嫌いする西絵(篠原涼子)はうわつく一同を怒鳴りつける。その夜、入浴のため全裸で家を徘徊していた裕一郎が西絵と鉢合わせ、さらに気まずい関係に。一方、西絵は、急性骨髄性白血病で自分の命が長くないことを察知して自暴自棄になっていた少女・美幸(碇由貴子)に手を焼いていた。ある日、美幸が小児がんの男の子に助からないと告げたことを西絵は激しく叱咤する。
東子(岸本加世子)が、刑事役を演じる裕一郎(長瀬智也)の演技指導を偶然担当することに。収録現場で芸能人を見て、東子は大はしゃぎ。警備員の与謝野(五木ひろし)に締め出されてしまう。そんな折、与謝野は元警官で東子の同僚・山本(おかやまはじめ)の先輩と判明。さらに、優しい人柄の独身だと聞き、裕一郎は37連敗中の東子に見合いをさせようと思い立つ。
裕一郎(長瀬智也)が南(酒井法子)と同居を開始。筋山(松下由樹)は裕一郎の結婚話が広まらないよう、付きっきりで行動するが、私生活を捨てて裕一郎を独占しているとの噂を聞いてがく然。そんな中、筋山は元交際相手で広告代理店に勤める櫛野(高橋克典)と再会。心を許して裕一郎の宣伝戦略を話してしまう。後日、裕一郎は姿を見せなくなった筋山を心配する。
女性中心の大家族に婿入りした大スターが、家族の騒動に巻き込まれるホームドラマ。 トップスターの桜庭裕一郎(長瀬智也)は、ふだんはいいかげんな服装の青年。ある日桜庭は、年上の図書館司書・南(酒井法子)にひと目ぼれ、つきあいだす。南の実家では、東子(岸本加世子)ら姉妹の好奇の視線を浴びる中、正体を告白。それを受けて南も、自分に離婚歴があることを正直に告げる。一方、桜庭の事務所では、マネージャーの筋山(松下由樹)と社長・小峰(つんく♂)が桜庭の恋愛話を聞き仰天。筋山は桜庭とともに、南の実家を訪ねる。