ぼくの魔法使いのあらすじ一覧
留美子(篠原涼子)の母・たまき(木内みどり)に子づくりをするよう助言された道男(伊藤英明)。が、田町(古田新太)の姿が頭に浮かび、留美子を愛せなくなる。道男が倦怠期を迎えたと思い悩む中、田町が変身体験を書いた自伝がベストセラーに。しかし、内容がデタラメとバッシングされた田町は、留美子にテレビで変身するよう依頼。同じように変身の悩みを抱えた人々を救う活動を始めた留美子は快諾するが、道男は留美子がさらし者になると反対。互いのすれ違いを感じた2人は離婚を決意する。
田辺(阿部サダヲ)から、スランプの演出家・上野パンダ(及川光博)に台本の催促をするよう頼まれた道男(伊藤英明)。パンダの部屋を訪れ、台本を急かすが、うまくはぐらかされる。公演の開催が危ぶまれる中、リハーサルでパンダと、元恋人で劇団の女優・香織(須藤理彩)が衝突。香織は実家へ帰ってしまう。窮地に立ったパンダは、公演中止を宣言。納得できない道男と留美子(篠原涼子)は、パンダの部屋に台本と同じタイトルの漫画があったことを思い出す。パンダは過去に作品を盗作したことを悩み、脚本が書けないでいた。
変身したまま元に戻らない留美子(篠原涼子)と田町(古田新太)。2人と同居を始めた道男(伊藤英明)は、留美子との甘い生活のギャップに苦しんでいた。ある日、広吉代理店に新興の女子高・聖すみれ学園の校長・橋本(銀粉蝶)から、近所にある同名のキャバクラの名前を変えさせるよう依頼が入る。早速、田辺(阿部サダヲ)とその店を訪ねた道男だが、全く店長に相手にされず引き下がる。法的にも店名変更が困難と知った道男は、パブの売り上げが落ち込んだと恨む小松(大倉孝二)とスーザン(ベッキー)に店の内情調査を指令。店に潜入した小松は交際中の女子高生・明日美(前田愛)と対面、裏切られたと落ち込む。
OL・恭子(宝生舞)から、飲み会の誘いを断わるために恋人のフリをしてほしいと依頼された道男(伊藤英明)。留美子(篠原涼子)を気にしながらも承諾する。一方、病院で西(小田茜)の妊娠が間違いだったと判明。ショックを受ける西に対し、蟹(西村雅彦)と田町(古田新太)はそれぞれ自分の子供ができたと大喜び。そんな中、酔って暴れる恭子を目撃した田辺(阿部サダヲ)は、下戸という恭子の正体を確かめようと、合コンを開く。すると酒を飲んだ恭子は酒乱に豹変。道男は、落ち込む恭子に断酒させようと特訓を始める。
道男(伊藤英明)はもう一度互いの頭をぶつけ合うよう、留美子(篠原涼子)と田町(古田新太)に提案。ショック療法で2人の変身を治そうとする。その後、留美子が記憶をたどっても変身しないことから、道男は、完治したと喜ぶ。そんな中、広吉代理店に、取引先から贈られる“いちじく大福”に困る金子(恵俊彰)から、大福の処分依頼がくる。イチジク嫌いの金子は、取引先の好意を無にできず悩んでいた。蟹(西村雅彦)と道男は、大福の贈り主で道男の元上司・桜庭(斉藤洋介)と対面、金子の事情を伝える。ショックを受けた桜庭は、自殺未遂騒動を起こす。
記憶を呼び起こそうとした留美子(篠原涼子)は、蟹(西村雅彦)らの前で田町(古田新太)に変身。驚く一同に、道男(伊藤英明)は留美子が変身するようになった経緯を説明するが、信じてもらえない。外に飛び出し、鏡で自分の姿を見た留美子はショックを。事実を隠していた道男とケンカし、実家に帰る。そんな中、広吉代理店にマリー(岸田今日子)と名のる女性から、何も聞かずに荷物を運んでほしいという依頼が。蟹らは大仕事だと張り切る。一方、道男は変身の事実を伝えるため、田町が経営する記憶術教室に通いはじめる。
留美子(篠原涼子)が田町(古田新太)に変身する事実を悩んだ道男(伊藤英明)は、留美子と病院へ。が、逆に道男が正気を疑われる。そんな中、蟹(西村雅彦)の姪・ナオミ(平山あや)の東京案内をすることになった道男らは、原宿で挙動不審なナオミを見とがめる。ナオミの上京の裏には、芸能界にスカウトされたいとの野望があった。ナオミがオーディションを受けると知り、道男らは、レッスンの名目で芸能界をあきらめさせようとする。そんな折、ナオミの母・悦子(根岸季衣)が上京。道男にナオミとの不仲を相談する。
広吉代理店に息子を部屋から出してほしいとの依頼が。道男(伊藤英明)と田辺(阿部サダヲ)は、引きこもっている黒紋一家の組長・黒木(温水洋一)を説得するが、あっさり拒絶された。一方、留美子(篠原涼子)は、翻訳の仕事を始める。流暢に英語を話す留美子に、道男は、留美子の本当の姿が田町(古田新太)ではないかとあらぬ妄想を抱く。そんな中、道男は組の命運を握る会合に黒木を出席させようとするが、黒木は会合相手の、幼なじみの富士山(六平直政)に会いたくないと拒否。道男を助けようと黒木の部屋の記憶をたどった留美子は、田町に変身する。