蝉しぐれのあらすじ
欅御殿で里村派の刺客を撃退した文四郎(内野聖陽)は、村役人・藤次郎(小林勝也)の家でお福(水野真紀)と合流。だが、城下へ続く道は里村派の追っ手が固めており、通ることができない。藤次郎は船を使うことを提案する。少人数しか乗れないため、逸平(石橋保)らとは別れ、文四郎が一人でお福とお福の子供を送り届けることに。城下に入った後、文四郎はお福の手を引いて暗がりを進む。お福が身を寄せ、文四郎への思いを告白しようとしたとき、何者かの気配が。文四郎は忍者(安岡英之)を発見し、斬り捨てる。そして家老・横山(柄本明)の屋敷に到着した文四郎とお福に、今生の別れの時が来る。