やまとなでしこのあらすじ一覧
桜子(松嶋菜々子)と東十条(東幹久)の結婚式が近づき、二人が佐久間(西村雅彦)の家に招待状を届けに訪れる。そこへ偶然、欧介(堤真一)と若葉(矢田亜希子)が残り物の魚をもってくる。桜子はきまずくなるが、欧介が「結婚の前祝いをしよう」と言い出し、みんなで食事をすることに。佐久間が真理子(森口瑤子)にプロポーズしたときの話が披露されるなど和やかな食事会になる。そんな中、桜子は佐久間から「何が自分にとって本当に大切なのか、気づくことの方が難しい」と言われ、心に引っ掛かりを覚える。一方、佐久間家からの帰り道、欧介は若葉から「私は欧介さんの何なんですか」と問い詰められる。
欧介(堤真一)は、魚春の差し押さえを防ぐために金策に奔走するが、徒労に終わる。桜子(松嶋菜々子)は、若葉(矢田亜希子)から魚春の土地に東十条(東幹久)の病院が建つことを知らされるが、気にも留めない。そんな折、欧介は得意先で馬主の六助(西村淳二)に持ち馬が全く勝てないと相談される。欧介は数式を駆使して馬の勝率を計算し、勝率が99%と弾き出す。翌日、その馬がレースで圧勝。感心した六助は未勝利の持ち馬が勝てるか相談し、欧介を週末の馬主席に招待する。計算上、馬が勝つことが分かった欧介は、魚春を救うために馬券を買う。レース当日、欧介が馬主席にいることを知った桜子は馬主との出会いを求めて競馬場に駆け付ける。
桜子(松嶋菜々子)は、中学校の同窓会に出席した。その席で中学時代に憧れていた宮脇(浜田学)と再会。桜子は宮脇が人気ブランド会社の社長と知り、宮脇に狙いを定める。宮脇がワインで桜子のスーツを汚したことがきっかけで二人はいい仲に。数日後、桜子は宮脇のブティックで若葉(矢田亜希子)の服を買いに来た欧介(堤真一)と出会い、気まずくなった欧介は店を出る。その後、試着をしていた桜子は店員たちの話から宮脇がいつもわざと相手の服を汚して女性を口説いていることを知る。そんな折、桜子のアパートが漏電が原因で火事に。その場に居合わせた欧介は桜子の衣装を取りに火の中に飛び込む。
欧介(堤真一)のうそに気づいた桜子(松嶋菜々子)は、欧介に別れを告げ、即座に東十条(東幹久)と婚約をした。だが、結婚当日までに東十条以上の金持ちと巡り合うチャンスを求め、再び合コンに精を出す。そんな折、桜子が合コンから家に帰ると、以前合コンで知り合った穴水(NARUKO)が待っていた。会社が破産し、ヤケになった穴水は桜子に襲い掛かるが、偶然その場に現れた欧介が桜子を救う。金にしか興味のない桜子にあきれた欧介は「愛情や心はどうでもいいんですか」と忠告する。しかし、桜子は「愛情で人は幸せになれますか」と突き放す。
金持ちにしか興味が持てないスチュワーデスと過去の失恋から立ち直れない元数学者の鮮魚店での恋を描くラブストーリー。桜子(松嶋菜々子)は才色兼備のスチュワーデス。幼少時代の極貧生活の影響から、金持ちの男にしか興味を示さない。フライト後は、より金持ちの結婚相手を探し合コンを繰り返していた。一方、今は実家の鮮魚店を切り盛りする欧介(堤真一)は、7年前の大失恋が原因で恋愛ができないでいた。ある日、欧介の友人で医者の佐久間(西村雅彦)が、機内で知り合った桜子らとの合コン話を欧介に持ち掛ける。欧介は参加を渋るが、友人の粕屋(筧利夫)に促され、嫌々出席。その席で欧介は桜子に一目ぼれする。
























