恋文〜私たちが愛した男〜のあらすじ一覧
将一(渡部篤郎)からプロポーズを受けた江津子(和久井映見)は、美木子(いしだあゆみ)に相談。苦悩しながらも元気づけられた江津子は、ついに答えを出す。一方、将一は身勝手な行動で優(泉澤祐希)らを苦しめたことで自分を責め、罪を償うかのように必死で働いていた。その痛々しい姿を見て、計作(寺尾聰)は将一を諭す。そんな折、郷子(水野美紀)は、将一との離婚について一度は拒否したものの悩み、会社の部下・誠(要潤)に相談。将一との関係をはっきりさせるべきだと考え直した郷子は、江津子と2人きりで話し合おうと再び病院を訪れる。
江津子(和久井映見)が手術を受けることになり、将一(渡部篤郎)は江津子の叔父・田島(岡本信人)に同意書をもらいにいくことに。交渉事の苦手な将一に、郷子(水野美紀)は同行を申し出る。鎌倉から高崎までの、将一と2人きりの“旅”を江津子に悪いと思いつつ、楽しむ郷子。しかし、田島の家のそばまで来ると、将一はひとりで行くと言いだした。郷子は急に男らしくなった将一を見て複雑な気分になる。一方、家を訪ねた将一は、江津子への思いやりもなく葬式の話を持ち出す田島に、怒りをあらわにする。
江津子(和久井映見)から、また郷子(水野美紀)に会いたいと言われた将一(渡部篤郎)は郷子に頼むが、断わられる。結婚記念日が近づき、郷子は将一がその日は家に帰るのではと期待していた。そんな折、江津子から誕生日が10月25日だと聞いた将一は郷子のことを気にかけつつ江津子とデートを。一方、郷子は将一が食べたいと言っていた料理を作り、将一の帰りを待っていた。デートが終わり、江津子を病院に送り届けて家の前までやってきた将一だが、入れずに帰る。数日後、郷子は、病院で将一の姿を捜しているところを江津子に見つかってしまう。
将一(渡部篤郎)の働く漁協を訪れた郷子(水野美紀)は、将一が江津子(和久井映見)のそばにいることを認める。その条件として郷子は江津子に会いたいと発言。将一のいとこを装い見舞いにいくことに。江津子に会った郷子は女同士の話があると将一を不安にさせるが、将一にまつわる話で江津子を和ませる。一方、将一の行動をいぶかる息子・優(泉澤祐希)にも将一が家を出た理由を正直に話す。そんな中、郷子の雑誌の相談コーナーに優からの手紙が。そこには将一の行動に戸惑う優の本心が書かれていた。