エ・アロールのあらすじ一覧
来栖(豊川悦司)の息子・昇(三觜要介)の家出事件以来、麻子(木村佳乃)は来栖の本心がつかめず悩んでいた。そんな中、来栖は麻子に押し切られ、メンバー全員が介護士の資格をもつバンドのエ・アロールでのライブ開催に許可を出す。来栖への思いをますます募らせていた杏子(吉行和子)は、ライブを前に、来栖の隣の席に座ろうと張り切る。一方、立木(緒形拳)は玲香(草笛光子)にプロポーズしようと決意を新たにしていた。が、玲香はライブに野村 (津川雅彦)を誘っており、立木はいらだちを抑えきれない。立木は「玲香さんはあんたに同情しているだけ」と言い放ち、機嫌を損ねた野村は、会場から立ち去る。やがて、野村は訪ねてきた玲香にも皮肉を言ってしまい、2人の仲は険悪に。
老人ホームの入居者の自由な恋愛模様とホーム院長の葛藤を描く。 元大学病院の医師・来栖(豊川悦司) が、亡き父から東京の都心に建つ老人用施設「ヴィラ・エ・アロール」の院長を継いで約半年。だが、来栖は入居者のあらゆる自由を重んじる施設の方針になじめず、気の重い日々を過ごしていた。そんな中、入居者の岡本(吉行和子)が、好意を寄せる理学療法士のスタッフ・藤谷(安居剣一郎)に積極的なアプローチを開始。結果、藤谷の仕事に支障が起きる。藤谷らの訴えにより、来栖は岡本の娘・泰子(秋山菜津子)を呼び出し、家族から注意するよう催促。その後、岡本は部屋でふさぎ込みがちになる。いきさつを知った入居者の立木(緒形拳)は、来栖に無神経すぎると指摘する。

























