マンハッタンラブストーリーのあらすじ一覧
突然、忍(塚本高史)がマンハッタンを辞めたいと言いだし、店長(松岡昌宏)は悲しくて仕方ない。同じころ、千倉(森下愛子)は「軽井沢まで迎えにいらっしゃい」の打ち切りが決まり、ショックのあまり引退を宣言する。落胆する千倉を見た土井垣(松尾スズキ)は、江本(酒井若菜)と婚約したと報告しつつも、千倉を元気づけようとする。一方、赤羽(小泉今日子)は店長から1週間も電話がこないことにやきもきしていた。めったに話さない店長の口からどうしても「好きだ」ということばを聞きたいとごねる赤羽に、井堀(尾美としのり)はラブレターを書くことを提案する。
蒲生(塚本高史)の秘密を知った衝撃で、店長(松岡昌宏)は倒れてしまう。店長に代わり、船越(船越英一郎)が一日店長を務めることに。意識の戻った店長は、船越のコーヒーを飲む赤羽(小泉今日子)を見てさらに落ち込む。常連客らは店長の「限界」と書いた置き手紙を見て店長が自殺するのではと心配する。そんな折、店長の兄を名のる中年の男(忌野清志郎)が「マンハッタン」を訪れ、店長の名前を明かす。一方、店長は東京を離れ、いなか町へ。店長は偶然、江本(酒井若菜)に遭遇し、江本の実家「コーヒーえもと」で働くことに。
「マンハッタン」に役者・船越英一郎(船越英一郎)がやって来る。船越は店長(松岡昌宏)のコーヒーを絶賛し、店長はその態度に感激。居合わせた江本(酒井若菜)も、船越に好意を抱く。船越と番組で共演した江本は、番組終了後に食事に誘うが、あっけなく断わられてしまう。一方、店長は、常連客の恋が気になってしまう自分にいら立ちはじめる。そんな折、マンハッタンでドラマ「軽井沢まで―」のロケをすることに。偶然、店を訪れた赤羽(小泉今日子)は静岡・熱川の一件以来、音信不通だった別所(及川光博)と顔を合わせる。
土井垣(松尾スズキ)は江本(酒井若菜)のマンションから出てくる姿を写真週刊誌に撮られてしまう。千倉(森下愛子)に責められる土井垣だが、別れたから関係ないと逆ギレ。店長(松岡昌宏)は2人の破局に驚くが、土井垣の勘違いだとわかり、千倉は江本と別れることを条件にこれまでどおりの関係を続けることに。その一方、土井垣は自宅に書き置いた離婚届で妻・春子(YOU)に詰問され、離婚はしないと断言される。そんな中、別所(及川光博)はパブで酔いつぶれた赤羽(小泉今日子)を送り届け、そのまま泊まることに。
赤羽(小泉今日子)は、乗客として知り合った別所(及川光博)とつきあうことになり有頂天。だが、「マンハッタン」では、別所が店によく来る千倉(森下愛子)に愛の告白をする。それを見た店長(松岡昌宏)は、赤羽に別所を追いかけるよう促したことを後悔する。そんな折、中央テレビにいた常連客・江本(酒井若菜)からコーヒーの出前を頼まれる。断固拒否するつもりでいた店長だが、赤羽にコーヒーを飲んでもらえなかったため、出前を受けることに。店の器械を持ち込み中央テレビに行く店長だが、エレベーターホールで別所と千倉がキスをする場面を目撃。一方、赤羽は、別所が好きな人は千倉だと知らず、昔の不倫体験のせいで男性不信に陥ったと、千倉に恋の相談をする。
喫茶店を舞台にマスターと常連客が繰り広げる恋愛劇。 純喫茶「マンハッタン」の店長(松岡昌宏)は、コーヒーに強いこだわりをもち、客がコーヒーの飲み方も知らないと嘆いていた。ある日、タクシー運転手・赤羽(小泉今日子)が、ダンサー兼振り付け師の別所(及川光博)が忘れた携帯電話を渡すため、「マンハッタン」を訪れる。すっぽかされ憤慨する赤羽だが、別所に思わせぶりなことを言われ、別所のことが気になりだす。一方、店長は赤羽にコーヒーを飲んでほしいと願ううち、赤羽の恋の成就に奔走する。