アットホーム・ダッドのあらすじ
和之(阿部寛)に、仕事の依頼が舞い込んだ。半信半疑のまま面接へ出向いてみると、想像以上に大きな仕事であることが判明する。大喜びの和之は優介(宮迫博之)と健児(永井大)にすぐに報告。だが、勤務先が上海であることを正社員になったばかりで張り切っている美紀(篠原涼子)になかなか言い出せない。数日後、健児が発端で近所の主婦たちに一気に広まり、結局は美紀の知るところに。美紀はまず自分に相談してくれなかった和之を責めるが、やりたい仕事にめぐり合えたことを祝福。自分の仕事や理絵(安藤咲良)の友達のこともありしばらくは悩むが、いっしょに上海に渡ることを決断する。
和之(阿部寛)の作品が大きな広告賞を受賞した。優介(宮迫博之)は、周りから能力を認められた和之をうらやむ。が、受賞した和之のもとにはさっぱり仕事の誘いが来ない。業を煮やした和之は、受賞パーティーで知り合った脈のありそうな会社に電話をし、仕事を回してもらえないか相談をする。そんな中、美紀(篠原涼子)が出張に出ることに。その夜、理絵(安藤咲良)がカゼをひいた。つきっきりで看病をする和之のもとに、以前の会社の部下・加藤(榊英雄)から、至急面接に来られないかと電話が入る。
優介(宮迫博之)が、スーパーでパートを開始した。家事に慣れて時間をもてあます和之(阿部寛)も、やってみたいと思うように。家事を今までどおりこなすことを条件に美紀(篠原涼子)を説得。スーパーで働きはじめる。しかし、想像以上に疲れる仕事で、家事が手抜きに。そんな中、和之はスーパーの店長にセンスを認められ、土曜日に店内のディスプレイを手伝ってほしいと頼まれる。美紀も出勤日のため、和之は理絵(安藤咲良)を優介に預けることに。だが、理絵が優介の家から姿を消してしまう。
和之(阿部寛)と優介(宮迫博之)は2人でスーパーへ。無計画に買い物をする和之に、優介はあきれる。そんな中、和之は理絵(安藤咲良)から誕生日に高価なプレゼントをねだられる。いつの間にか減ってしまっていた生活費から買うのは困難と思った和之は、優介に節約を相談。優介は生活を少しずつ見直すよう勧めるが、一気に万円単位のお金をつくりたい和之はイライラ。効率よくお金をつくる方法を真剣に考える。そんな中、美紀(篠原涼子)に、仕事をしながらできるというアルバイトの話が舞い込む。
理絵(安藤咲良)が、私立小学校を受験したいと言いだした。が、受験の大変さを心配する美紀(篠原涼子)は反対。和之(阿部寛)も初めはピンとこないが、岩崎(川島なお美)らから話を聞くうちに一転、理絵に受験をさせることにする。後日、受験について本などで知識を深めた和之は、優介(宮迫博之)といっしょに進学塾へ説明を受けに出かける。優介も亮太(吉川史樹)の受験を考えはじめると、2人は岩崎も受けるという塾の親子模擬面接を予約。模擬面接でカッコ悪いところを見せたくない和之は、優介に頼んで模擬面接の練習をすることに。