新しい風のあらすじ一覧
真子(ともさかりえ)は、次の選挙を無所属で戦うと決めた昴(たかし・吉田栄作)の秘書になる決意を。だが、周囲は、進民党からの離党に渋い顔をする。林原(段田安則)もまた、昴が自分に何の相談もなく離党を決断したことに憤り、去っていく。そんな中、昴の父の病状が急変したとの連絡が。病院に駆けつけた昴は、父が、ずっと自分の選挙を見守っていたことを知る。そして、昴らは自宅に事務所を構え、2人だけの選挙運動を開始。そんな2人の耳に、舟木(石橋蓮司)が警察の家宅捜査を受けたとの知らせが届く。
選挙運動を終え、昴(たかし・吉田栄作)たちは大きな満足感に包まれた。投票日当日、林原(段田安則)は最後のあいさつ回りをするよう勧めるが、昴は、後はゆっくり結果を待とうと断わり、家族そろって外出。久しぶりに昴といっしょに過ごせてはしゃぐ萌(森迫永依)を見て、真子(ともさかりえ)も幸せを感じる。が、裏では、舟木(石橋蓮司)陣営が商店街を回るなどして最後のひと押しに尽力していた。そして開票当日、昴らは選挙運動事務所に集合。選挙特番の中で、沙希(新山千春)の取材を受けた真子の姿が映る中、開票結果の速報が流れる。
真子(ともさかりえ)たちの新居に美登里(野際陽子)が訪ねてきた。美登里は真子に代議士の妻としての心得を伝授する。感化された真子は昴(たかし・吉田栄作)のために何をするべきか考える。そんな中、真子は萌(森迫永依)の同級生の母親たちと会食。「お近づきのしるしに」と全員の食事代を払う。が、鉄也(高知東生)から、「公職選挙法に抵触する」と聞かされ、金を取り戻しに行くはめに。一方、とうとう衆議院が解散し、昴は本格的な選挙戦に突入。知名度が低い昴の陣営には運動員が集まらず、人手不足に悩まされる。
萌(森迫永依)との関係に悩み、真子 (ともさかりえ)が眠れずにいた夜、遅くなって昴(たかし・吉田栄作)が帰宅。昴は、中澤(植木等)に代議士になれと勧められたことを明かす。翌朝、昴は、執念深く追っていた汚職事件の記事を他紙に出し抜かれたことを知り、慌ただしく出社。真子は萌のことを相談する機会を逃してしまう。どう接するべきか迷ったまま、学校に萌を迎えにいくが、姿が見当たらない。さつき(市毛良枝)の家にもおらず、真子は途方に暮れる。一方で昴は、政治記者の仕事に打ち込みつつも、中澤の誘いに心揺れる自分を感じていた。
夫の転身で、突然代議士夫人となった女性の視点から政界を描く。 絵本作家志望の真子(ともさかりえ)は、新聞記者の昴(たかし・吉田栄作)と出会い結婚。昴の娘・萌(森迫永依)の母となり、血のつながらない萌の心をつかもうと苦心する。一方、昴は政界の大物・中澤(植木等)の総裁選立候補の陰にある汚職を追及。中澤を裏切り、敗北に追い込んだ杉内(三津田健)が不正な献金を受け取っていたと突き止める。そんな中、中澤から昴に会いたいとの申し出が。中澤は、自派閥から次の選挙に立候補する人材を探していた。

























