農家のヨメになりたいのあらすじ
和子(わこ・深田恭子)が外泊理由を偽っていたことがバレ、父・薫(ガッツ石松)が村を訪れる。強引に連れ帰ろうとする薫に、和子は農業を続けたいと訴える。そんな中、タマ(宮本信子)が農業をやめると宣言。誠(中村俊介)は猛反対するが、タマの意思は固かった。その後、東京に戻った和子は薫を必死で説得し、再び村を訪れる。1週間後の畑の売却に向け準備が進められる中、和子は荒地で寂しげに土を触るタマを目撃。辰次(加藤武)からその荒地が、タマが農家の嫁にきて初めて耕した土地だと聞く。和子はタマに熱意を伝えるため、荒地を畑に戻すことを決意。説得をあきらめかけていた誠も、再び立ち上がる。
有給休暇を利用して、誠(中村俊介)の実家の農業を手伝いはじめた和子(深田恭子)。しかし、あいかわらず誠は和子に冷たく、誠の幼なじみ・やよい(松本莉緒)も和子をライバル視するなど周囲の風当たりは強かった。そんな中、誠は村一番の土作り名人・辰次(加藤武)に堆肥の作り方を教わりにいく。辰次は村を出て東京で働いていた誠に不信感を示しつつも、誠の真剣さに折れ、山でその方法を伝授することに。が、誠を追って山に入った和子を見るや不機嫌になり、足を滑らせてケガをしてしまう。辰次は和子が原因でケガをしたと激怒。和子が東京に戻るまで、誠には堆肥作りを教えないと言いだす。